「新幹線で子供が泣いたらどうしよう」「周りの乗客に迷惑をかけないか心配」──小さなお子さまを連れて新幹線に乗るのは、多くの親御さんにとって不安の種ではないでしょうか。
そんな悩みを解決するために登場したのが、新幹線のお子さま連れ専用車両です。JR東海とJR西日本が運行する東海道・山陽新幹線では、「お子さま連れ車両」という特別な車両を設定しており、周囲を気にせずお子さまと一緒に新幹線の旅を楽しめる環境が整っています。
この記事では、新幹線のお子さま連れ車両について詳しく解説します。予約方法、料金、設備、注意点など、子連れで新幹線を利用する際に知っておきたい情報をすべてお伝えします。この記事を読めば、お子さま連れでも安心して新幹線に乗れるようになるでしょう。
📌 この記事でわかること
- お子さま連れ車両とは何か
- 予約方法と料金の詳細
- 利用できる路線と車両
- 設備やサービスの内容
- 利用する際の注意点とマナー
- よくある質問への回答
新幹線のお子さま連れ車両とは

新幹線のお子さま連れ車両とは、小さなお子さまを連れた家族専用に設定された車両のことです。通常の車両とは異なり、お子さま連れの乗客だけが利用できるため、周囲の目を気にせずにお子さまと一緒に新幹線の旅を楽しむことができます。
お子さま連れ車両の概要
お子さま連れ車両は、JR東海とJR西日本が共同で運行する「ファミリー車両」として知られています。東海道新幹線と山陽新幹線で設定されており、主にゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの繁忙期に運行されます。通常の指定席車両を「お子さま連れ専用」として販売する形式で、車両自体は通常の新幹線と同じ設備です。
この車両の最大の特徴は、周囲の乗客もすべてお子さま連れだという点です。「子供が泣いたらどうしよう」「騒いだら迷惑をかける」という心配がなく、お互いさまの気持ちで旅行を楽しめます。ベビーカーや大きな荷物を持っていても、同じ状況の乗客ばかりなので気兼ねする必要がなく、安心して過ごすことができます。
いつから始まったサービスか
お子さま連れ車両のサービスは、2018年のゴールデンウィークから本格的に開始されました。それ以前にも試験的に実施されていましたが、好評だったため正式なサービスとして定着しました。子育て世代からの強い要望に応える形で始まったこのサービスは、現在では新幹線の繁忙期には欠かせない大切な存在となっています。
背景には、社会全体での子育て支援への意識の高まりがあります。公共交通機関での子連れ移動の大変さが広く認識されるようになり、JRをはじめとする鉄道会社も子育て家族に優しいサービスを積極的に提供するようになりました。お子さま連れ車両はその象徴的なサービスと言えるでしょう。
お子さま連れ車両は正式には「ファミリー車両」と呼ばれることが多いですが、JR東海の公式サイトでは「お子さま連れ車両」として案内されています。旅行会社によっては「ファミリー専用車両」「子連れ専用車両」などの名称で販売されていることもありますが、いずれも同じサービスを指しています。予約の際は、これらのさまざまな名称で検索してみてください。
お子さま連れ車両の予約方法
お子さま連れ車両を利用するためには、事前に予約が必要です。通常の新幹線の指定席とは異なる予約方法があるため、詳しく解説します。人気のサービスなので、早めの予約をおすすめします。
予約できる方法
お子さま連れ車両の予約は、主に以下の方法で行えます。
| 予約方法 | 特徴 | 備考 |
|---|---|---|
| JR東海ツアーズ | 公式旅行会社のツアー | 宿泊セットプランあり |
| JR西日本ツアーズ | 山陽新幹線利用に便利 | 片道プランあり |
| 日本旅行 | 大手旅行会社のプラン | 各種割引あり |
| その他旅行会社 | JTB、近畿日本ツーリストなど | 取扱商品は各社で異なる |
