山陰と山口を結ぶ特急「スーパーおき」の自由席について、「何号車が自由席?」「座れる?」と疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。わずか2両編成という短い編成のため、自由席の情報を事前に把握しておくことが快適な旅の鍵となります。
この記事では、スーパーおきの自由席の号車位置、座席配置、混雑状況、おすすめの席から、指定席との違い、料金、停車駅まで徹底的に解説します。日本海の絶景が楽しめる座席の選び方や、窓枠に邪魔されない席番まで、乗車前に知っておきたい情報を網羅しています。
結論から言うと、スーパーおきの自由席は2号車に設定されています。1号車が指定席、2号車が自由席という構成で、どちらも普通車です。2両編成のため混雑しやすいのが特徴で、特に新山口〜益田間は本数が少ないため早めの乗車をおすすめします。
スーパーおきの自由席は何号車?基本情報を徹底解説

自由席は2号車に設定
スーパーおきの自由席は2号車です。スーパーおきは基本的に2両編成で運行されており、1号車が指定席、2号車が自由席という構成になっています。どちらの車両も普通車で、グリーン車は連結されていません。
2両編成という短さは、観光列車を除けば日本の特急列車の中でもかなり短い部類に入ります。そのため、自由席は1両しかなく、座席数も限られています。繁忙期や観光シーズンには混雑することがあるため、時間に余裕を持って乗車することをおすすめします。
編成と座席数の詳細
スーパーおきの基本編成は以下の通りです。
| 号車 | 座席タイプ | 座席数 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1号車 | 指定席 | 約48席 | 鳥取・米子寄り |
| 2号車 | 自由席 | 約48席 | 新山口寄り・トイレあり |
多客期には3〜4両編成に増結されることもあります。その場合は自由席が増えることもありますが、基本的には2両編成での運行が多いため、1両分の自由席しかないと考えておいた方が無難です。
使用車両はキハ187系
スーパーおきにはキハ187系気動車が使用されています。2001年に山陰本線の高速化に合わせて登場した車両で、JR西日本が発足以来初めて新製した特急形気動車です。
キハ187系の特徴は、振り子式車両を採用していることです。カーブの多い山陰本線や山口線を高速で走行するため、車体を傾けてカーブを通過する仕組みになっています。これにより、従来の車両に比べて大幅なスピードアップを実現しました。
自由席と指定席の違い
スーパーおきの自由席と指定席は、座席自体は同じ仕様です。どちらも2列+2列の座席配置で、リクライニングシートが設置されています。違いは以下の点です。
- 座席の確保:指定席は事前に座席を確保できる、自由席は先着順
- 料金:指定席は自由席より530円(通常期)高い
- 号車の位置:指定席は1号車(鳥取寄り)、自由席は2号車(新山口寄り)
座席の快適性や車内設備に違いはないため、確実に座りたい場合は指定席、費用を抑えたい場合は自由席という選び方になります。
グリーン車はなし
スーパーおきにはグリーン車は連結されていません。全車両が普通車での運行となります。これは、山陰地方の特急列車全般に言えることで、スーパーまつかぜやスーパーいなばなど、同じキハ187系を使用する列車もすべてグリーン車なしで運行されています。
キハ187系の「キハ」は気動車(ディーゼルカー)を表す記号です。「キ」は気動車、「ハ」は普通車を意味します。新幹線や電車の「モハ」「クハ」と同じ分類方法で、国鉄時代から続く伝統的な命名規則です。187系という数字は、JR西日本の特急形気動車に割り当てられた形式番号です。
