初めての台湾旅行を計画していて、「日本語は通じるのかな?」「中国語が話せないけど大丈夫?」と不安に感じていませんか。結論から言うと、日本語しか話せなくても台湾旅行は十分楽しめます。台湾は親日国として知られ、特に観光地やホテル、大型デパートでは日本語が通じることも多いんです。高齢者の中には日本統治時代の影響で流暢な日本語を話す方もいますし、若い世代でも日本のアニメやドラマの影響で簡単な日本語を理解する人が増えています。この記事では、台湾での日本語の通用度を場所別・年代別に詳しく解説し、日本語が通じない時の対処法、覚えておきたい基本フレーズ、日本語対応のお店や観光スポット情報までご紹介します。翻訳アプリの活用法や筆談のコツも分かるので、言語の心配なく台湾旅行を満喫できるようになります。
台湾で日本語は通じるのか?日本語が通じる場所と通じない場所
台湾旅行を計画している多くの日本人が最初に気になるのが「日本語は通じるのか」という点ですよね。実際のところ、台湾での日本語の通用度は場所や相手の年齢によって大きく異なります。
台湾で日本語が通じる割合は?統計データから見る実態
台湾観光局の調査によると、台湾全体で基本的な日本語を理解できる人の割合は約10〜15%程度とされています。ただし、これは台湾全土の平均値で、観光地に限定すればその割合はもっと高くなります。
台北市内の主要観光エリアでは、20〜30%程度の人が簡単な日本語でのコミュニケーションが可能です。特にホテルのフロントスタッフや観光案内所では、基本的な日本語対応ができるスタッフが配置されていることが多いです。
一方、台中や台南などの地方都市では日本語が通じる割合は下がりますが、それでも主要な観光スポットやホテルでは問題なく旅行できます。
日本語が通じやすい場所|観光地・ホテル・デパート
台湾で日本語が比較的通じやすい場所をご紹介します。これらの場所では、日本語が話せるスタッフがいたり、日本語のメニューや案内があることが多いです。
日本語が通じやすい場所トップ5:
- 高級ホテル・観光ホテル:日本人宿泊客が多いため、日本語対応スタッフが常駐
- 百貨店・大型デパート:特に台北101や新光三越などでは日本語アナウンスも
- 観光案内所(ツーリストインフォメーション):日本語パンフレットあり
- 日本人に人気のレストラン:鼎泰豊など有名店は日本語メニュー完備
- 九份・淡水などの人気観光地:日本人観光客が多く、簡単な日本語が通じる
日本語が通じにくい場所|ローカル市場・郊外・田舎
一方、地元の人向けの場所や観光地から離れたエリアでは、日本語が通じないことがほとんどです。
日本語が通じにくい場所:
- 夜市のローカル屋台(観光客向けでない店)
- 地元の人が使う路線バスやMRT
- 郊外の小さな飲食店や商店
- 田舎や地方の観光地化されていないエリア
- タクシー(特にベテラン運転手)
これらの場所では、翻訳アプリやジェスチャー、筆談などを活用する必要があります。でも、それも旅の楽しみの一つと考えれば、良い思い出になりますよ。
年代別の日本語理解度|高齢者は話せるが若者は?