お子さま連れ車両は旅行商品として販売されているため、通常の新幹線指定席のようにJRの窓口やみどりの窓口で直接購入することはできません。必ず旅行会社を通じて予約する必要があります。
予約のタイミング
お子さま連れ車両の予約は、運行の約1〜2ヶ月前から開始されることが多いです。ゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期は非常に人気が高く、発売開始後すぐに満席になることもあります。特に人気の日程・時間帯は、発売開始日に予約をするのがおすすめです。
予約開始日は旅行会社によって異なりますが、通常は約2ヶ月前から予約が可能になります。JR東海ツアーズやJR西日本ツアーズの公式サイトで、最新の情報を確認しておきましょう。また、旅行会社のメールマガジンに登録しておくと、予約開始の案内が届くこともあります。
予約に必要なもの
お子さま連れ車両を予約する際には、以下の情報が必要です。
・乗車区間(出発駅と到着駅)
・乗車人数(大人・こども・幼児)
・代表者の氏名と連絡先
・同行者の氏名(全員分)
・支払い方法の情報
お子さまの年齢によって料金が異なるため、乗車日時点での年齢を正確に申告する必要があります。また、幼児(未就学児)は大人1人につき2人まで無料ですが、座席が必要な場合は「こども料金」が必要になります。
お子さま連れ車両の料金

お子さま連れ車両の料金は、通常の新幹線指定席よりもお得な場合が多いです。旅行商品として販売されているため、新幹線切符を単品で購入するよりもセット割引が適用されることがあります。ここでは、料金体系について詳しく解説します。
基本的な料金体系
お子さま連れ車両の料金は、主に以下の要素で決まります。
| 区分 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 大人 | 通常料金または割引料金 | プランにより異なる |
| こども(6〜12歳) | 大人の半額 | 小学生が対象 |
| 幼児(1〜6歳未満) | 基本無料 | 大人1人につき2人まで |
| 乳児(1歳未満) | 無料 | 席は取れない |
幼児が座席を使用する場合は、「こども料金」が必要になります。混雑する繁忙期は膝の上に座らせるのが難しいため、幼児でも座席を確保しておくことを強くおすすめします。
料金の具体例
東京〜新大阪間のお子さま連れ車両の料金例を見てみましょう(2024年時点の参考価格)。
・こども1人:約6,500円〜7,500円
・幼児(座席なし):無料(大人1人につき2人まで)
・幼児(座席あり):こども料金が必要※時期やプランにより料金は変動します
宿泊がセットになったプランの場合は、さらにお得な料金になることがあります。旅行の計画を立てる際は、複数のプランをじっくり比較検討してみることをおすすめします。
割引やお得な利用法
お子さま連れ車両をお得に利用するためのポイントをいくつか紹介します。
まず、早期予約割引を活用しましょう。多くのプランでは、早めに予約すると割引が適用されることがあります。また、宿泊セットプランを利用すると、別々に予約するよりも合計金額が安くなることが多いです。
さらに、旅行会社のポイントやクーポンも活用できます。JR東海ツアーズやJR西日本ツアーズの会員になると、ポイントが貯まったり、会員限定の割引が受けられたりします。楽天トラベルやじゃらんなどの旅行サイトでも同様のプランが販売されていることがあるので、比較してみてください。
お子さま連れ車両が利用できる路線と列車
お子さま連れ車両は、すべての新幹線で利用できるわけではありません。利用できる路線と列車について詳しく解説します。旅行の計画を立てる際の参考にしてください。
対象となる路線
お子さま連れ車両が設定されているのは、主に東海道新幹線と山陽新幹線です。JR東海とJR西日本が共同で運行するこれらの新幹線では、繁忙期を中心にお子さま連れ車両が設定されます。
| 路線 | 主な区間 | 備考 |
|---|---|---|
| 東海道新幹線 | 東京〜新大阪 | のぞみ・ひかり |
