東京から軽井沢へ新幹線で向かう場合、北陸新幹線を利用します。東京駅から軽井沢駅まで、最短で約1時間という驚きの速さでアクセス可能です。かつては在来線で3時間以上かかっていた道のりが、新幹線開業によって劇的に短縮されました。
この記事では、東京から軽井沢までの新幹線での行き方を徹底解説します。料金体系から割引きっぷ、東京駅での乗り方、さらには軽井沢の歴史的な魅力まで、知っておくと役立つ情報を網羅的にお伝えします。
東京から軽井沢まで新幹線で行く方法【基本情報】

利用する新幹線の種類と停車パターン
軽井沢へ向かう北陸新幹線には、「かがやき」「はくたか」「あさま」「つるぎ」の4種類があります。ただし、このうち軽井沢駅に停車するのは「はくたか」と「あさま」のみです。「かがやき」は最速達タイプで軽井沢を通過し、「つるぎ」は富山〜敦賀間の区間列車なので東京からは利用できません。
| 列車名 | 運行区間 | 軽井沢停車 | 所要時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| かがやき | 東京〜敦賀 | 通過 | — | 最速達、全車指定席 |
| はくたか | 東京〜敦賀 | 一部列車のみ | 約1時間 | 準速達タイプ |
| あさま | 東京〜長野 | 全列車停車 | 約1時間10分 | 各駅停車タイプ |
⚠️ 重要:「かがやき」と一部の「はくたか」は軽井沢を通過!
最速達列車の「かがやき」は軽井沢駅を通過します。また、「はくたか」も一部列車のみ軽井沢に停車するため、乗車前に必ず時刻表で停車駅を確認してください。確実に軽井沢に停まるのは「あさま」です。
東京駅から軽井沢駅までの所要時間
東京駅から軽井沢駅までの所要時間は、利用する列車によって異なります。最速の「はくたか」で約1時間、「あさま」では約1時間10分〜1時間20分程度です。この差は停車駅の数によるもので、「はくたか」は大宮の次に軽井沢に停まる便もありますが、「あさま」は熊谷・本庄早稲田・高崎・安中榛名にも停車します。
以前は在来線の特急「あさま」で約2時間半〜3時間かかっていました。1997年の北陸新幹線(当時は長野新幹線)開業により、所要時間は半分以下に短縮。これにより日帰り旅行も十分に可能な距離となり、軽井沢の観光客は開業前と比較して約2倍に増加したと言われています。
・在来線特急「あさま」(〜1997年):約2時間30分〜3時間
・長野新幹線「あさま」(1997年〜):約1時間10分
所要時間は約60%短縮されました。
北陸新幹線の歴史と軽井沢への影響
北陸新幹線は、1997年10月1日に東京〜長野間で「長野新幹線」として開業しました。この開業は、翌年1998年に開催される長野冬季オリンピックに合わせたものでした。2015年3月には金沢まで延伸され、正式に「北陸新幹線」という名称に統一。2024年3月には敦賀まで延伸され、北陸と首都圏のアクセスがさらに便利になっています。
軽井沢にとって新幹線開業は、観光地としての性格を大きく変える出来事でした。かつては「長期滞在型」の避暑地でしたが、新幹線開業後は「日帰り・週末型」の観光客が急増。アウトレットモールの開業(1995年)と相まって、より気軽に訪れることができるリゾート地へと変貌を遂げました。
「あさま」という列車名は、軽井沢のシンボルである浅間山に由来しています。在来線時代の1966年から使われていた愛称で、長野新幹線開業後も継続して使用されています。ちなみに「はくたか」は石川県の県鳥「イヌワシ」の別名、「かがやき」は北陸地方の「輝き」をイメージした名称です。
使用車両E7系・W7系の特徴
北陸新幹線で使用されているのはE7系(JR東日本所属)とW7系(JR西日本所属)です。両者は基本的に同じ仕様で、見た目もほぼ同一。車体側面のロゴが「E7」か「W7」かで区別できます。
E7系・W7系の最大の特徴は、全席にコンセントが設置されていること。窓側席は窓下に、通路側席は肘掛け先端にあります。また、車内は「和の未来」をコンセプトにデザインされており、落ち着いた色調で高級感があります。最高速度は260km/hで、東京〜長野間の高速走行を支えています。