スーパーおきの座席配置とおすすめの席を詳しく解説
座席配置はA・B・C・D席の4列
スーパーおきの座席は、通路を挟んで2列+2列の配置です。窓側がA席とD席、通路側がB席とC席となっています。
| 座席 | 位置 | 方角(鳥取→新山口方向) |
|---|---|---|
| A席 | 窓側 | 南側・山側 |
| B席 | 通路側 | 南側・山側 |
| C席 | 通路側 | 北側・海側 |
| D席 | 窓側 | 北側・海側 |
スーパーおきは山陰本線と山口線を経由するため、進行方向によって海側・山側が変わります。日本海側の景色を楽しみたい場合は、D席(北側・窓側)がおすすめです。
日本海の絶景が見えるD席がおすすめ
スーパーおきの車窓からは、日本海の美しい景色を楽しむことができます。特に出雲市〜益田間では海岸線に沿って走る区間があり、青い日本海と荒々しい海岸の風景が広がります。
日本海の景色を堪能したいなら、北側のD席(窓側)を選びましょう。また、松江〜宍道間では宍道湖が見えます。宍道湖は夕日の名所として知られており、夕方の列車に乗れば湖面に沈む夕日を車窓から眺めることができます。
窓枠に邪魔されない席番の選び方
列車の座席には窓枠があり、座席によっては窓枠が視界を遮ることがあります。スーパーおきで窓枠に邪魔されずに景色を楽しむには、以下の席番を参考にしてください。
自由席(2号車)では奇数番号の席
指定席(1号車)では偶数番号の席新山口方面行き(下り列車)の場合:
自由席(2号車)では偶数番号の席
指定席(1号車)では奇数番号の席
自由席の場合は好きな席に座れるため、乗車時に窓枠の位置を確認してから座ると良いでしょう。
リクライニングシートの特徴
スーパーおきの座席は回転式リクライニングシートです。座席を回転させてグループで向かい合って座ることも可能です。リクライニングの角度は標準的で、長時間の乗車でも比較的快適に過ごせます。
座席の背面にはテーブルが内蔵されており、飲食やパソコン作業に利用できます。また、ひじ掛け部分にはドリンクホルダーも設置されています。
コンセント・Wi-Fiはなし
スーパーおきの座席にはコンセントは設置されていません。また、車内Wi-Fiサービスもありません。スマートフォンやパソコンの充電が必要な場合は、モバイルバッテリーを持参することをおすすめします。
これは、キハ187系が2001年に登場した車両であることが理由です。当時はまだ車内でのコンセント需要が今ほど高くなかったため、設置されていません。近年の新型車両ではコンセント設置が標準になりつつありますが、スーパーおきでは今のところ追加設置の予定はないようです。
・座席配置:2列+2列(A・B・C・D席)
・おすすめ:D席(北側窓側)で日本海の景色
・リクライニング:あり(回転可能)
・テーブル:背面テーブルあり
・コンセント:なし
・Wi-Fi:なし
・ドリンクホルダー:あり
スーパーおきの自由席は座れる?混雑状況を解説

2両編成のため混雑しやすい
スーパーおきは基本的に2両編成で運行されるため、座席数が限られています。自由席は2号車の1両のみで、約48席しかありません。そのため、他の特急列車と比べて混雑しやすい傾向があります。
特に観光シーズンや連休中は、自由席が満席になることも珍しくありません。確実に座りたい場合は、指定席を予約するか、始発駅から乗車することをおすすめします。
特に混雑する区間と時間帯
スーパーおきで特に混雑が予想される区間と時間帯は以下の通りです。
- 新山口〜益田間:本数が少なく、山口県内の移動需要が集中
- 出雲市〜米子間:出雲大社への観光客が多い
- 朝・夕の通勤時間帯:ビジネス利用が増加