| 山陽新幹線 | 新大阪〜博多 | のぞみ・ひかり・さくら |
| 直通運転 | 東京〜博多など | のぞみ号で運行 |
なお、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線などJR東日本が運行する新幹線では、同様のお子さま連れ専用車両は現時点では設定されていません。ただし、JR東日本でも子連れに配慮したサービスは提供されているので、詳細は各社の公式サイトで確認してください。
設定される時期
お子さま連れ車両は、年間を通じて常時設定されているわけではありません。主に以下の繁忙期に設定されます。
・夏休み(7月下旬〜8月下旬)
・シルバーウィーク(9月中旬〜下旬)
・年末年始(12月下旬〜1月上旬)
・春休み(3月下旬〜4月上旬)
設定される具体的な日程や時間帯は、毎年変わります。旅行を計画する際は、JR東海ツアーズやJR西日本ツアーズなどの公式サイトで最新の運行情報を確認してください。
対象となる車両番号
お子さま連れ車両として設定される車両は、列車によって異なりますが、多くの場合は普通車指定席の一部(例:11号車や12号車など)が使用されます。グリーン車がお子さま連れ専用になることは基本的にありません。
予約時に車両番号が指定されるので、当日はその車両に乗車するようにしましょう。間違えて別の車両に乗ると、お子さま連れ専用ではない通常の車両になってしまいます。
お子さま連れ車両の設備とサービス

お子さま連れ車両には、子連れ旅行を快適にするためのさまざまな設備やサービスが用意されています。ここでは、車内の設備について詳しく紹介します。
車内の基本設備
お子さま連れ車両の座席や設備は、通常の新幹線と同じです。特別な改造がされているわけではなく、普通車指定席として使用される車両がそのままお子さま連れ専用になります。
ただし、新幹線には子連れに便利な設備がもともと備わっています。
| 設備 | 場所 | 備考 |
|---|---|---|
| 多目的室 | 11号車付近 | 授乳・着替えに利用可 |
| おむつ交換台 | 多目的トイレ内 | 奇数号車に設置 |
| 大型荷物スペース | 最後部座席後ろ | ベビーカー置き場に |
| デッキスペース | 車両端 | 気分転換に |
多目的室の活用方法
多目的室は、新幹線の11号車付近に設置されている個室です。授乳や着替え、体調不良時の休憩などに利用できます。お子さま連れ車両を利用する際も、多目的室は利用可能です。
多目的室を利用したい場合は、乗務員に声をかけてください。施錠されていることが多いため、乗務員が鍵を開けてくれます。混雑時は順番待ちになることもあるので、時間に余裕を持って利用しましょう。
ベビーカーの置き場所
新幹線では、ベビーカーの置き場所が問題になることがあります。お子さま連れ車両を利用する場合、以下の場所にベビーカーを置くことができます。
まず、最後部座席の後ろのスペースがあります。ここは大型荷物スペースとして設定されており、ベビーカーを畳んで置くことができます。ただし、2020年5月以降は事前予約が必要になっているため、予約時に荷物スペースも一緒に確保しておきましょう。
また、座席の足元スペースにコンパクトに畳んだベビーカーを置くこともできます。通路側の席を確保すれば、荷物の出し入れもスムーズです。
お子さま連れ車両を予約する際、座席位置のリクエストができることがあります。「デッキに近い席」「荷物スペースに近い席」など、希望がある場合は予約時に伝えてみましょう。必ずしも希望通りになるとは限りませんが、可能な範囲で対応してもらえることがあります。
お子さま連れ車両を利用する際の注意点
お子さま連れ車両を快適に利用するために、知っておきたい注意点がいくつかあります。事前に確認して、当日のトラブルを防ぎましょう。
予約の変更・キャンセルについて
お子さま連れ車両は旅行商品として販売されているため、予約の変更やキャンセルには制限があることがあります。通常の新幹線指定席のように自由に日程や時間を変更することは難しい場合があるので、予約前に変更・キャンセルの条件を確認しておきましょう。