台湾での日本語の理解度は、年代によって大きく異なります。
60代以上の高齢者
台湾は1895年から1945年まで日本統治下にあったため、その時代に教育を受けた高齢者の中には、流暢な日本語を話す方がいます。特に80代以上の方は、日本語を母語のように使える場合もあります。
40〜50代
基本的な日本語の単語は知っているものの、会話レベルまでは難しい世代です。ただし、日本のドラマや音楽に親しんできた世代でもあり、簡単な日本語なら理解できることもあります。
20〜30代の若者
日本のアニメ、漫画、ドラマ、音楽の影響で日本語に興味を持つ人が多い世代です。流暢に話せる人は少ないですが、「かわいい」「すごい」「ありがとう」などの簡単な日本語は知っている人が多いです。
なぜ台湾には日本語を話せる人が多いのか
台湾で日本語を話せる人が比較的多い理由は、いくつかあります。
まず、歴史的背景です。日本統治時代の影響で、高齢者の中には日本語教育を受けた方が多く、今でも日常会話レベルの日本語を話せます。
次に、日本文化の人気です。台湾は世界でも有数の親日国で、日本のアニメ、ドラマ、音楽、ファッションが大人気。日本語学習者も多く、日本語検定を受ける台湾人は年間約8万人にのぼります。
また、観光業の発展も理由の一つです。台湾を訪れる外国人観光客のうち、日本人は常にトップ3に入ります。そのため、観光業に携わる人は日本語を学ぶインセンティブが高いのです。
台湾の言語事情を徹底解説|中国語・台湾語・英語・日本語の普及率
台湾の言語事情は意外と複雑です。旅行前に基本的な知識を持っておくと、現地でのコミュニケーションがスムーズになります。
台湾の公用語は中国語(北京語)
台湾の公用語は「国語」と呼ばれる中国語(標準中国語・北京語)です。学校教育はすべてこの国語で行われ、公的な場面やメディアでも使われます。
ただし、台湾で使われている中国語は、繁体字(Traditional Chinese)という文字体系を使用しています。中国本土で使われている簡体字とは異なるので注意が必要です。
発音に関しては、台湾の中国語は中国本土の標準語(普通話)とほぼ同じですが、イントネーションや一部の語彙に違いがあります。台湾のアクセントはやや柔らかく、聞き取りやすいと言われています。
台湾語(閩南語)と客家語も使われている
公用語は中国語ですが、台湾には他にも多くの言語が話されています。
台湾語(閩南語・ホーロー語)
台湾人の約70%が話す母語で、特に南部で広く使われています。中国福建省南部の方言がルーツで、中国語とは全く異なる言語です。年配の方や地方では、台湾語でのコミュニケーションが中心になることもあります。
客家語
台湾人の約15%を占める客家(ハッカ)人が話す言語です。主に北部の桃園や新竹、南部の高雄や屏東で使われています。
原住民族の言語
台湾には16の公認原住民族がおり、それぞれ独自の言語を持っています。日常生活では中国語も使いますが、コミュニティ内では民族語を使用します。
各言語の普及率と使用シーン
台湾で話される言語の普及率と使用シーンをまとめると、以下のようになります:
【台湾の言語使用状況】
中国語(国語):100%(全員が理解)
→ 公的な場面、学校、ビジネス、観光業
台湾語(閩南語):約70%
→ 家庭内、友人同士、地元の市場や屋台
客家語:約15%
→ 客家コミュニティ内、特定地域
英語:約30%(基本レベル)
→ 観光地、ホテル、若い世代
日本語:約10〜15%(簡単な会話レベル)
→ 観光業従事者、高齢者、日本文化ファン
旅行者としては、中国語(繁体字)が公用語であることを理解し、英語や日本語が一部で通じることを知っておけば十分です。
台湾で英語は通じる?年代別・場所別の英語通用度
「日本語がダメなら英語はどう?」と考える方も多いですよね。台湾での英語の通用度も見ていきましょう。
台湾の英語教育と若者の英語力
台湾では英語教育に力を入れており、小学校から英語が必修科目になっています。特に都市部の若い世代は、基本的な英語でのコミュニケーションができる人が増えています。
台湾の英語能力指数(EF EPI)によると、台湾はアジアの中でも英語力が高い国の一つで、シンガポールやフィリピンには及ばないものの、日本や韓国よりは高いレベルにあります。
大学生や20〜30代の若者なら、簡単な英語でのやり取りが可能な人が多いです。特にIT業界やグローバル企業で働く人々は、ビジネスレベルの英語を話せます。
観光地・ホテル・レストランでの英語通用度
観光業に関わる場所では、英語の通用度は比較的高いです。
英語が通じやすい場所:
- 国際空港(桃園国際空港、松山空港など)
- 観光ホテルやビジネスホテル
- チェーン系レストランやカフェ(スターバックス等)
- 百貨店やショッピングモール
- 観光案内所
- MRT(地下鉄)の駅員
これらの場所では、英語での案内表示も充実しており、スタッフも基本的な英語対応が可能です。メニューも英語版があることが多いので、食事の注文も問題ありません。
一方、地元密着型の小さな飲食店や夜市の屋台、タクシー運転手などでは、英語が通じないことも多いです。
英語と日本語、どちらが通じやすい?