- 観光シーズン(GW、夏休み、紅葉時期):津和野や出雲大社への観光客
特に津和野は山口線沿線の人気観光地で、スーパーおきが唯一の特急列車となる区間です。観光シーズンには津和野を訪れる観光客で混雑することがあります。
空いている時間帯の目安
比較的空いている時間帯は、平日の日中(10時〜15時頃)です。通勤・通学の時間帯を避けると、自由席でも座れる可能性が高くなります。
また、1日3往復という運行本数の少なさから、どの列車も一定の利用者がいます。スーパーおき1号(新山口発8:57)やスーパーおき5号(新山口発16:17)よりも、昼間のスーパーおき3号(新山口発12:54)の方が比較的空いていることが多いです。
自由席に座るためのコツ
スーパーおきの自由席に確実に座るためのコツをご紹介します。
- 始発駅から乗車する:新山口駅や鳥取駅から乗車すれば、空席を選びやすい
- 発車15〜20分前にはホームへ:早めに並んで乗車を待つ
- 途中駅では乗り換え客を狙う:益田や米子での下車客が多い
- 繁忙期は指定席を確保:530円の追加で座席を確保できる
- 平日の日中を狙う:10時〜15時頃は比較的空いていることが多い
特に観光シーズンの週末は混雑するため、指定席の予約をおすすめします。指定席なら好きな席を選べるため、日本海側の窓席を確保することもできます。
立ち席になった場合の過ごし方
万が一自由席が満席で立ち席になった場合、デッキ部分で過ごすことになります。スーパーおきの所要時間は、新山口〜米子間で約3時間30分、新山口〜鳥取間で約4時間30分と長いため、できるだけ座席を確保したいところです。
立ち席の場合は、途中駅での下車客を待って空いた席に座る方法もあります。特に益田駅や出雲市駅では下車する乗客が多いため、それ以降は座れる可能性が高くなります。
「おき」という列車名の由来は、隠岐諸島(おきのしま)です。島根県の沖合に浮かぶ隠岐諸島への玄関口となる地域を走ることから名付けられました。ただし、スーパーおき自体は隠岐諸島へは行きません。隠岐へはフェリーや高速船を利用します。スーパーおきの停車駅である境港駅(スーパーまつかぜ利用)や七類港から隠岐へ渡ることができます。
スーパーおきの料金と指定席・自由席の価格差
自由席特急券の料金
スーパーおきの自由席を利用する場合、乗車券+自由席特急券が必要です。主な区間の料金は以下の通りです。
| 区間 | 乗車券 | 自由席特急券 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 新山口〜益田 | 1,690円 | 1,200円 | 2,890円 |
| 新山口〜出雲市 | 4,510円 | 1,730円 | 6,240円 |
| 新山口〜米子 | 5,500円 | 1,860円 | 7,360円 |
| 新山口〜鳥取 | 6,600円 | 2,420円 | 9,020円 |
| 米子〜益田 | 3,740円 | 1,730円 | 5,470円 |
※料金は2024年現在の通常期の金額です。改定される場合があります。
指定席との価格差
指定席を利用する場合は、自由席特急券に530円(通常期)を加算した指定席特急券が必要です。
| 時期 | 自由席との差額 |
|---|---|
| 最繁忙期 | +930円 |
| 繁忙期 | +730円 |
| 通常期 | +530円 |
| 閑散期 | +330円 |
最繁忙期(年末年始、GW、お盆)と閑散期で600円の差があります。繁忙期に確実に座りたい場合は、早めに指定席を予約することをおすすめします。
お得なきっぷ・割引制度
スーパーおきをお得に利用できるきっぷや割引制度があります。
- e5489(JR西日本のネット予約):早期予約で割引あり
