北陸新幹線敦賀延伸で注目を集める石川県の特急「能登かがり火」。金沢と和倉温泉を結ぶこの列車について、「自由席は何号車?」「どんな車両が使われている?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
2024年3月のダイヤ改正で、能登かがり火は石川県内を走る唯一の在来線定期特急列車となりました。この記事では、能登かがり火の座席配置、自由席・指定席の号車、停車駅、料金、車内設備から、和倉温泉へのアクセス方法、お得なきっぷ情報まで徹底的に解説します。
結論から言うと、能登かがり火は683系3両編成で運行され、自由席は3号車に設定されています。金沢〜和倉温泉間は約1時間の短距離特急で、日本海の車窓も楽しめる列車です。北陸新幹線との接続を前提としたダイヤ設定で、1日5往復運行されています。
特急「能登かがり火」とは?基本情報を徹底解説

石川県唯一の在来線定期特急列車
特急「能登かがり火」は、JR西日本およびIRいしかわ鉄道が金沢駅〜七尾駅・和倉温泉駅間を、IRいしかわ鉄道線・七尾線経由で運行する特急列車です。
2024年3月16日の北陸新幹線敦賀延伸開業に伴い、金沢〜大阪間を走っていた特急「サンダーバード」の七尾線直通が廃止されました。これにより、能登かがり火は石川県内を走る唯一の在来線定期特急列車となり、金沢と能登地方を結ぶ重要な役割を担っています。
列車名の「かがり火」は、能登半島で行われる伝統的な祭り「能登のキリコ祭り」で灯されるかがり火に由来しています。能登半島の文化と伝統を象徴する名前が付けられているのです。
運行区間と所要時間
能登かがり火の運行区間は以下の通りです。
| 区間 | 所要時間 | 運行本数 |
|---|---|---|
| 金沢〜和倉温泉 | 約57分〜1時間 | 4往復 |
| 金沢〜七尾 | 約50分 | 1往復 |
金沢〜和倉温泉間はわずか1時間ほどの短距離特急です。北陸新幹線で金沢まで来て、能登かがり火に乗り換えれば、東京から和倉温泉まで約4時間でアクセスできます。
運行本数は1日5往復
2024年3月16日のダイヤ改正以降、能登かがり火は1日5往復運行されています。
- 金沢〜和倉温泉間:4往復
- 金沢〜七尾間:1往復
北陸新幹線との接続を前提としたダイヤ設定で、1時間おきの運行を基本としています。新幹線から乗り換えやすいダイヤになっているため、観光客にも便利です。
また、GW・お盆など多客期には、金沢〜和倉温泉間で1往復の臨時列車が運行されることもあります。
2024年ダイヤ改正での変更点
2024年3月16日のダイヤ改正で、能登かがり火には以下の変更がありました。
- 運行本数の増加:サンダーバード直通廃止の代替として、1往復増発の5往復運転に
- グリーン車の廃止:全車両が普通車のみの運行に
- 使用車両の統一:683系3両編成に統一(以前は681系も使用)
- 停車駅の見直し:宇野気駅は全列車通過に
特にグリーン車の連結終了は大きな変更です。以前はサンダーバードの車両が直通していたためグリーン車がありましたが、現在は普通車のみとなっています。
能登半島地震後の運行状況
2024年1月1日に発生した能登半島地震により、七尾線は一時運休となりました。その後、復旧作業が進み、2024年4月に入ってから能登かがり火は全区間での運転を再開しています。
和倉温泉をはじめとする能登地方の観光地は、地震からの復興を目指しています。能登かがり火に乗って能登を訪れることは、復興支援にもつながります。
「能登かがり火」という列車名は2015年の七尾線特急の愛称公募で選ばれました。能登半島各地で行われる「キリコ祭り」は、巨大な灯籠(キリコ)を担いで練り歩く伝統行事で、夜にはかがり火が灯されます。このかがり火は能登の夏の風物詩であり、祭りは国の重要無形民俗文化財に指定されています。