「英語と日本語、台湾ではどちらが通じやすいのか?」という疑問に対する答えは、場所と相手の年齢によって変わります。
若い世代(20〜40代)とのコミュニケーション
→ 英語の方が通じやすい
教育の影響で基本的な英語は理解できる人が多い
高齢者(60代以上)とのコミュニケーション
→ 日本語の方が通じやすい
日本統治時代の教育で日本語を話せる人がいる
観光業従事者とのコミュニケーション
→ 英語と日本語、両方ある程度通じる
顧客対応のために両言語を学んでいる人が多い
おすすめのアプローチ
まずは英語で話しかけてみて、通じなければ日本語を試す、という方法が効果的です。もしくは、翻訳アプリを使えばどちらの言語でも問題なくコミュニケーションできます。
日本の漢字(繁体字)は台湾で通じる?筆談コミュニケーションの実態
言葉が通じない時の強い味方が「筆談」です。日本と台湾は両方とも漢字文化圏なので、筆談が有効なケースが多いんです。
台湾で使われている繁体字と日本の漢字の違い
台湾で使用されているのは繁体字(Traditional Chinese)と呼ばれる字体です。これは、簡略化される前の伝統的な漢字で、日本の旧字体に近い形をしています。
例えば:
- 「学」→ 台湾では「學」
- 「国」→ 台湾では「國」
- 「駅」→ 台湾では「驛」
日本の常用漢字と繁体字は、約60〜70%が同じか似ているため、ある程度の意思疎通は可能です。特に基本的な単語(食べる、飲む、買う、行くなど)は似ているので、筆談で伝わることが多いです。
筆談で通じやすい単語・通じにくい単語
筆談を活用する際、通じやすい単語と通じにくい単語があります。
筆談で通じやすい単語:
- 「食事」「食べる」→ 台湾でも「食」
- 「水」→ 台湾でも「水」
- 「駅」「車站」→ 日本でも理解可能
- 「トイレ」→ 「洗手間」「廁所」(見れば分かる)
- 「病院」→ 台湾でも「醫院」
- 「警察」→ 台湾でも「警察」
- 数字(1, 2, 3…)→ 完全に同じ
筆談で通じにくい単語:
- カタカナ・ひらがな → 台湾では読めない
- 和製漢語 → 台湾では使われない言葉もある
- 日本独自の略語 → 伝わらない
コツ:できるだけシンプルな漢字を使い、主語・述語を明確にすることです。「私 行く 空港」のような短い文なら理解してもらいやすいです。
スマホのメモ機能を使った筆談のコツ
現代の筆談は、紙とペンだけではありません。スマートフォンを使えば、もっと効率的にコミュニケーションできます。
スマホ筆談の方法:
- メモアプリを使う
スマホのメモアプリを開いて、漢字で用件を書く。文字サイズを大きくして相手に見せれば、簡単に意思疎通できます。 - Google翻訳の手書き入力を使う
Google翻訳アプリには手書き入力機能があります。日本語で書いた文字を中国語(繁体字)に自動翻訳してくれるので便利です。 - 写真を活用する
食べたい料理や行きたい場所の写真を見せる方法も効果的。視覚的に伝わるので、言葉がなくても意思疎通できます。 - 地図アプリで指し示す
Google MapsやGoogle Earthで行きたい場所を表示し、相手に見せる方法も確実です。
注意点:
繁体字と簡体字を間違えないこと。台湾では繁体字を使うので、Google翻訳の設定は「中国語(繁体)」を選びましょう。
台湾旅行で覚えておきたい基本フレーズ|挨拶から緊急時まで
台湾語(中国語)の簡単なフレーズを覚えておくと、現地の人とのコミュニケーションがスムーズになります。発音は難しくても、ジェスチャーと一緒に使えば十分伝わりますよ。
絶対覚えたい基本の挨拶5選
まずは基本中の基本、挨拶から覚えましょう。これだけでも現地の人の印象が全く変わります。
【絶対覚えたい基本の挨拶】
1. こんにちは / おはよう / こんばんは
→ 你好(ニーハオ)
※時間帯に関わらず使える万能挨拶
2. ありがとう
→ 謝謝(シエシエ)
※感謝を伝える最重要フレーズ
3. すみません / ごめんなさい
