特急ひたちと特急ときわは、どちらもJR東日本が運行する常磐線の特急列車です。使用車両は同じE657系で、料金も同額ですが、運行区間と停車駅に大きな違いがあります。
特急ひたちは「速達タイプ」の列車で、停車駅が少なく、いわき駅や仙台駅まで長距離を走ります。特に日中の列車は、上野駅から水戸駅までノンストップで運行されることが多く、遠方への移動に適しています。速さを重視する方向けの列車です。
一方、特急ときわは「各停タイプ」の列車で、茨城県内の各駅に細かく停車します。土浦駅、石岡駅、友部駅など、ひたち号が通過する駅にも停車するため、茨城県内への移動に便利です。
列車名の由来も興味深いポイントです。「ひたち」は茨城県の旧国名「常陸(ひたち)」から、「ときわ」は「常陸」と福島県東部の「磐城(いわき)」を合わせた「常磐」の訓読みから名付けられました。
両列車とも品川駅を発着点としており、2025年3月のダイヤ改正で全ての常磐線特急が品川駅発着に統一されました。これにより、東海道新幹線や京急線からのアクセスがさらに便利になっています。
運行本数は、特急ひたちが1日約30本、特急ときわが1日約40本程度です。朝夕の通勤時間帯は特に本数が多く、約20〜30分間隔で運行されています。日中は約60分間隔での運行となっています。
どちらの列車も10両編成で運行され、輸送力に差はありません。混雑状況も時間帯によって異なりますが、一般的に朝の下り(いわき方面)と夕方の上り(品川方面)が混雑する傾向にあります。
停車駅の違いを徹底比較

特急ひたちと特急ときわの最大の違いは停車駅にあります。それぞれの停車駅を詳しく見ていきましょう。
特急ひたちの停車駅
特急ひたちの主な停車駅は、品川駅、東京駅、上野駅、水戸駅、勝田駅、日立駅、いわき駅です。いわき駅以北へ向かう列車は、広野駅、富岡駅、大野駅、双葉駅、浪江駅、原ノ町駅、相馬駅、仙台駅にも停車します。
注目すべきは、日中の特急ひたちは上野駅を出ると水戸駅まで停車しない列車が多いことです。柏駅や土浦駅を通過することで、水戸駅までの所要時間を大幅に短縮しています。
ただし、一部の特急ひたちは柏駅、土浦駅、東海駅、大甕駅、常陸多賀駅、高萩駅、磯原駅、勿来駅にも停車します。時刻表で確認してから乗車することをおすすめします。
特急ときわの停車駅
特急ときわは、品川駅、東京駅、上野駅、柏駅、土浦駅、石岡駅、友部駅、水戸駅、勝田駅に停車します。終点は列車によって異なり、土浦駅、勝田駅、高萩駅のいずれかとなります。
特急ときわは茨城県内の主要駅にきめ細かく停車するのが特徴です。特に石岡駅と友部駅は特急ときわのみが停車する駅で、これらの駅を利用する場合は必ずときわ号に乗車する必要があります。
柏駅にも停車するため、千葉県北部からの利用にも便利です。また、土浦駅止まりの列車もあり、近距離利用者向けのサービスとなっています。
停車駅の違いを表で比較
主な駅での停車状況を比較すると以下のようになります。
品川駅・東京駅・上野駅は両列車とも停車します。柏駅は特急ときわが全列車停車、特急ひたちは一部列車のみ停車です。土浦駅も同様に、ときわは全列車停車、ひたちは一部のみです。
石岡駅と友部駅は特急ときわのみ停車で、特急ひたちは全列車通過します。水戸駅以北は両列車とも停車する駅が多いですが、特急ひたちのみいわき駅・仙台駅まで運行されます。
石岡駅は筑波山への玄関口として知られ、友部駅は水戸線への乗り換え駅です。これらの駅を利用する場合は、必ず特急ときわを選びましょう。
運行区間と所要時間を比較
特急ひたちと特急ときわの運行区間と所要時間について詳しく解説します。
特急ひたちの運行区間
特急ひたちは品川駅から福島県のいわき駅まで、さらに一部列車は宮城県の仙台駅まで運行されます。常磐線を縦断する長距離列車で、東京都から福島県、宮城県までをダイレクトに結んでいます。