特に、キャンセル料には注意が必要です。旅行開始日に近づくほどキャンセル料が高くなるのが一般的です。子供の体調が変わりやすいことを考慮して、キャンセル保険への加入や変更可能なプランを選ぶのも賢い方法です。
乗車時の持ち物
お子さま連れで新幹線に乗る際は、以下のものを準備しておくと安心です。
・着替え(複数セット)
・おやつ、飲み物
・おもちゃ、絵本(音の出ないもの)
・タブレットやスマートフォン(動画視聴用)
・イヤホン(周囲への配慮)
・ビニール袋(ゴミ入れ・汚れ物入れ)
・授乳ケープ(必要な場合)
・抱っこ紐
マナーと周囲への配慮
お子さま連れ車両とはいえ、基本的なマナーは大切です。同じ車両に乗っているのは全員お子さま連れですが、お互いが気持ちよく過ごせるように配慮しましょう。
子供が騒いだ場合は、デッキに出て気分転換させるのが効果的です。また、動画を見せる場合はイヤホンを使用するなど、音への配慮も忘れずに。お子さま連れ車両だからといって「何をしてもいい」わけではありませんが、通常の車両よりは気持ちに余裕を持って過ごせるはずです。
お子さま連れ車両以外の選択肢
お子さま連れ車両が設定されていない時期や路線では、別の方法で子連れ新幹線旅行を快適にすることができます。ここでは、お子さま連れ車両以外の選択肢を紹介します。
多目的室に近い座席を予約
通常の新幹線を利用する場合は、多目的室に近い座席を予約するのがおすすめです。東海道・山陽新幹線では11号車付近に多目的室があるため、11号車や12号車の座席を確保すると便利です。授乳やおむつ交換が必要な場合も、すぐに多目的室を利用できます。
荷物スペース付き座席を予約
2020年5月以降、新幹線の特大荷物スペース付き座席の事前予約制度が始まりました。この座席を予約すると、座席後ろの荷物スペースを利用できます。ベビーカーや大きな荷物がある場合は、この座席を予約しておくと安心です。予約はエクスプレス予約やスマートEXから可能です。
グリーン車の利用
グリーン車は座席間隔が広く、通常の指定席よりも静かな環境で過ごせます。ただし、グリーン車は静かな環境を求める乗客も多いため、お子さまが泣いたり騒いだりした場合は周囲への配慮が必要です。比較的空いている時間帯を選ぶなど、さまざまな工夫が必要でしょう。
時間帯の工夫
お子さま連れ車両が利用できない場合は、混雑を避ける時間帯を選ぶのも効果的です。平日の昼間や、夕方以降のビジネス客が少ない時間帯は比較的空いていることが多いです。混雑していない車両なら、周囲を気にせずお子さまと過ごせます。
子連れ新幹線旅行を成功させるコツ

お子さま連れ車両を利用する・しないに関わらず、子連れで新幹線に乗る際のコツを知っておくと、旅行がより快適になります。経験豊富なパパ・ママが実践しているテクニックを紹介します。
乗車前の準備が成功のカギ
子連れ新幹線旅行の成功は、乗車前の準備にかかっています。まず、お子さまの体調を整えることが大切です。前日は早めに就寝させ、当日の朝も余裕を持って起きるようにしましょう。疲れた状態で長時間の移動をすると、ぐずりやすくなります。
また、駅に早めに到着することも重要です。子連れだと予想外のことが起こりがちなので、余裕を持った行動を心がけましょう。ホームに着いたら、乗車位置を確認し、お子さまを抱きかかえるなど安全対策も忘れずに。特にホーム上では走り回らないよう、しっかり手をつないでおきましょう。
車内での過ごし方の工夫
新幹線の中でお子さまを飽きさせない工夫が大切です。長時間じっとしているのは、小さなお子さまにとって難しいこと。いくつかのアイデアを紹介します。
まず、お気に入りのおもちゃや絵本を持参しましょう。ただし、音の出るおもちゃは周囲の迷惑になるため避けてください。シールブックやお絵かきセット、パズルなど、静かに遊べるものがおすすめです。新幹線の旅専用の「特別なおもちゃ」を用意しておくと、お子さまも楽しみにしてくれます。