→ 不好意思(ブーハオイースー)
※人に話しかける時にも使える
4. どういたしまして
→ 不客氣(ブークーチー)
※お礼を言われた時の返事
5. さようなら
→ 再見(ザイジエン)
※別れ際の挨拶
この5つだけでも覚えておけば、基本的な礼儀は守れます。台湾の人は外国人が中国語を話そうとすると、とても喜んでくれますよ。
レストランで使えるフレーズ
食事は旅行の大きな楽しみの一つ。レストランで使えるフレーズを覚えておきましょう。
- これください → 我要這個(ウォーヤオジェーガ)
※メニューを指さしながら使うと便利 - お会計お願いします → 買單(マイダン)または 結帳(ジエジャン)
※手でバツ印を作るジェスチャーも通じる - 美味しい! → 好吃(ハオチー)
※お店の人に喜ばれるフレーズ - おすすめは何ですか? → 推薦什麼?(トゥイジエンシェンマ?)
※メニューを指さしながら使う - 辛くないものをお願いします → 不要辣(ブーヤオラー)
※辛いのが苦手な人は必須
買い物で使えるフレーズ
夜市やお土産店でのショッピングでも、簡単な中国語が使えると便利です。
- いくらですか? → 多少錢?(ドゥオシャオチエン?)
※値段を聞く最重要フレーズ - 高すぎます → 太貴了(タイグイラ)
※値段交渉に使える - 安くしてください → 便宜一點(ピエンイーイーディエン)
※夜市での値段交渉に - これください → 我要這個(ウォーヤオジェーガ)
※商品を指さしながら - 袋はいりません → 不用袋子(ブーヨンダイズ)
※エコバッグを持参している時に
困った時の緊急フレーズ
旅行中のトラブルに備えて、緊急時のフレーズも覚えておきましょう。
- 助けてください → 救命(ジウミン)または 幫我(バンウォ)
※緊急時に大きな声で - 警察を呼んでください → 叫警察(ジャオジンチャ)
※盗難や事故の時に - 病院はどこですか? → 醫院在哪裡?(イーユエンザイナーリ?)
※体調不良の時に - 日本語が話せる人はいますか? → 有人會說日語嗎?(ヨウレンフイシュオリーユーマ?)
※困った時の最終手段 - 写真を撮ってください → 幫我拍照(バンウォパイジャオ)
※観光地での記念撮影に
発音が不安な場合は、これらのフレーズをスマホのメモに保存しておいて、必要な時に見せるだけでも大丈夫です。
日本語しか話せなくても困らない台湾の観光スポット・お店
実は台湾には、日本語がよく通じる場所や、日本語対応が充実しているスポットがたくさんあります。これらの場所を中心に旅程を組めば、言葉の心配はほとんどありません。
日本語対応可能な観光スポット
日本人観光客が多く訪れる観光スポットでは、日本語の案内や日本語を話せるスタッフがいることが多いです。
日本語が通じやすい観光スポット:
台北
- 九份:日本人観光客が非常に多く、多くのお店で日本語が通じる
- 台北101:展望台のスタッフは基本的に日本語対応可能
- 中正紀念堂:日本語の音声ガイドあり
- 故宮博物院:日本語ガイドツアーや音声ガイドが充実
- 龍山寺:日本語のパンフレットあり
台中・台南
- 宮原眼科(台中):日本人スタッフがいることも
- 彩虹眷村(台中):日本語の案内板あり
- 安平古堡(台南):日本語パンフレットあり
高雄
- 蓮池潭:観光案内所で日本語対応可能
- 六合夜市:日本人観光客向けの店が多い
日本語メニューがある人気レストラン・カフェ
食事は旅行の大きな楽しみ。日本語メニューがあるレストランなら、安心して注文できます。
日本語メニュー完備のレストラン:
- 鼎泰豊(ディンタイフォン):小籠包の名店、全店舗で日本語メニューあり
- 度小月:台南名物の担仔麺、日本語メニューあり
- 阿宗麺線:台北の有名店、写真付きメニューで分かりやすい
- 春水堂:タピオカミルクティー発祥の店、日本語メニューあり
- 欣葉台菜:台湾料理の老舗、日本語対応スタッフあり
デパート・ショッピングモールのレストラン街
台北101、新光三越、微風広場などのデパートに入っているレストランは、ほぼ全て日本語メニューがあります。