品川駅から仙台駅までの距離は約350kmに及び、在来線特急としては日本有数の長距離列車です。2020年3月のダイヤ改正で常磐線が全線復旧して以来、再び品川駅から仙台駅までの直通運転が実現しました。
特急ときわの運行区間
特急ときわは品川駅から茨城県内の土浦駅、勝田駅、高萩駅までを結びます。最長でも高萩駅までで、いわき駅以北へは運行されません。
運行区間が短い分、茨城県内各駅に停車し、地域輸送の役割を担っています。土浦駅止まりの列車は、首都圏と土浦エリアを結ぶ近距離特急としての性格が強いです。
主要区間の所要時間比較
上野駅から水戸駅までの所要時間を比較すると、特急ひたちは最速約65分、特急ときわは約75〜85分です。この差は途中停車駅の数によるもので、速達性を重視するなら特急ひたちがおすすめです。
上野駅からいわき駅までは、特急ひたちで約2時間10分です。特急ときわはいわき駅まで運行されないため、いわき方面へ向かう場合は特急ひたち一択となります。
品川駅から仙台駅までは、特急ひたちで約4時間30分〜5時間程度かかります。新幹線(東北新幹線)を使えば約1時間30分ですが、常磐線沿線の景色を楽しみながらゆったり移動したい方には特急ひたちがおすすめです。
上野駅から勝田駅までは、特急ひたちで約70分、特急ときわで約85分です。勝田駅はひたちなか海浜鉄道への乗り換え駅で、国営ひたち海浜公園へのアクセス拠点となっています。
品川駅から上野駅までは約10分で、この区間は特急ひたち・ときわともに同じです。東海道新幹線から常磐線特急への乗り継ぎは品川駅が便利ですが、山手線や京浜東北線との乗り換えは上野駅の方が分かりやすい場合もあります。
どちらを選ぶべきか
目的地によって選び方は明確です。いわき駅・仙台駅方面へ向かうなら特急ひたち、土浦駅・石岡駅・友部駅など茨城県内の途中駅へ向かうなら特急ときわを選びましょう。
水戸駅・勝田駅へ向かう場合は、所要時間を優先するなら特急ひたち、柏駅や土浦駅で乗降する同行者がいる場合は特急ときわが便利です。
どちらの列車も運賃・料金は同じなので、目的地と時刻表を確認して最適な列車を選びましょう。えきねっとで予約すれば、列車の変更も柔軟にできます。
料金の違いはある?運賃と特急料金を解説

特急ひたちと特急ときわの料金について詳しく解説します。
料金は同じ
結論から言うと、特急ひたちと特急ときわの料金は同じです。同じ区間を乗車する場合、どちらの列車に乗っても運賃と特急料金は変わりません。
これは両列車が同じE657系車両を使用し、同じ常磐線を走る特急列車だからです。列車名が違うだけで、サービス内容や料金体系は共通しています。
グリーン車を利用する場合も、特急ひたちと特急ときわで料金に差はありません。列車選びは料金ではなく、目的地と所要時間で判断するのがベストです。
主要区間の運賃と特急料金
上野駅から水戸駅までの片道料金は、乗車券2,310円+特急料金1,580円で合計3,890円です。往復の場合は7,780円となります。
上野駅から土浦駅までは、乗車券1,170円+特急料金1,020円で合計2,190円です。上野駅からいわき駅までは、乗車券4,070円+特急料金2,400円で合計6,470円です。
品川駅発着の場合は、上野駅発着より若干高くなります。東京駅発着と上野駅発着は運賃が同額の場合が多いです。
子供料金は大人料金のおおむね半額です。小学生までが子供料金、中学生以上が大人料金となります。
特急料金の特徴
常磐線特急の特急料金には、閑散期・繁忙期の区別がありません。年間を通じて同じ料金で乗車できるため、料金計算がシンプルです。これは他の多くのJR特急と異なる点で、予算を立てやすいメリットがあります。
また、常磐線特急は全車指定席のため、自由席特急料金は存在しません。ただし、「座席未指定券」を購入すれば、座席の指定を受けずに乗車し、空席があれば着席できます。座席未指定券の料金は指定席と同額です。