動画やアプリも効果的です。タブレットやスマートフォンにお気に入りの動画をダウンロードしておきましょう。トンネル内など電波が届かない場所でも視聴できます。必ずイヤホンを使用して、周囲への配慮を忘れずに。子供用の音量制限付きイヤホンがあると、大きな音による耳への負担も防げます。
食事とおやつのタイミング
新幹線での食事やおやつは、お子さまの気分転換にもなります。ただし、いくつかの注意点があります。
まず、汚れにくいおやつを選びましょう。チョコレートやアイスクリームは溶けて汚れやすいため、クッキーやおせんべい、果物などがおすすめです。また、飲み物はこぼれにくい容器(ストロー付きパックやボトル)に入れておくと安心です。
食事のタイミングも工夫しましょう。お腹が空くとぐずりやすくなるため、乗車前に軽く食べさせておくのがおすすめです。車内でのメインの食事は、お子さまが落ち着いているタイミングを見計らってにすると、スムーズに食べられます。
ぐずったときの対処法
どんなに準備をしても、お子さまがぐずることはあります。そんなときの対処法を知っておくと、パニックにならずに済みます。
まず、デッキに移動しましょう。車両の端にあるデッキスペースは、少し歩き回ることができ、気分転換になります。窓から景色を見せたり、抱っこして揺らしたりすると、落ち着くことも多いです。お子さま連れ車両なら周囲も同じ状況なので、多少のぐずりは「お互いさま」の気持ちで受け止めてもらえますが、それでもデッキで気分転換するのは効果的です。
また、お気に入りのアイテムがあれば持っておきましょう。いつも使っているブランケットやぬいぐるみがあると、安心して落ち着くことがあります。困ったときの「切り札」として、お子さまが大好きな特別なおもちゃやお菓子を温存しておくのも作戦のひとつです。
新幹線の車窓からの景色は、お子さまの気分転換に最適です。富士山(東海道新幹線)、海(山陽新幹線の一部区間)など、見どころを事前にチェックしておくと、「あと少しで富士山が見えるよ」などと声をかけて、お子さまの注意を引くことができます。
子連れ旅行の体験談と口コミ
実際にお子さま連れ車両を利用したファミリーの体験談や口コミを紹介します。リアルな声を参考にして、旅行の計画に役立ててください。
利用者の良かった点
お子さま連れ車両を利用した方からは、多くのポジティブな声が聞かれます。
「周りを気にせず過ごせたのが一番良かった」という声が最も多いです。通常の車両だと、子供が少し声を出しただけでも周囲の目が気になりますが、お子さま連れ車両なら同じ状況の家族ばかり。「お互いさま」の雰囲気で、リラックスして過ごせたという感想が多く寄せられています。
また、「子供同士が仲良くなった」という声も。隣の席のお子さまと遊び始めて、親同士も情報交換ができたという体験談もあります。子連れ旅行の大変さを分かち合える仲間がいると、とても心強いものです。
気になった点・改善要望
一方で、気になった点もいくつか挙げられています。
「予約が取りにくい」という声は多いです。特に人気の日程・時間帯は発売開始後すぐに満席になることがあり、希望通りの列車が取れないこともあるようです。早めの予約を心がけることがとても大切です。
また、「設定期間が限られている」という点も。繁忙期以外は設定されていないため、平日や閑散期に利用したい場合は通常の車両を選ぶしかありません。年間を通じて設定してほしいという要望も多く聞かれます。
利用者からのアドバイス
経験者からのアドバイスをいくつか紹介します。
「座席は通路側がおすすめ」という意見が多いです。トイレに行ったり、デッキに出たりする機会が多いため、通路側の方が断然移動しやすいとのことです。ただし、窓側は景色が見えるのでお子さまが喜ぶという声もあり、お子さまの性格に合わせて選ぶのが良さそうです。
「荷物は最小限に」というアドバイスも。子連れだとどうしても荷物が多くなりがちですが、大きな荷物は宅配便で先に送っておくと、当日の移動がかなり楽になります。ベビーカーも必要最小限のサイズにするか、目的地で借りる方法も検討してみてください。