能登かがり火の使用車両と座席配置を詳しく解説
使用車両は683系3両編成
能登かがり火には金沢車両区所属の683系2000番台が使用されています。683系は、特急「サンダーバード」でも使用されている車両で、リニューアル済みの3両編成が能登かがり火に充当されています。
以前は681系も使用していましたが、2024年3月のダイヤ改正以降は683系3両編成のみでの運行となっています。白を基調とした車体に青いラインが入った、北陸を代表する特急車両です。
自由席は3号車に設定
能登かがり火の座席配置は以下の通りです。
| 号車 | 座席タイプ | 備考 |
|---|---|---|
| 1号車 | 普通車指定席 | 和倉温泉寄り |
| 2号車 | 普通車指定席 | 中間車両 |
| 3号車 | 普通車自由席 | 金沢寄り |
自由席は3号車に設定されています。全席指定席の特急が増えている中で、能登かがり火は3両編成でも1両は自由席が確保されているのが特徴です。
※2025年3月15日のダイヤ改正で、自由席の位置が1号車から3号車に変更されました。以前の情報と異なりますのでご注意ください。
6両編成での運行もあり
休日などの指定日は、一部の列車が3両+3両の6両編成で運転されることがあります。この場合、自由席の座席数も増えるため、混雑が緩和されます。
多客期に能登かがり火を利用する場合は、6両編成の列車を狙うと座れる可能性が高くなります。運行情報は公式サイトや時刻表で確認できます。
グリーン車は連結なし
2024年3月のダイヤ改正以降、能登かがり火にはグリーン車は連結されていません。全車両が普通車での運行となります。
以前はサンダーバードの車両が七尾線に直通していたため、グリーン車が連結されていました。しかし、北陸新幹線敦賀延伸に伴いサンダーバードの七尾線直通が廃止され、能登かがり火は独立した列車として運行されるようになりました。
座席配置はA・B・C・D席の4列
683系の座席は、通路を挟んで2列+2列の配置です。窓側がA席とD席、通路側がB席とC席となっています。
| 座席 | 位置 | 方角(金沢→和倉温泉方向) |
|---|---|---|
| A席 | 窓側 | 日本海側 |
| B席 | 通路側 | 日本海側 |
| C席 | 通路側 | 山側 |
| D席 | 窓側 | 山側 |
能登かがり火では沿線で日本海が見える区間があります。日本海の車窓を楽しむにはA席またはB席を選ぶのがおすすめです。
・使用車両:683系3両編成
・自由席:3号車(金沢寄り)
・指定席:1号車・2号車
・グリーン車:なし(2024年3月以降)
・おすすめ座席:A席・B席(日本海側)
・多客期は6両編成での運行あり
能登かがり火の車内設備とサービスを詳しく紹介
コンセント・Wi-Fiはなし
能登かがり火の座席にはコンセントは設置されていません。また、車内Wi-Fiサービスもありません。
金沢〜和倉温泉間は約1時間の短距離路線のため、充電の心配はそれほど大きくありませんが、スマートフォンやパソコンの充電が必要な場合は、モバイルバッテリーを持参することをおすすめします。
車内でネットを使って仕事をする場合は、自前のモバイルルーターやスマートフォンのテザリングなどを利用する必要があります。
リクライニングシートとテーブル
能登かがり火の座席は回転式リクライニングシートです。座席の背面には折りたたみ式のテーブルが内蔵されており、飲食や作業に利用できます。
座席の快適性は一般的な特急列車と同程度で、約1時間の乗車時間であれば十分快適に過ごせます。ひじ掛け部分にはドリンクホルダーも設置されています。
トイレは車内に設置
能登かがり火にはトイレ設備があります。3両編成の車内にトイレが設置されているため、乗車中にトイレの心配はありません。
洗面台も設置されており、長時間の移動でも安心して利用できます。
車内販売はなし・自動販売機あり