軽井沢駅の位置と特徴
軽井沢駅は、標高約940mの高原に位置する駅です。北陸新幹線の駅の中では最も標高が高く、夏でも平均気温が東京より7〜8度低い避暑地への玄関口として機能しています。
駅舎は三角屋根が特徴的な近代的なデザインで、北口と南口があります。北口にはアウトレットモールへ直結するデッキがあり、南口は旧軽井沢銀座や軽井沢本通りへのアクセスに便利です。駅構内にはお土産店やカフェも充実しており、観光の起点として申し分ありません。
なお、軽井沢駅はかつて碓氷峠を越えるための重要な拠点でした。在来線時代は横川〜軽井沢間の急勾配(最大66.7‰)を越えるため、補助機関車を連結する「峠越え」の駅として知られていました。1997年の新幹線開業と同時に在来線(横川〜軽井沢間)は廃止され、現在は「しなの鉄道」として小諸・上田方面への路線のみが残っています。
東京から軽井沢までの新幹線料金【完全版】
東京から軽井沢までの新幹線料金は、座席の種類や時期によって異なります。ここでは、正規料金と割引料金の両方を詳しく解説します。
正規料金(通常期)
東京〜軽井沢間の正規料金は以下の通りです(大人1名・片道)。
| 座席種別 | 料金(片道) | 往復合計 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 普通車自由席 | 5,490円 | 10,980円 | 座席指定なし、早い者勝ち |
| 普通車指定席 | 6,020円 | 12,040円 | 確実に座れる、座席選択可 |
| グリーン車 | 8,290円 | 16,580円 | 2+2列、ゆったりシート |
| グランクラス | 11,440円 | 22,880円 | 2+1列、軽食・ドリンク付き |
※料金は変更される場合があります。最新の料金はJR東日本の公式サイトでご確認ください。
料金の内訳(乗車券+特急券)
新幹線の料金は、「乗車券」と「特急券」の合計で構成されています。これを理解しておくと、割引きっぷを選ぶ際に役立ちます。
🎫 乗車券
2,640円
移動区間の基本運賃
(在来線でも同額)
🚄 特急券(指定席)
3,380円
新幹線に乗る追加料金
(速さ・快適さの対価)
乗車券は在来線でも新幹線でも同じ金額です。新幹線の料金が高くなるのは、特急券が加算されるためです。この特急券には「座席の快適さ」と「速さ」に対する対価が含まれています。
繁忙期・閑散期の料金変動システム
JRの指定席特急券には、シーズン別の料金変動制度があります。同じ区間でも時期によって料金が変わるため、旅行計画を立てる際には注意が必要です。
| シーズン | 料金変動 | 主な時期 |
|---|---|---|
| 閑散期 | −200円 | 1月中旬〜2月、6月、11月の平日など |
| 通常期 | 基準料金 | 上記以外の時期 |
| 繁忙期 | +200円 | 3月下旬〜4月上旬、GW、7〜8月、年末年始など |
| 最繁忙期 | +400円 | GW・お盆・年末年始のピーク日 |
軽井沢は夏(7〜8月)と紅葉シーズン(10月下旬〜11月上旬)が特に混雑する時期。ゴールデンウィークや年末年始も繁忙期に該当するので、料金が高くなります。逆に、梅雨時期の6月や真冬の1〜2月は閑散期で、お得に旅行できます。
往復割引は適用される?
JRの往復割引は、片道の営業キロが601km以上の場合に乗車券が1割引になる制度です。東京〜軽井沢間は約146kmなので、残念ながら往復割引の対象外です。
ただし、後述する「えきねっと」の割引きっぷを活用すれば、正規料金よりもお得に購入できます。往復割引が使えなくても、他の方法で節約することは十分可能です。
こども料金と幼児の取り扱い
小学生(6歳〜12歳未満)のこども料金は、大人の約半額です。乗車券・特急券ともに「こども」の料金が適用されます。
・大人(12歳以上):通常料金
・こども(6歳〜12歳未満):大人の約半額
・幼児(1歳〜6歳未満):大人または小学生1名につき2人まで無料
・乳児(1歳未満):無料
※幼児でも座席を使用する場合はこども料金が必要
グランクラスは軽井沢でも利用する価値がある?