お子さま連れ車両に関するよくある質問
Q. お子さま連れ車両は何歳まで利用できますか?
A. 明確な年齢制限はありませんが、小学生以下のお子さま連れを対象としていることが多いです。中学生以上のお子さまと一緒の場合は、通常の車両を利用することになります。詳細は予約時に各旅行会社に確認してください。
Q. 大人1人でも利用できますか?
A. お子さま連れ車両はお子さまと一緒に利用する大人向けのサービスです。大人だけでの利用はできません。ただし、祖父母と孫だけの組み合わせなど、親以外の大人がお子さまを連れている場合は利用可能です。
Q. 途中駅での乗り降りはできますか?
A. 旅行商品の内容によります。途中下車ができるプランとできないプランがあるため、予約時に確認してください。途中下車ができない場合、指定された区間を通しで乗車する必要があります。
Q. 車内で飲食はできますか?
A. はい、車内での飲食は可能です。お子さま用のおやつや飲み物は持ち込んで大丈夫です。ただし、においの強い食べ物は周囲への配慮として避けた方が無難です。新幹線の車内販売も利用できます。
Q. 当日のキャンセルはできますか?
A. 当日キャンセルの場合はキャンセル料が発生することがほとんどです。旅行商品によっては100%のキャンセル料がかかることもあります。お子さまの体調が心配な場合は、キャンセル保険への加入を検討してください。
Q. 東北新幹線など他の新幹線にもお子さま連れ車両はありますか?
A. 現時点では、JR東日本が運行する東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線などには同様のお子さま連れ専用車両は設定されていません。ただし、JR東日本でも子連れに配慮したサービスは提供されており、多目的室の利用や荷物スペース付き座席の予約などは可能です。今後のサービス拡大に期待しましょう。
Q. 双子や三つ子など多胎児の場合、座席はどうなりますか?
A. 多胎児の場合も通常と同様に予約できます。大人1人につき幼児2人までが無料ですが、それを超える場合や座席が必要な場合はこども料金が必要です。双子の場合、大人2人で予約すれば幼児4人まで無料で乗車可能です。座席が必要な場合は人数分のこども料金で座席を確保しましょう。
Q. 車椅子やベビーカーを使用している場合、優先的に予約できますか?
A. お子さま連れ車両の予約において、車椅子やベビーカー利用者への特別な優先枠は設けられていないのが一般的です。ただし、予約時に旅行会社に相談すれば、荷物スペースに近い座席や多目的室に近い座席を確保してもらえることがあります。特別な配慮が必要な場合は、早めに相談することをおすすめします。
まとめ
この記事では、新幹線のお子さま連れ車両について詳しく解説しました。最後に、重要なポイントをおさらいしましょう。
・旅行会社を通じて予約する必要がある(JR窓口では購入不可)
・主に繁忙期(GW、夏休み、年末年始など)に運行
・周囲も全員お子さま連れなので気兼ねなく利用できる
・予約の変更・キャンセルには制限があることが多い
・お子さま連れ車両がない場合は多目的室に近い座席を予約
小さなお子さまを連れての新幹線旅行は、しっかりとした準備と情報収集がとても大切です。お子さま連れ車両を上手に活用すれば、周囲を気にせず家族で楽しい旅行ができます。
お子さまとの思い出作りに、ぜひお子さま連れ車両を利用してみてください。事前に予約方法や料金をしっかり確認し、余裕を持った計画を立てることで、快適で楽しい新幹線旅行が実現できるでしょう。お子さまの年齢や性格に合わせた準備をして、家族みんなで素敵な旅の思い出を作ってください。
新幹線でのお子さま連れ旅行は、確かに不安な点も多いかもしれません。しかし、お子さま連れ車両のようなサービスを活用すれば、その不安はかなり軽減されます。周囲の理解ある環境の中で、お子さまと一緒に車窓からの景色を楽しみ、新幹線の旅を満喫してください。きっと素敵な家族の思い出になるはずです。

コメント