能登かがり火では車内販売は行われていません。ただし、一部の列車には自動販売機が設置されています。
飲み物や軽食は、乗車前に金沢駅の売店やコンビニで購入しておくことをおすすめします。金沢駅には駅弁やお土産を扱う店舗が多数あり、北陸の名物を楽しみながら車内で過ごすことができます。
車窓から見える能登の風景
能登かがり火の車窓からは、能登半島の美しい風景を楽しむことができます。特に日本海沿いを走る区間では、青い海と空のコントラストが美しく、四季折々の景色を堪能できます。
田園風景や能登の里山の風景も広がり、都会の喧騒を離れた旅情を味わえます。車窓を楽しみたい方は、日本海側のA席を選ぶのがおすすめです。
683系の「683」という数字には意味があります。最初の「6」は交流電化区間を走ることを示し、次の「8」は特急形車両を表します。最後の「3」は通し番号で、681系の後継車両であることを示しています。683系は2001年に登場し、サンダーバードやしらさぎなど、北陸を代表する特急列車で活躍しています。
能登かがり火の停車駅と時刻表を詳しく解説
全停車駅一覧
能登かがり火の停車駅は以下の通りです。カッコ内の駅は一部の列車のみ停車します。
| 駅名 | 路線 | 備考 |
|---|---|---|
| 金沢 | IRいしかわ鉄道 | 始発・終着駅、北陸新幹線接続 |
| (津幡) | IRいしかわ鉄道 | 一部列車のみ停車 |
| (高松) | 七尾線 | 一部列車のみ停車 |
| 羽咋 | 七尾線 | 全列車停車 |
| (良川) | 七尾線 | 一部列車のみ停車 |
| 七尾 | 七尾線 | 全列車停車 |
| 和倉温泉 | 七尾線 | 終着駅(一部列車のみ) |
※2024年3月のダイヤ改正で、宇野気駅は全列車通過となりました。
主要駅間の所要時間
能登かがり火の主な区間の所要時間は以下の通りです。
| 区間 | 所要時間 |
|---|---|
| 金沢〜羽咋 | 約30分 |
| 金沢〜七尾 | 約50分 |
| 金沢〜和倉温泉 | 約57分〜1時間 |
| 七尾〜和倉温泉 | 約5分 |
金沢駅での新幹線接続
金沢駅は北陸新幹線との乗り換え駅です。東京・大宮方面から和倉温泉へ向かう場合、金沢駅で能登かがり火に乗り換えます。
能登かがり火は北陸新幹線との接続を前提としたダイヤ設定になっており、新幹線到着後すぐに乗り換えられる列車が多くなっています。乗り換え時間は余裕を持って計画しましょう。
和倉温泉駅の注意点
和倉温泉駅は駅員が常駐していない無人駅です。駅には「みどりの券売機プラス」が設置されており、定期券や指定席特急券の購入が可能です。
ICカード(ICOCA、Suicaなど)は利用可能ですが、七尾線内の一部区間では利用できない場合があります。乗車前に確認しておくことをおすすめします。
各列車の時刻と特徴
能登かがり火は1日5往復運行されています。各列車の特徴は以下の通りです。
・能登かがり火1号〜9号(奇数番号)
・朝から夕方にかけて約1時間おきに運行
・新幹線接続を考慮したダイヤ和倉温泉・七尾発 金沢方面
・能登かがり火2号〜10号(偶数番号)
・午前から夕方にかけて運行
・津幡駅には2号・4号のみ停車
・全列車停車:金沢、羽咋、七尾
・一部停車:津幡、高松、良川
・全列車通過:宇野気(2024年3月以降)
・和倉温泉:4往復が直通、1往復は七尾止まり
・北陸新幹線接続:金沢駅で乗り換え
能登かがり火の料金と指定席・自由席の価格差

自由席・指定席の料金
能登かがり火の主な区間の料金は以下の通りです。
| 区間 | 乗車券 | 自由席特急券 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 金沢〜和倉温泉 | 1,410円 | 960円 | 2,370円 |
| 金沢〜七尾 | 1,300円 | 960円 | 2,260円 |