グランクラスは「新幹線のファーストクラス」とも呼ばれる最上位クラスです。東京〜軽井沢間は約1時間と短いため、「もったいない」と思う方もいるかもしれません。しかし、グランクラスには以下のようなサービスが含まれています。
- 2+1列の広々とした革張りシート(普通車は3+2列)
- 軽食・ドリンクのサービス(アルコールも選択可)
- スリッパ・ブランケットの貸し出し
- 専任アテンダントによるおもてなし
特別な日の旅行や、旅の始まりから贅沢な気分を味わいたい場合には、1時間でも十分に満足できるでしょう。ただし、北陸新幹線のグランクラスは「あさま」「はくたか」のみに連結されています。
お得な割引きっぷ・予約方法【徹底解説】

東京〜軽井沢間の新幹線には、いくつかの割引きっぷがあります。うまく活用すれば、正規料金より最大35%以上も安くなることも。ここでは、代表的な割引きっぷとその使い方を詳しく紹介します。
えきねっととは?登録方法と基本の使い方
えきねっとは、JR東日本が運営するインターネット予約サイトです。24時間いつでも予約でき、割引料金で購入できるのが最大のメリットです。会員登録は無料で、クレジットカードがあれば誰でも利用できます。
えきねっとに会員登録(無料)
乗車日・区間・列車を選択
トクだ値等の割引商品を選択
座席を選択・決済(クレジットカード)
eチケットならそのまま乗車OK!
お先にトクだ値30(最大35%割引)
お先にトクだ値30は、えきねっと限定の割引きっぷで、乗車日の13日前の午前1時40分までに予約すると約30〜35%割引になります。座席数には限りがあり、早い者勝ちです。
🎯 お先にトクだ値30の料金
東京〜軽井沢(普通車指定席)
4,060円
通常6,020円 → 1,960円もお得!(約33%割引)
- 座席・列車の変更不可(払い戻して再購入が必要)
- 乗り遅れると無効(後続列車には乗れない)
- 払戻手数料が高め(指定券340円+乗車券340円)
- 座席数に限りがあり、人気列車は早期完売
トクだ値10(約10%割引)
トクだ値10は、乗車日の前日の午前1時40分まで予約可能な割引きっぷで、約10%割引になります。お先にトクだ値30よりも予約期限が緩いため、比較的直前でも購入しやすいのがメリットです。
| 割引きっぷ | 予約期限 | 料金 | 割引率 | 変更可否 |
|---|---|---|---|---|
| お先にトクだ値30 | 13日前まで | 4,060円 | 約33% | × |
| トクだ値10 | 前日まで | 5,230円 | 約13% | × |
| eチケット(早特なし) | 当日まで | 5,820円 | 200円引き | ○ |
| 正規料金 | 当日まで | 6,020円 | — | ○ |
新幹線eチケット(チケットレス乗車)
新幹線eチケットは、えきねっとで予約し、交通系ICカード(Suica・PASMO・ICOCAなど)で乗車できるサービスです。紙のきっぷを受け取る必要がなく、改札機にICカードをタッチするだけで乗車できます。
eチケット自体の料金は正規料金より200円引き程度ですが、トクだ値との併用が可能です。つまり「お先にトクだ値30+eチケット」という組み合わせで、割引価格かつチケットレスで乗車できます。
えきねっとには「事前受付」という機能があります。通常の予約開始は乗車日の1ヶ月前ですが、事前受付を使えば1ヶ月+7日前から申し込みが可能。繁忙期の人気列車を確保したい場合に活用できます。ただし、事前受付は抽選ではなく先着順で処理されるため、確実に取れるわけではありません。
学割(学生割引)の使い方
学生の場合、学割を利用すると乗車券が2割引になります。東京〜軽井沢間は営業キロが101km以上あるため、学割の対象です。
📚 学割の利用方法
1. 学校の事務局で「学割証」を発行してもらう
2. 駅の窓口で学割証を提示してきっぷを購入
3. 乗車券が2割引に(2,640円→2,110円)
4. 特急券は割引なし(3,380円のまま)
学割適用後の合計:5,490円(正規6,020円より530円お得)
※えきねっとの割引きっぷとの併用は不可
新幹線パック(宿泊セット)で大幅割引
軽井沢で宿泊する場合は、新幹線+ホテルのパッケージツアーが最もお得になるケースが多いです。JTBや日本旅行などの旅行会社、またはJR東日本の「JRで行く国内ツアー」から販売されています。
パッケージツアーの場合、新幹線とホテルを別々に予約するよりも5,000円〜10,000円以上安くなることも珍しくありません。特に週末や繁忙期は、パッケージ利用の価格メリットが大きくなります。
金券ショップ・回数券は使える?