- 山陰満喫パス:山陰エリアが乗り放題になるフリーきっぷ
- JR西日本どこでもきっぷ:期間限定で発売される乗り放題きっぷ
- 青春18きっぷ:普通列車のみ利用可(スーパーおきは利用不可)
特にe5489では、J-WESTチケットレスなどの割引きっぷが購入できます。早期に予約すると通常料金より安くなることがあるため、旅行の日程が決まったら早めに確認してみましょう。
子供料金と団体割引
子供(6歳〜12歳未満)の料金は、乗車券・特急券ともに大人の半額です。6歳未満の幼児は、大人1人につき2人まで無料で乗車できます(座席を使用する場合は子供料金が必要)。
団体割引は、8人以上のグループで利用する場合に適用されます。普通団体は1割引、学生団体は1割5分〜5割引となります。
特急券のみの購入も可能
すでにJRの乗車券(定期券を含む)を持っている場合は、特急券のみを購入してスーパーおきに乗車できます。通勤や通学でJRを利用している方で、たまに特急を使いたい場合に便利です。
・自由席と指定席の差額は530円(通常期)
・繁忙期は指定席が高くなる(最大930円差)
・e5489で早期予約すると割引あり
・子供は大人の半額
・山陰満喫パスなどのフリーきっぷも活用可能
スーパーおきの停車駅と運行区間を詳しく解説
運行区間は鳥取・米子〜新山口
スーパーおきは、鳥取駅・米子駅〜新山口駅間を山陰本線・山口線経由で運行する特急列車です。鳥取県、島根県、山口県の3県をまたいで走る長距離列車で、全区間を乗り通すと約4時間30分かかります。
運行本数は1日3往復です。新山口〜米子間が3往復、そのうち1往復は米子から鳥取まで延長運転されます。本数が少ないため、乗り遅れると次の列車まで数時間待つことになります。
全停車駅一覧
スーパーおきの停車駅は以下の通りです(列車によって停車駅が異なる場合があります)。
| 駅名 | 都道府県 | 主な接続路線 |
|---|---|---|
| 鳥取 | 鳥取県 | 山陰本線、因美線 |
| 鳥取大学前 | 鳥取県 | – |
| 倉吉 | 鳥取県 | – |
| 米子 | 鳥取県 | 山陰本線、境線 |
| 安来 | 島根県 | – |
| 松江 | 島根県 | 一畑電車 |
| 玉造温泉 | 島根県 | – |
| 宍道 | 島根県 | 木次線 |
| 出雲市 | 島根県 | 一畑電車 |
| 大田市 | 島根県 | – |
| 温泉津 | 島根県 | – |
| 江津 | 島根県 | – |
| 波子 | 島根県 | – |
| 浜田 | 島根県 | – |
| 三保三隅 | 島根県 | – |
| 益田 | 島根県 | 山陰本線、山口線 |
| 日原 | 島根県 | – |
| 津和野 | 島根県 | – |
| 徳佐 | 山口県 | – |
| 三谷 | 山口県 | – |
| 山口 | 山口県 | – |
| 湯田温泉 | 山口県 | – |
| 新山口 | 山口県 | 山陽新幹線、山陽本線 |
※一部の駅は列車によって通過する場合があります。
主要駅間の所要時間
スーパーおきの主な区間の所要時間は以下の通りです。
| 区間 | 所要時間 |
|---|---|
| 新山口〜山口 | 約15分 |
| 新山口〜津和野 | 約1時間 |
| 新山口〜益田 | 約1時間30分 |
| 新山口〜出雲市 | 約2時間45分 |
| 新山口〜米子 | 約3時間30分 |
| 新山口〜鳥取 | 約4時間30分 |
| 益田〜出雲市 | 約1時間15分 |
| 出雲市〜米子 | 約45分 |
新山口駅での新幹線接続
新山口駅は山陽新幹線との乗り換え駅です。大阪・東京方面から山陰地方へ向かう場合、新山口駅でスーパーおきに乗り換えることで、出雲大社や松江、津和野などへアクセスできます。