| 金沢〜羽咋 | 860円 | 760円 | 1,620円 |
※料金は2024年現在の通常期の金額です。改定される場合があります。
指定席との価格差
指定席を利用する場合は、自由席特急券に530円(通常期)を加算した指定席特急券が必要です。
| 区間 | 自由席 | 指定席(通常期) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 金沢〜和倉温泉 | 2,370円 | 2,900円 | +530円 |
| 金沢〜七尾 | 2,260円 | 2,790円 | +530円 |
繁忙期・最繁忙期は指定席料金が高くなります。閑散期は330円差、繁忙期は730円差、最繁忙期は930円差となります。
お得なきっぷ・割引制度
能登かがり火をお得に利用できるきっぷや割引制度があります。
- チケットレス特急券:金沢〜和倉温泉間で利用可能、e5489で購入(別途乗車券必要)
- eチケット早特:早期予約で割引あり
- 北陸おでかけパス:期間限定で発売されるフリーきっぷ
- 能登復興応援きっぷ:IRいしかわ鉄道線内を除いた片道が50%割引
特にチケットレス特急券は、乗車当日でも購入可能で便利です。JR西日本のネット予約サービス「e5489」で購入でき、交通系ICカードと組み合わせて利用できます。
IRいしかわ鉄道線の運賃
能登かがり火は金沢〜津幡間でIRいしかわ鉄道線を走行します。この区間は第三セクターの路線のため、JRの運賃とは別にIRいしかわ鉄道の運賃が必要になる場合があります。
通常のきっぷで乗車する場合は、乗車券に含まれているため追加料金は不要です。ただし、一部のフリーきっぷなどでは、IRいしかわ鉄道線内の運賃が別途必要になることがあります。
子供料金と団体割引
子供(6歳〜12歳未満)の料金は、乗車券・特急券ともに大人の半額です。6歳未満の幼児は、大人1人につき2人まで無料で乗車できます(座席を使用する場合は子供料金が必要)。
団体割引は、8人以上のグループで利用する場合に適用されます。
IRいしかわ鉄道の「IR」は「Ishikawa Railway」の略です。2015年3月の北陸新幹線金沢開業に伴い、JR西日本から経営分離された在来線を引き継いで設立されました。金沢〜津幡間の運行を担い、能登かがり火もこの区間を走行しています。IRいしかわ鉄道の券売機では、乗車券・自由席特急券の両方を購入できます。
和倉温泉へのアクセスと観光情報
和倉温泉とは
和倉温泉は、石川県七尾市に位置する北陸を代表する温泉地です。開湯1200年以上の歴史を持ち、海に面した温泉として知られています。温泉街には老舗旅館から近代的なホテルまで多数の宿泊施設があり、能登の新鮮な海の幸と温泉を楽しめます。
和倉温泉の泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、保温効果が高く「美肌の湯」としても知られています。海を望む露天風呂が自慢の旅館も多く、能登湾の絶景とともに温泉を満喫できます。
東京から和倉温泉へのアクセス
東京から和倉温泉へは、北陸新幹線と能登かがり火を乗り継いでアクセスします。
| 区間 | 交通手段 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 東京〜金沢 | 北陸新幹線かがやき | 約2時間30分 |
| 金沢〜和倉温泉 | 特急能登かがり火 | 約1時間 |
| 合計 | – | 約3時間30分〜4時間 |
北陸新幹線の開業により、東京から和倉温泉へのアクセスは格段に便利になりました。乗り換えは金沢駅のみで、スムーズに移動できます。
大阪・名古屋から和倉温泉へのアクセス
関西・中京方面からは、北陸新幹線敦賀駅経由でアクセスします。
大阪駅 → (特急サンダーバード)→ 敦賀駅 → (北陸新幹線)→ 金沢駅 → (特急能登かがり火)→ 和倉温泉駅