カフェ・チェーン店
スターバックス、コメダ珈琲(台湾にもあります)、モスバーガーなどのチェーン店は、日本と似たメニューなので安心です。
日本人スタッフがいるホテル・ゲストハウス
宿泊施設選びも重要です。日本語対応可能なホテルなら、困った時にすぐ相談できます。
日本語対応が充実しているホテル:
高級ホテル
- オークラプレステージ台北:日本人スタッフ常駐
- グランドハイアット台北:日本語対応デスクあり
- マンダリンオリエンタル台北:日本語コンシェルジュあり
- リージェント台北:日本人宿泊客が多く日本語対応充実
中級ホテル
- ホテルコッツィ各店:日本語スタッフあり
- シーザーパークホテル:日本語対応可能
- アンビエンスホテル:日本人オーナー経営
ゲストハウス・民宿
- 二四旅店:日本人オーナー経営、完全日本語対応
- 旅図:日本語が話せるスタッフ常駐
- 西門町のゲストハウス各種:日本人バックパッカーが多く日本語が通じやすい
予約サイトでの確認方法
楽天トラベルやじゃらんで予約できるホテルは、日本語対応が充実している場合が多いです。予約前に「日本語対応可能か」を確認すると安心です。
台湾で日本語が通じない時の5つの対処法|翻訳アプリ・ジェスチャー活用術
どんなに準備しても、日本語が通じない場面は必ずあります。でも、心配無用。現代のテクノロジーとちょっとした工夫で、ほとんどの状況は乗り越えられます。
Google翻訳など翻訳アプリの使い方
翻訳アプリは、言葉が通じない時の最強の味方です。特にGoogle翻訳は無料で高性能、台湾旅行には必須アプリです。
Google翻訳の便利機能:
1. テキスト翻訳
日本語で入力すれば、中国語(繁体字)に即座に翻訳。相手に画面を見せるだけでOK。
2. 音声翻訳(会話モード)
日本語で話すと中国語に翻訳して音声で再生。相手の中国語も日本語に翻訳してくれます。まるで通訳がいるよう。
3. カメラ翻訳(リアルタイム翻訳)
メニューや看板にカメラを向けるだけで、リアルタイムで日本語に翻訳。メニュー選びに超便利。
4. オフライン翻訳
事前に中国語(繁体字)データをダウンロードしておけば、インターネット接続なしでも使えます。
使い方のコツ:
- できるだけシンプルな文章で入力する
- 方言や専門用語は避ける
- 翻訳結果が不自然な場合は、別の言い方で試す
- 重要な内容は、翻訳した文章を台湾の人に見せて確認してもらう
その他のおすすめ翻訳アプリ:
- VoiceTra(NICTが開発、音声翻訳に特化)
- Papago(Naverの翻訳アプリ、東アジア言語に強い)
- Microsoft翻訳(オフライン機能が充実)
ジェスチャーとボディランゲージのコツ
言葉が通じなくても、ジェスチャーがあれば意外と伝わります。世界共通のジェスチャーを活用しましょう。
効果的なジェスチャー:
- 食べる動作:手を口に運ぶ動作で「食事がしたい」と伝わる
- 飲む動作:コップを持つ動作で「飲み物がほしい」
- 寝る動作:手を合わせて頭の横に → 「宿泊施設を探している」
- お金を数える動作:指で数える動作 → 「いくら?」と聞ける
- バツ印:両手でバツ → 「要らない」「違う」
- OKサイン:親指を立てる → 「これでいい」「OK」
注意点:
一部のジェスチャーは国によって意味が異なる場合があります。過度に大げさな動作は避け、笑顔で行うことが大切です。
写真や画像を見せる方法
「百聞は一見に如かず」の精神で、視覚的に伝える方法も効果的です。
写真活用の具体例:
- 食べたい料理の写真を見せる
レストランで食べたい料理の写真をスマホに保存しておき、店員に見せれば確実に伝わります。 - 行きたい場所の写真を見せる
観光スポットの写真を見せれば、タクシー運転手も理解してくれます。 - 買いたい商品の写真を見せる
お土産店で特定の商品を探している時、写真を見せれば案内してもらえます。 - Google Mapsのスクリーンショット