新幹線との接続時間には余裕を持って計画しましょう。スーパーおきは1日3本しかないため、乗り遅れると次の列車まで長時間待つことになります。
沿線の主要観光地
スーパーおきの沿線には魅力的な観光地が多数あります。
- 津和野:「山陰の小京都」と呼ばれる城下町。殿町通りの白壁と掘割の鯉が有名
- 出雲大社:縁結びの神様として有名な神社。出雲市駅から一畑電車で約25分
- 松江城:現存12天守の一つ。国宝に指定されている
- 玉造温泉:日本最古の温泉の一つ。美肌の湯として知られる
- 宍道湖:夕日の名所。松江〜宍道間で車窓から見える
- 温泉津温泉:世界遺産・石見銀山の近くにある温泉街
- 湯田温泉:山口市内にある温泉街。白狐伝説で知られる
- 山口市:大内文化の面影を残す城下町。瑠璃光寺五重塔が有名
特に津和野は、スーパーおきでしかアクセスできない(普通列車は本数が極めて少ない)観光地として人気があります。城下町の風情ある街並みや、太皷谷稲成神社の千本鳥居など見どころが多く、日帰り観光も可能です。
スーパーおきが走る山口線は、かつてSL「やまぐち号」が走っていた路線として有名です。新山口〜津和野間では、現在も観光シーズンにSLが運行されています。スーパーおきとSLやまぐち号を組み合わせた旅行もおすすめです。
スーパーおきの車内設備とサービスを詳しく紹介

トイレは2号車に設置
スーパーおきのトイレは2号車(自由席車両)のデッキに設置されています。車椅子対応の多機能トイレで、おむつ交換台も備えています。洗面台はトイレ内に設置されており、独立した洗面スペースはありません。
2両編成でトイレは1箇所のみのため、混雑時は待つことがあります。長距離乗車の場合は、乗車前にトイレを済ませておくことをおすすめします。
車内販売・自動販売機はなし
スーパーおきでは車内販売は行われていません。また、自動販売機も設置されていません。飲み物や食べ物は、乗車前に駅の売店やコンビニで購入しておく必要があります。
特に新山口〜鳥取間を乗り通す場合は約4時間30分の長旅になるため、十分な飲み物と軽食を用意しておきましょう。主要駅(新山口、出雲市、米子、鳥取など)には売店がありますが、小さな駅では売店がない場合もあります。
荷物棚の特徴
キハ187系の荷物棚は、一般的な列車より角度が大きくなっています。これは、振り子式車両のため、カーブ通過時に車体が傾くことによる荷物の滑り落ちを防ぐためです。
大きなスーツケースは荷物棚に載せにくい場合があります。その場合は、座席の足元や車両端のスペースを利用しましょう。
デッキと客室扉
スーパーおきの客室扉には半自動ボタンが設置されていますが、通常の営業運転では自動で開閉します。冬季など、車内の温度維持のために手動扱いになる場合は、ボタンを押してドアを開閉します。
また、ドアが開閉する際にはドアチャイムが鳴ります。これはキハ126系と共通の音で、山陰地方のJR列車ではおなじみの音です。
車内チャイムと車内放送
2023年7月から、スーパーおきの車内チャイムが変更されました。
- 上り列車(新山口方面):「鉄道唱歌」
- 下り列車(鳥取・米子方面):「アルプスの牧場」
どちらも国鉄時代のオルゴールチャイムをイメージしたアレンジで、懐かしさを感じる音色です。発車時や停車駅接近時に流れるチャイムにも注目してみてください。
空調と車内環境
キハ187系の冷房装置はWAU707が屋根上に1基搭載されています。暖房はエンジンの排熱を利用するシステムで、冬でも車内は暖かく保たれます。