所要時間:約3時間30分〜4時間名古屋から和倉温泉:
名古屋駅 → (特急しらさぎ)→ 敦賀駅 → (北陸新幹線)→ 金沢駅 → (特急能登かがり火)→ 和倉温泉駅
所要時間:約3時間30分〜4時間
和倉温泉駅からの二次交通
和倉温泉駅から温泉街へは、徒歩またはバス・タクシーでアクセスします。
- 徒歩:駅から温泉街中心部まで約15〜20分
- タクシー:駅から温泉街まで約5分
- 旅館の送迎:多くの旅館が無料送迎サービスを提供
宿泊予定の旅館に送迎サービスがあるかどうか、事前に確認しておくと便利です。
和倉温泉周辺の観光スポット
和倉温泉周辺には魅力的な観光スポットがあります。
- 和倉温泉総湯:日帰り入浴施設、観光客も気軽に温泉を楽しめる
- 能登島:能登島大橋で結ばれた島、水族館やガラス美術館がある
- のとじま水族館:能登半島最大の水族館、ジンベエザメが人気
- 七尾城跡:戦国時代の山城跡、眺望が素晴らしい
- 能登食祭市場:七尾港にある観光市場、能登の海産物が並ぶ
和倉温泉を拠点に、能登半島の観光を楽しむことができます。
・東京から:北陸新幹線+能登かがり火で約4時間
・大阪から:サンダーバード+北陸新幹線+能登かがり火で約4時間
・金沢から:能登かがり火で約1時間
・和倉温泉駅から温泉街:徒歩15〜20分、タクシー約5分
・多くの旅館で送迎サービスあり
能登かがり火と花嫁のれんの違い
花嫁のれんとは
七尾線には能登かがり火の他に、観光列車「花嫁のれん」も運行されています。花嫁のれんは、JR西日本が運行する観光列車で、金沢〜和倉温泉間を週末・祝日を中心に運行しています。
列車名の「花嫁のれん」は、加賀・能登地方に伝わる婚礼の風習「花嫁のれん」に由来しています。婚礼の際に花嫁が仏間に掛けられたのれんをくぐる伝統的な儀式で、幸せを願う意味が込められています。
能登かがり火との違い
能登かがり火と花嫁のれんの主な違いは以下の通りです。
| 項目 | 能登かがり火 | 花嫁のれん |
|---|---|---|
| 列車種別 | 特急(定期列車) | 特急(観光列車) |
| 運行日 | 毎日 | 週末・祝日中心 |
| 運行本数 | 1日5往復 | 1日2往復 |
| 使用車両 | 683系 | キハ48形改造車両 |
| 座席 | 普通車自由席・指定席 | 全車指定席 |
| 車内設備 | 通常の特急車両 | 和風の豪華内装、アテンダント乗務 |
どちらを選ぶべき?
目的に応じて選び分けることをおすすめします。
- 能登かがり火がおすすめの方:和倉温泉への移動手段として効率よく移動したい方、平日に利用する方、費用を抑えたい方
- 花嫁のれんがおすすめの方:列車の旅自体を楽しみたい方、和風の豪華な内装を体験したい方、記念日や特別な旅行の方
花嫁のれんは人気の観光列車のため、早めの予約がおすすめです。
花嫁のれんの車内では、加賀・能登の伝統工芸品をモチーフにした装飾が施されています。輪島塗や加賀友禅をイメージした内装、金箔をあしらった装飾など、北陸の文化を感じられる空間になっています。また、アテンダントによるおもてなしサービスもあり、車内でスイーツや軽食を楽しむことができます。
能登かがり火の乗り方と予約方法を詳しく解説
自由席の乗り方
能登かがり火の自由席を利用する場合、乗車券と自由席特急券の2枚が必要です。自由席特急券は予約不要で、当日に駅の窓口や券売機で購入できます。
IRいしかわ鉄道の券売機でも乗車券・自由席特急券の両方を購入可能です。また、交通系ICカード(ICOCA、Suicaなど)を乗車券として利用し、自由席特急券だけを購入する方法もあります。
自由席は3号車に設定されているため、ホームでは3号車の乗車位置に並びましょう。金沢駅では和倉温泉方面行きは北陸新幹線ホームからの乗り換えが便利な位置に停車します。