東京〜軽井沢間には、かつて「新幹線回数券」が設定されていましたが、2022年3月末で販売終了しました。そのため、金券ショップで回数券を探しても見つからないでしょう。
現在、東京〜軽井沢間でお得にきっぷを購入するなら、えきねっとのトクだ値を利用するのが最も確実な方法です。
東京駅での乗り方と注意点【初心者向け】
軽井沢行きの新幹線に乗るなら、まず東京駅での乗り方を確認しておきましょう。東京駅は非常に広く、初めての方は迷ってしまうこともあります。ここでは、改札の場所からホームまで、当日の流れを詳しく解説します。
北陸新幹線のホーム・改札の場所
東京駅の北陸新幹線ホームは20番線〜23番線です。JR東日本の新幹線(東北・上越・北陸新幹線など)は、駅の北側に位置しています。東海道新幹線(14〜19番線)とは離れた場所にあるので注意してください。
新幹線改札へは、以下のルートがおすすめです。
🚃 新幹線ホームへのアクセスルート
- 日本橋口から入場:改札から最も近い。八重洲北口の先
- 八重洲中央口から入場:中央のりかえ口まで徒歩3分程度
- 丸の内側から入場:丸の内北口→中央通路→八重洲側へ徒歩5分以上
新幹線乗り換え改札は「中央のりかえ口」「南のりかえ口」「北のりかえ口」などがあります。案内表示に「北陸新幹線」「長野・金沢方面」と書かれた方向へ進みましょう。
発車時刻と始発・終電
東京駅から軽井沢駅への始発・終電は以下の通りです。
| 区分 | 列車名 | 東京発 | 軽井沢着 |
|---|---|---|---|
| 始発 | はくたか551号 | 6:28頃 | 7:32頃 |
| 終電 | あさま633号 | 22:08頃 | 23:18頃 |
※ダイヤは改正により変更される場合があります。最新の時刻表はJR東日本の公式サイトまたはえきねっとでご確認ください。
自由席と指定席の違い・選び方
北陸新幹線には自由席と指定席があります。それぞれの特徴を理解して選びましょう。
🆓 自由席
・指定席より530円安い
・座席指定なし、早い者勝ち
・「あさま」は1〜5号車
・「はくたか」は1〜4号車
・混雑時は立ち乗りの可能性あり
🎫 指定席
・確実に座れる安心感
・座席を事前に選べる
・繁忙期でも安心
・えきねっとで割引あり
・窓側・通路側を選択可能
週末や連休、夏休みなどの繁忙期は指定席がおすすめです。自由席は混雑して座れないことがあります。特に軽井沢は人気の観光地なので、繁忙期の自由席は発車直前には満席になることも珍しくありません。
一方、平日の日中など空いている時間帯であれば、自由席でも十分座れることが多いです。530円の節約になるので、空いている時間帯を狙うなら自由席も選択肢に入ります。
おすすめの座席位置と景色
北陸新幹線の座席はA〜E席の5列です(普通車の場合)。進行方向に向かって左から順にA・B・C席(3人掛け)、通路を挟んでD・E席(2人掛け)となっています。
・E席(進行方向左側・窓側):上田〜軽井沢間で浅間山が見える
・A席(進行方向右側・窓側):高崎付近で晴れていれば富士山が見えることも快適さ重視なら:
・D席・E席(2人掛け側):隣が1人だけなので圧迫感が少ない
・A席:3人掛けでも窓側なら隣は1人だけ
北陸新幹線のE7系・W7系には、全席にコンセントが設置されています。窓側席(A席・E席)は窓下に、中央席(B席・C席・D席)は肘掛け先端にあります。スマートフォンやパソコンの充電に便利なので、長時間作業したい方は窓側がおすすめです。
乗り遅れた場合の対処法
指定席特急券で予約した列車に乗り遅れた場合、当日中の後続列車の自由席に乗車できます。ただし、座席の保証はありません。
注意が必要なのは「トクだ値」で購入した場合です。トクだ値は乗り遅れると完全に無効になり、後続列車に乗ることもできません。新たにきっぷを購入し直す必要があります。これがトクだ値の大きなデメリットであり、時間に余裕を持って駅に向かうことが重要です。
上野駅・大宮駅からの乗車
東京駅以外では、上野駅と大宮駅からも北陸新幹線に乗車できます。特に埼玉方面にお住まいの方は、大宮駅からの乗車が便利です。
| 乗車駅 | 軽井沢までの所要時間 | 指定席料金 |