目的地のマップ画面を保存しておけば、道を尋ねる時に便利。
事前準備のコツ:
旅行前に、訪れたい場所・食べたい料理・買いたいお土産の写真をスマホの専用フォルダに保存しておくと、現地でスムーズに活用できます。
紙に書いて筆談する
デジタルツールだけでなく、アナログな筆談も依然として有効です。
筆談のコツ:
- 漢字だけで書く:ひらがな・カタカナは使わず、漢字のみで
- 短い文で書く:「私 行く 駅」のような簡潔な文
- 数字を活用:時間や金額は数字で書けば確実
- 絵を描く:簡単な絵(イラスト)を添えると伝わりやすい
便利な持ち物:
小さなメモ帳とペンを持ち歩くと、いざという時に役立ちます。100円ショップで買える小さなホワイトボードも便利です。
日本語しか話せない人が台湾で困った時に頼るべき場所・人
それでも困った時、誰に助けを求めればいいのか。台湾には日本語で相談できる場所や、親切に対応してくれる人がたくさんいます。
日本語対応の観光案内所
台湾の主要都市には、日本語対応可能な観光案内所(旅客服務中心)があります。
主な日本語対応観光案内所:
台北
- 台北駅旅客服務中心:台北駅1階、日本語スタッフ常駐
- 桃園国際空港観光案内所:第1・第2ターミナルにあり
- 西門町旅客服務中心:西門駅近く、日本人観光客向け
- 松山空港観光案内所:日本語パンフレット豊富
台中
- 台中駅観光案内所:日本語対応スタッフあり
台南・高雄
- 台南駅観光案内所:日本語パンフレット完備
- 高雄国際空港観光案内所:日本語対応可能
これらの観光案内所では、以下のようなサービスが受けられます:
- 観光スポットの情報提供
- 地図やパンフレットの配布
- ホテルや飲食店の予約代行(一部)
- 緊急時の対応案内
ホテルのフロントスタッフ
宿泊しているホテルのフロントは、困った時の最も頼りになる存在です。
ホテルフロントに相談できること:
- おすすめレストランの予約
- タクシーの手配
- 観光スポットへの行き方
- 落とし物・忘れ物の対応
- 体調不良時の病院紹介
- 翻訳のサポート
特に日本語対応可能なホテルを選んでおけば、何か困った時にすぐ日本語で相談できるので安心です。夜遅くまでフロントが対応してくれるのも心強いです。
活用のコツ:
ホテルのフロントスタッフは地域の情報に詳しいので、ガイドブックに載っていないローカルな情報も教えてもらえます。積極的に相談してみましょう。
日本人が経営するお店や飲食店
台湾には日本人が経営するお店や飲食店が意外と多く、困った時の駆け込み寺になります。
日本人経営のお店(一部紹介):
台北
- 林森北路エリア:日本人向けの居酒屋や飲食店が集中
- 天母エリア:日本人駐在員が多く住むエリア、日本食材店も
- 美麗華周辺:日本人経営のカフェやレストランあり
台中
- 精誠路周辺:日本人経営の飲食店やカフェ
台南・高雄
- 美術館エリア(高雄):日本人オーナーのカフェあり
これらのお店では、日本語で会話できるだけでなく、現地の情報やアドバイスももらえます。旅の相談をすれば、親切に教えてくれることも多いです。
現地の日本語ガイドサービス
言語に不安があるなら、最初から日本語ガイドを雇うのも一つの方法です。
日本語ガイドサービス:
KKdayやKlook
オンラインで予約できる現地ツアーサイト。日本語ガイド付きツアーが豊富で、料金も明確。
台湾観光協会認定ガイド
公式の資格を持つ日本語ガイド。質が高く、安心して利用できます。
個人ガイド
台湾在住の日本人や日本語が堪能な台湾人がガイドをしてくれるサービス。SNSやブログで募集していることも。
料金の目安:
- 半日ガイド(4時間):3,000〜5,000台湾ドル(約15,000〜25,000円)
- 1日ガイド(8時間):5,000〜8,000台湾ドル(約25,000〜40,000円)
複数人で割り勘すれば、一人当たりの負担は軽くなります。初めての台湾旅行や、家族旅行の場合は、ガイドを雇うと安心です。
まとめ:日本語しか話せなくても台湾旅行は十分楽しめる!