指定席の予約方法
能登かがり火の指定席は、以下の方法で予約できます。
- e5489(JR西日本のネット予約):パソコンやスマートフォンから24時間予約可能
- みどりの窓口:駅の有人窓口で対面購入
- 指定席券売機:駅に設置された券売機で購入
- みどりの券売機プラス:オペレーターと通話しながら購入可能
指定席の予約は乗車日の1ヶ月前の午前10時から開始されます。GWやお盆などの繁忙期は早めの予約をおすすめします。
e5489でのチケットレス特急券
e5489ではチケットレス特急券を購入できます。チケットレス特急券はスマートフォンに表示するQRコードで乗車できるため、きっぷを受け取る手間がありません。
チケットレス特急券の利用には別途乗車券が必要です。乗車券は交通系ICカードでも代用可能なため、ICカード+チケットレス特急券の組み合わせで、きっぷなしでの乗車が可能です。
金沢駅での乗り換え案内
北陸新幹線から能登かがり火に乗り換える場合、金沢駅での移動は以下の通りです。
- 北陸新幹線ホーム(11・12番のりば)で下車
- 乗り換え改札を通過(在来線連絡口)
- 在来線ホーム(5・6番のりば)へ移動
- 能登かがり火に乗車
乗り換え時間は約10分あれば余裕を持って移動できます。金沢駅は比較的コンパクトな駅なので、乗り換えはスムーズです。ただし、お土産を買う時間を取りたい場合は、30分〜1時間程度の乗り換え時間を確保すると良いでしょう。
きっぷの購入タイミング
能登かがり火のきっぷは、以下のタイミングで購入できます。
・乗車日の1ヶ月前〜当日まで
・人気の時間帯は早めの予約がおすすめ自由席特急券:
・当日購入可能
・混雑時は座れない可能性あり
乗車券:
・当日購入可能
・ICカードでも代用可
よくある質問(FAQ)
Q. 能登かがり火の自由席は何号車ですか?
能登かがり火の自由席は3号車です。1号車・2号車が指定席、3号車が自由席という構成です。基本的に3両編成で運行されるため、自由席は1両のみとなります。
Q. 自由席は座れますか?混雑状況は?
平日の日中であれば、自由席でも座れることが多いです。ただし、週末や祝日、観光シーズンは混雑することがあります。確実に座りたい場合は、指定席を予約するか、始発の金沢駅から乗車することをおすすめします。
Q. コンセントやWi-Fiはありますか?
能登かがり火の座席にはコンセントは設置されていません。また、車内Wi-Fiサービスもありません。充電が必要な場合は、モバイルバッテリーを持参してください。
Q. 車内販売はありますか?
能登かがり火では車内販売は行われていません。一部の列車には自動販売機が設置されていますが、飲み物や食べ物は乗車前に購入しておくことをおすすめします。
Q. グリーン車はありますか?
2024年3月のダイヤ改正以降、能登かがり火にはグリーン車は連結されていません。全車両が普通車での運行となります。
Q. 金沢〜和倉温泉の料金はいくらですか?
金沢〜和倉温泉間の料金は、乗車券1,410円+自由席特急券960円で合計2,370円です。指定席の場合は合計2,900円(通常期)です。
Q. 北陸新幹線との乗り換えは便利ですか?
能登かがり火は北陸新幹線との接続を前提としたダイヤ設定になっており、乗り換えは便利です。金沢駅での乗り換え時間を考慮したダイヤが組まれています。
Q. 予約はいつからできますか?
能登かがり火の指定席は、乗車日の1ヶ月前の午前10時から予約が可能です。JR西日本のネット予約サービス「e5489」、みどりの窓口、指定席券売機で購入できます。
Q. ICカードは使えますか?
金沢〜和倉温泉間では交通系ICカード(ICOCA、Suicaなど)が利用可能です。ただし、七尾線内の一部区間では利用できない場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