|---|---|---|
| 東京駅 | 約1時間〜1時間20分 | 6,020円 |
| 上野駅 | 約55分〜1時間15分 | 5,820円 |
| 大宮駅 | 約40分〜55分 | 4,710円 |
大宮駅からなら軽井沢まで約40分、料金も東京駅発より1,310円安くなります。
軽井沢駅に到着したら【観光ガイド】

軽井沢駅に到着したら、いよいよ観光のスタートです。ここでは、駅の構造と主要観光スポットへのアクセス、さらには軽井沢の歴史的背景までご紹介します。
軽井沢駅の構造と出口の使い分け
軽井沢駅には北口と南口の2つの出口があります。目的地によって使い分けましょう。
| 出口 | 主な目的地 | 特徴 |
|---|---|---|
| 北口 | 軽井沢・プリンスショッピングプラザ(アウトレット) | デッキで直結、徒歩すぐ |
| 南口 | 旧軽井沢銀座、軽井沢本通り、雲場池 | バス・タクシー乗り場あり |
北口はアウトレットモールへの直結デッキがあり、買い物目的の方は迷わず北口へ。南口は旧軽井沢エリアや自然スポットへのアクセスに便利で、バスやタクシーの乗り場も南口側にあります。
主要観光スポットへのアクセス
軽井沢駅からの主要観光スポットへのアクセスは以下の通りです。
🚶 駅からのアクセス一覧
- 軽井沢・プリンスショッピングプラザ:北口デッキ直結、徒歩約3分
- 旧軽井沢銀座:南口からバス約4分または徒歩約20分(約1.5km)
- 雲場池:南口から徒歩約25分(約2km)またはバス利用
- 白糸の滝:南口からバス約25分(草軽交通バス利用)
- 軽井沢高原教会・石の教会:南口からバス約15分
- ハルニレテラス:南口からバス約15分
レンタカー・レンタサイクルの活用
軽井沢を効率よく観光するなら、レンタカーやレンタサイクルが便利です。駅周辺にはトヨタレンタカー、ニッポンレンタカー、オリックスレンタカーなどの営業所があります。
夏は自転車での観光も人気です。旧軽井沢エリアは道も整備されていて走りやすく、駅前には複数のレンタサイクル店があります。1日1,000〜1,500円程度で借りられ、雲場池や旧軽井沢銀座など、駅周辺の観光スポットを巡るには最適な移動手段です。
軽井沢は標高約940mの高原にあるため、夏でも東京より7〜8度気温が低いです。真夏でも朝晩は肌寒いことがあるので、羽織るものを1枚持っていくと安心です。一方、冬は氷点下になることも多く、防寒対策は必須。軽井沢の年間平均気温は約8度で、札幌と同程度の寒さです。
しなの鉄道への乗り換え
軽井沢駅はしなの鉄道の起点駅でもあります。小諸・上田・長野方面へ向かう場合は、しなの鉄道に乗り換えます。かつてのJR信越本線(横川〜軽井沢〜篠ノ井間)の一部を引き継いだ路線で、沿線には懐かしいローカル線の雰囲気が残っています。
しなの鉄道の軽井沢〜小諸間は約25分、軽井沢〜上田間は約45分です。懐古園(小諸城址)や海野宿など、周辺観光地へのアクセスにも利用できます。
軽井沢の歴史と避暑地としての発展
現在の軽井沢がリゾート地として発展した歴史は、明治時代にまで遡ります。1886年(明治19年)、カナダ人宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーが軽井沢を訪れ、その涼しい気候と美しい自然に魅了されました。彼は「屋根のない病院」と称してこの地を避暑地として推奨し、多くの外国人宣教師や外交官が別荘を構えるようになりました。
その後、皇室や華族、実業家たちも軽井沢に別荘を建てるようになり、日本を代表する避暑地へと発展。1997年の新幹線開業後は日帰り観光客も急増し、年間約850万人もの観光客が訪れる一大観光地となっています。
高速バスとの比較【どちらがお得?】
東京から軽井沢へは、新幹線以外に高速バスという選択肢もあります。ここでは、新幹線と高速バスを料金・時間・快適さなど多角的に比較してみましょう。
高速バスの料金と所要時間
東京〜軽井沢間の高速バスは、主に池袋駅東口またはバスタ新宿から発着しています。西武バスや千曲バスなどが運行しています。
| 項目 | 新幹線 | 高速バス |