車内照明は暖色系の蛍光灯が使用されており、落ち着いた雰囲気です。窓は大きく、車窓からの眺めを楽しむのに適しています。また、振り子式車両のため、カーブ通過時には車体が傾きます。乗り物酔いしやすい方は、進行方向を向いた席に座り、遠くの景色を見るようにすると酔いにくくなります。窓側の席から日本海の水平線を眺めていると、振り子の動きもあまり気にならなくなるでしょう。
・トイレ:2号車に車椅子対応トイレ1箇所
・おむつ交換台:あり(トイレ内)
・車内販売:なし
・自動販売機:なし
・コンセント:なし
・Wi-Fi:なし
・車内チャイム:鉄道唱歌/アルプスの牧場
スーパーおきとスーパーまつかぜの違い
運行区間の違い
スーパーおきとスーパーまつかぜは、どちらもキハ187系を使用する山陰地方の特急列車ですが、運行区間が異なります。
| 列車名 | 運行区間 | 経由路線 |
|---|---|---|
| スーパーおき | 鳥取・米子〜新山口 | 山陰本線・山口線 |
| スーパーまつかぜ | 鳥取〜益田 | 山陰本線 |
スーパーおきは山口線を経由して新山口まで行くのに対し、スーパーまつかぜは山陰本線のみを走り、益田で折り返します。津和野や山口、新山口方面へ行く場合はスーパーおき、益田から先の山陰本線(長門市・下関方面)へ行く場合は別の列車に乗り換えが必要です。
運行本数の違い
運行本数にも違いがあります。
- スーパーおき:1日3往復
- スーパーまつかぜ:1日5往復
スーパーまつかぜの方が本数が多いため、鳥取〜益田間の移動では選択肢が増えます。ただし、どちらの列車も本数は少ないため、事前に時刻を確認しておくことが大切です。
使用車両と座席は同じ
スーパーおきとスーパーまつかぜは、どちらもキハ187系を使用しています。車両の仕様や座席配置は同じで、自由席・指定席の構成も共通です。
- 編成:基本2両(多客期は3〜4両に増結)
- 1号車:指定席
- 2号車:自由席
- グリーン車:なし
列車名の由来
スーパーおきの「おき」は隠岐諸島に由来します。一方、スーパーまつかぜの「まつかぜ」は、かつて大阪〜博多間を走っていた特急「まつかぜ」の名前を受け継いでいます。「松風」という言葉は、松林を吹き抜ける風を意味し、山陰地方の松林をイメージした名前です。
どちらも山陰地方にゆかりのある名前が付けられており、地域に根ざした列車であることがわかります。
スーパーいなばとの関係
同じキハ187系を使用する列車にスーパーいなばがあります。スーパーいなばは、鳥取〜岡山間を智頭急行経由で結ぶ特急列車です。
スーパーおき・スーパーまつかぜ・スーパーいなばは「キハ187系3兄弟」とも呼ばれ、山陰地方の特急ネットワークを形成しています。
かつての特急「まつかぜ」は、大阪〜博多間を山陰本線経由で結ぶ長距離列車でした。1961年に登場し、2003年まで運行されていました。最盛期には約12時間かけて走破する日本有数の長距離特急でした。現在のスーパーまつかぜは、その名前と山陰本線を走るという点を受け継いでいます。
よくある質問(FAQ)
Q. スーパーおきの自由席は何号車ですか?
スーパーおきの自由席は2号車です。1号車が指定席、2号車が自由席という構成で、どちらも普通車です。基本的に2両編成で運行されるため、自由席は1両のみとなります。
Q. 自由席は座れますか?混雑状況は?
2両編成のため、他の特急列車と比べて混雑しやすい傾向があります。特に観光シーズン(GW、夏休み、紅葉時期)や、新山口〜益田間は混雑することがあります。確実に座りたい場合は、始発駅から乗車するか、指定席を予約することをおすすめします。
Q. コンセントやWi-Fiはありますか?
スーパーおきの座席にはコンセントは設置されていません。また、車内Wi-Fiサービスもありません。スマートフォンの充電が必要な場合は、モバイルバッテリーを持参してください。