Q. 能登半島地震後の運行状況は?
2024年1月の能登半島地震で一時運休となりましたが、2024年4月に全区間での運転を再開しています。最新の運行情報はJR西日本の公式サイトで確認できます。
Q. 花嫁のれんとの違いは?
能登かがり火は毎日運行の定期特急列車、花嫁のれんは週末中心の観光列車です。能登かがり火は683系、花嫁のれんは和風内装の専用車両を使用しています。効率的な移動には能登かがり火、列車の旅を楽しみたい場合は花嫁のれんがおすすめです。
Q. 和倉温泉駅から温泉街へはどうやって行きますか?
和倉温泉駅から温泉街へは、徒歩で約15〜20分、タクシーで約5分です。多くの旅館で無料送迎サービスを提供しているため、宿泊予定の旅館に事前に確認することをおすすめします。
Q. 能登かがり火の名前の由来は?
「能登かがり火」という列車名は、能登半島各地で行われる「キリコ祭り」で灯されるかがり火に由来しています。キリコ祭りは能登地方の夏の風物詩で、巨大な灯籠を担いで練り歩く伝統行事です。2015年の七尾線特急の愛称公募で選ばれました。
Q. 七尾駅で終点になる列車はありますか?
はい、1日5往復のうち1往復は金沢〜七尾間の運転で、和倉温泉までは行きません。和倉温泉へ行く場合は、残りの4往復の列車を利用するか、七尾駅で普通列車に乗り換える必要があります。時刻表で事前に確認しておきましょう。
Q. 能登かがり火に乗る前に買っておくべきものは?
車内販売がないため、乗車前に飲み物や軽食を購入しておくことをおすすめします。金沢駅には「あんと」「Rinto」といった商業施設があり、北陸の名物駅弁やお土産が充実しています。約1時間の乗車時間なので、車窓を眺めながら駅弁を楽しむのも良いでしょう。
Q. 能登かがり火の車内は寒い・暑い?
683系車両には空調設備が整っており、夏は冷房、冬は暖房が効いています。ただし、席によって空調の効きが異なることがあるため、羽織ものを1枚持参しておくと安心です。特に夏場は冷房が効きすぎることもあるため、上着があると便利です。
Q. 能登かがり火で荷物を預ける場所はありますか?
車内には専用の荷物置き場はありませんが、座席上部の荷物棚を利用できます。大きなスーツケースは足元か、デッキ部分に置くことになります。3両編成と短い列車なので、荷物はコンパクトにまとめることをおすすめします。
まとめ
特急「能登かがり火」について詳しく解説しました。
この記事のポイントをおさらいすると、以下のようになります。
- 自由席は3号車:1号車・2号車が普通車指定席、3号車が普通車自由席の3両編成
- 使用車両:JR西日本683系3両編成(サンダーバードと同じ車両)
- 運行本数:1日5往復(金沢〜和倉温泉4往復、金沢〜七尾1往復)
- 所要時間:金沢〜和倉温泉間は約1時間
- 料金:金沢〜和倉温泉は乗車券+自由席特急券で2,370円
- 車内設備:コンセント・Wi-Fiなし、トイレあり、車内販売なし
- グリーン車:連結なし(2024年3月ダイヤ改正以降は全車普通車)
- おすすめ座席:A席・B席で日本海や能登の美しい車窓風景を楽しめる
- 新幹線接続:金沢駅で北陸新幹線と接続、乗り換え約10分でスムーズ
能登かがり火は、2024年3月のダイヤ改正で石川県内を走る唯一の在来線定期特急列車となりました。北陸新幹線との接続を前提としたダイヤ設定で、東京や大阪から和倉温泉へのアクセスが便利になっています。
能登半島地震からの復興を目指す能登地方。能登かがり火に乗って和倉温泉を訪れることは、復興支援にもつながります。日本海の車窓を楽しみながら、能登の温泉と食を満喫する旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
金沢駅から約1時間の短い旅ですが、車窓からは能登の里山風景や日本海の絶景が広がります。北陸新幹線との乗り継ぎもスムーズで、東京から約4時間で和倉温泉に到着できます。自由席を利用する場合は3号車に乗車し、指定席を利用する場合は事前にe5489などで予約しておくと安心です。ぜひ能登かがり火で、能登半島の魅力を体験してください。

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