この記事では、台湾での日本語の通用度から、言葉が通じない時の対処法まで詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめておきましょう。
台湾で日本語はどこまで通じるのか
台湾全体で見ると、基本的な日本語を理解できる人は10〜15%程度です。ただし、観光地や高級ホテル、大型デパートなどでは、その割合はもっと高くなります。特に台北の主要観光エリアでは、20〜30%の人が簡単な日本語でコミュニケーション可能です。高齢者は日本統治時代の影響で流暢な日本語を話す方もいますし、若い世代は日本のアニメやドラマの影響で簡単な日本語を知っている人が増えています。
英語と日本語、どちらが通じやすいか
年代や場所によって異なりますが、若い世代とのコミュニケーションなら英語の方が通じやすく、高齢者なら日本語の方が効果的です。観光業に携わる人は、英語と日本語の両方をある程度理解できる場合が多いので、まず英語で話しかけて、通じなければ日本語を試すというアプローチが効果的です。
筆談は有効な手段
台湾で使われている繁体字は、日本の漢字と約60〜70%が同じか似ているため、筆談である程度の意思疎通が可能です。特に基本的な単語(食事、水、駅、病院など)は通じやすいので、スマホのメモアプリを活用した筆談も効果的です。
覚えておきたい基本フレーズ
完璧な中国語を話せなくても、「你好(ニーハオ)」「謝謝(シエシエ)」「不好意思(ブーハオイースー)」といった基本的な挨拶を覚えておくだけで、現地の人の印象は大きく変わります。レストランでの「我要這個(ウォーヤオジェーガ=これください)」や「買單(マイダン=お会計)」など、よく使うフレーズを数個覚えておけば、食事も買い物もスムーズになります。
日本語が通じるスポットを活用
九份、台北101、故宮博物院などの人気観光スポットは日本語対応が充実しています。鼎泰豊などの有名レストランは日本語メニューが完備されていますし、大型デパートのレストラン街ならほとんどの店で日本語メニューがあります。宿泊先も、オークラや ハイアットなどの高級ホテルなら日本人スタッフが常駐していることも多く、言語の不安はほとんどありません。
翻訳アプリは必須
Google翻訳をはじめとする翻訳アプリは、現代の台湾旅行には欠かせないツールです。テキスト翻訳、音声翻訳、カメラ翻訳など多様な機能があり、ほとんどの場面で活用できます。事前に中国語(繁体字)のオフラインデータをダウンロードしておけば、インターネット接続がない場所でも使えます。
困った時に頼れる場所
台北駅や空港の観光案内所には日本語対応スタッフがいますし、宿泊しているホテルのフロントも頼りになります。日本人が経営するお店や、日本語ガイドサービスを活用する方法もあります。
最も大切なこと
言葉が完璧に通じなくても、笑顔とジェスチャー、そして相手を思いやる気持ちがあれば、ほとんどの状況は乗り越えられます。台湾の人々は親日的で親切な方が多く、日本語を話そうとするだけで喜んでくれます。翻訳アプリやジェスチャーを駆使しながら、現地の人とのコミュニケーションを楽しんでください。
言語の壁を乗り越えた先には、美味しい台湾グルメ、美しい観光地、温かい人々との出会いが待っています。この記事で紹介した情報を参考に、言語の心配をせず、思いっきり台湾旅行を楽しんでください。きっと素晴らしい思い出がたくさんできるはずです。

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