Q. 車内販売はありますか?
スーパーおきでは車内販売は行われていません。自動販売機も設置されていないため、飲み物や食べ物は乗車前に購入しておく必要があります。
Q. グリーン車はありますか?
スーパーおきにはグリーン車は連結されていません。全車両が普通車での運行となります。
Q. 自由席と指定席の料金差はいくらですか?
指定席は自由席より530円(通常期)高くなります。繁忙期は730円、最繁忙期は930円の差になります。
Q. おすすめの座席はどこですか?
日本海の景色を楽しみたいならD席(北側の窓側)がおすすめです。また、窓枠に邪魔されずに景色を見たい場合は、進行方向によって適した席番が異なります。
Q. トイレはどこにありますか?
トイレは2号車(自由席車両)のデッキに設置されています。車椅子対応の多機能トイレで、おむつ交換台も備えています。
Q. 新幹線との乗り換えは?
新山口駅で山陽新幹線と接続しています。新幹線からスーパーおきへの乗り換えには、時間に余裕を持って計画することをおすすめします。スーパーおきは1日3本しかないため、乗り遅れに注意が必要です。
Q. スーパーまつかぜとの違いは?
どちらもキハ187系を使用する山陰の特急ですが、運行区間が異なります。スーパーおきは新山口まで山口線経由で行くのに対し、スーパーまつかぜは山陰本線のみを走り益田で折り返します。
Q. 予約はいつからできますか?
スーパーおきの指定席は、乗車日の1ヶ月前の午前10時から予約が可能です。JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」、みどりの窓口、指定席券売機で購入できます。人気の観光シーズンは早めの予約をおすすめします。自由席は予約不要で、当日に乗車券と自由席特急券を購入すれば乗車できます。
Q. 途中下車はできますか?
乗車券の有効区間内であれば、途中下車が可能です。ただし、特急券は乗車区間ごとに必要となるため、途中下車後に再度特急に乗車する場合は、新たに特急券を購入する必要があります。津和野や出雲市で観光してから再びスーパーおきに乗る場合は、それぞれの区間の特急券が必要です。
Q. ペットは乗せられますか?
小型犬・猫などの小動物は、専用のケース(縦・横・高さの合計が120cm以内、重量10kg以内)に入れれば、手回り品として持ち込むことができます。手回り品料金は290円です。ケースから出したり、座席に座らせたりすることはできません。盲導犬・介助犬・聴導犬は無料で乗車できます。
Q. 自転車は持ち込めますか?
自転車は、折りたたむか分解して専用の袋(輪行袋)に完全に収納すれば、無料で持ち込むことができます。サイズは縦・横・高さの合計が250cm以内、重量30kg以内である必要があります。山陰地方はサイクリングコースも充実しているため、輪行で訪れる方もいます。
まとめ
特急スーパーおきの自由席について詳しく解説しました。
この記事のポイントをおさらいすると、以下のようになります。
- 自由席は2号車:1号車が指定席、2号車が自由席の2両編成
- 座席配置:2列+2列(A・B・C・D席)、D席が日本海側の窓側でおすすめ
- 混雑状況:2両編成のため座席数が限られ混雑しやすい、特に観光シーズンの新山口〜益田間は要注意
- 料金:指定席との差額は530円(通常期)
- 車内設備:コンセント・Wi-Fi・車内販売なし、トイレは2号車
- 運行本数:1日3往復(新山口〜米子間)
- 使用車両:JR西日本キハ187系(振り子式気動車)
- グリーン車:連結なし(全車普通車での運行)
- 事前予約:指定席は乗車日の1ヶ月前の午前10時から予約可能
スーパーおきは、山陰と山口を結ぶ貴重な特急列車です。2両編成という短い編成ですが、車窓からは日本海や宍道湖の美しい景色を楽しむことができます。自由席は1両のみのため、繁忙期は早めの乗車や指定席の予約をおすすめします。
津和野や出雲大社、松江城など、沿線には魅力的な観光地が点在しています。事前に停車駅や所要時間を確認して、快適な山陰・山口の旅をお楽しみください。コンセントやWi-Fiがないため、モバイルバッテリーと飲み物の準備もお忘れなく。
スーパーおきは、山陽新幹線の新山口駅から山陰地方へアクセスできる貴重な列車です。大阪や東京から出雲大社や松江へ向かう場合、新山口経由のルートも検討してみてください。山口線を走る区間では、SLやまぐち号と同じ線路を走るため、鉄道ファンにも人気があります。車窓からの日本海の景色は、飛行機や高速バスでは味わえない魅力です。ぜひスーパーおきで、ゆっくりと山陰・山口の旅を楽しんでください。

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