|---|---|---|
| 料金(片道) | 5,490円〜6,020円 | 2,000円〜3,500円 |
| 所要時間 | 約1時間〜1時間20分 | 約2時間30分〜3時間 |
| 運行本数 | 約30分〜1時間に1本 | 1日5〜10本程度 |
| 渋滞の影響 | なし | あり(特に連休) |
| 予約 | えきねっとで可能 | 各バス会社サイトで可能 |
新幹線がおすすめのケース
✅ 新幹線がおすすめな人
・時間を有効に使いたい(片道で約1.5時間の差)
・連休やハイシーズンに行く予定(渋滞の心配なし)
・日帰りで効率よく観光したい
・確実に時間通りに到着したい(帰りの予定が決まっている)
・快適な座席でくつろぎたい
・複数人で行く場合(えきねっと割引で差額が縮まる)
高速バスがおすすめのケース
🚌 高速バスがおすすめな人
・とにかく費用を抑えたい(片道で約3,000円の差)
・時間に余裕がある(往復で3時間ほど余計にかかる)
・平日の空いている時間帯に移動
・荷物が多い(バスは荷物スペースが広い)
・池袋・新宿が最寄り駅の人
ゴールデンウィークやお盆などの大型連休は、関越自動車道が大渋滞することで有名です。特に軽井沢方面への碓氷軽井沢ICは、周辺道路も含めて激しく渋滞します。高速バスは通常2時間半の行程が4〜5時間かかることも珍しくありません。繁忙期は新幹線一択と言っても過言ではないでしょう。
自家用車との比較
東京から軽井沢へは自家用車でも行けます。関越自動車道から上信越自動車道を経由し、碓氷軽井沢ICで降りるルートで、距離は約150km、所要時間は通常約2時間です。
高速代(ETC利用)は片道約3,500円程度。ガソリン代を含めると往復で約10,000円程度になり、複数人で行く場合は1人あたりのコストを大幅に抑えられます。ただし、前述の通り繁忙期の渋滞は深刻なので、時期を選ぶ必要があります。
よくある質問と注意点【Q&A】
東京から軽井沢への新幹線利用について、よくある質問と注意点をまとめました。
軽井沢駅に停まらない新幹線はどれ?
新幹線の予約はいつからできる?
途中下車はできる?
車内販売やWi-Fiはある?
ベビーカーや大きな荷物は持ち込める?
まとめ:東京から軽井沢への新幹線旅行を楽しもう
東京から軽井沢まで新幹線で行く方法について、料金から乗り方、お得なきっぷ、観光情報まで詳しく解説しました。最後に要点をまとめます。
📌 東京〜軽井沢 新幹線まとめ
- 所要時間:約1時間〜1時間20分(在来線時代の半分以下)
- 正規料金:自由席5,490円、指定席6,020円
- 最安値:お先にトクだ値30で4,060円(約33%割引)
- 利用列車:「あさま」は全列車停車、「はくたか」は一部のみ
- 「かがやき」は軽井沢通過なので絶対に注意!
- えきねっとで予約するとお得&チケットレス乗車も可能
- 繁忙期(夏・紅葉シーズン・GW)は早めの予約がおすすめ
- 大宮駅からなら約40分・4,710円とさらにアクセス良好
軽井沢は、夏は避暑地として、秋は紅葉、冬はスキーと、一年を通じて楽しめるリゾート地です。旧軽井沢銀座での散策、雲場池の美しい景色、軽井沢・プリンスショッピングプラザでのショッピングなど、見どころも満載です。
東京駅から約1時間という抜群のアクセスを活かして、ぜひ軽井沢への日帰り旅行や週末旅行を楽しんでください。朝早く出発すれば、日帰りでも十分に観光を満喫できます。
軽井沢の発展は、明治時代に外国人宣教師が避暑地として発見したことに始まります。1886年、カナダ人宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーが軽井沢の涼しい気候と美しい自然に魅了され、「屋根のない病院」と称してこの地を推奨しました。その後、皇室や財界人も訪れるようになり、日本を代表するリゾート地へと成長。1997年の新幹線開業でさらにアクセスが便利になり、今では年間約850万人もの観光客が訪れています。歴史ある避暑地の魅力を、ぜひ新幹線で体感してみてください。

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