座席未指定券は予定が確定していない場合に便利です。当日の状況に応じて列車を変更できるため、柔軟な旅行計画が立てられます。ただし、混雑時は座席が確保できない可能性があることを理解しておきましょう。
車内で特急券を購入する場合は、260円の追加料金がかかります。事前に駅の窓口や券売機、えきねっとで購入しておくことをおすすめします。えきねっとで購入すればチケットレスで乗車でき、発券の手間も省けます。
グリーン車料金
E657系には5号車にグリーン車が連結されています。グリーン車を利用する場合は、乗車券と特急料金に加えてグリーン料金が必要です。
上野〜水戸間のグリーン料金は1,300円で、普通車指定席より広々とした座席でくつろげます。長距離を移動する場合は、グリーン車の利用も検討してみてください。
上野〜いわき間のグリーン料金は2,100円です。品川〜仙台間など長距離の場合は、グリーン料金もさらに高くなりますが、4時間以上の乗車時間を考えるとグリーン車の快適さは大きなメリットです。
グリーン車はビジネス利用者にも人気で、大型テーブルでパソコン作業もしやすい環境です。出張の移動時間を有効活用したい方にもおすすめです。
えきねっとの「トクだ値」を利用すると、特急料金が最大35%割引になります。早めの予約がおすすめです。
お得なきっぷと割引サービス
特急ひたち・ときわをお得に利用できる割引サービスを紹介します。
えきねっとトクだ値
JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」では、「トクだ値」と呼ばれる割引きっぷを販売しています。在来線チケットレス特急券(トク割)は、特急料金が所定料金から35%割引になる大変お得なきっぷです。
ただし、席数限定のため早めの予約が必要です。人気の時間帯は早々に売り切れることもあるため、予定が決まったらすぐに予約することをおすすめします。
列車の出発時刻まで購入可能ですが、空席がある場合に限られます。週末や祝日、お盆・年末年始などの繁忙期は特に競争率が高くなります。
在来線チケットレス特急券
えきねっとで購入できる「在来線チケットレス特急券」は、スマートフォンなどを使ってチケットレスで乗車できるサービスです。きっぷを受け取る手間が省け、一律100円の割引が適用されます。
チケットレス乗車は紙のきっぷを発券する必要がなく、スマートフォンの画面を車掌に見せるだけで乗車できます。急いでいる時や、発券機が混雑している時に便利です。
JR東日本株主優待割引
JR東日本の株主優待割引券を持っている場合は、駅の窓口できっぷを購入する際に利用できます。1枚で運賃・料金がそれぞれ2割引、2枚同時使用で4割引になります。
株主優待割引券は金券ショップなどでも購入できるため、長距離を移動する場合は検討してみてください。
学割
学生の方は、片道101km以上のJR線を利用する場合に学割が適用されます。特急ひたち・ときわの場合、東京駅起点で友部駅以遠なら学割が利用可能です。
学割を利用するには、在籍する学校で「学校学生生徒旅客運賃割引証」を発行してもらい、駅の窓口で提示する必要があります。乗車券が2割引になるため、長距離利用の際は活用しましょう。
週末パス
土日祝日に関東・甲信越・南東北エリアを周遊するなら「週末パス」がおすすめです。2日間有効で8,880円、エリア内のJR線と一部の私鉄が乗り放題になります。
特急に乗車する場合は別途特急券が必要ですが、常磐線沿線を複数回移動する予定がある場合はお得になることがあります。
週末パスはひたちなか海浜鉄道や茨城交通バス(一部路線)でも利用できるため、国営ひたち海浜公園へのアクセスにも便利です。勝田駅からひたちなか海浜鉄道で阿字ヶ浦駅まで行き、そこからバスで海浜公園へ向かうルートで活用できます。
購入は利用開始日の1か月前から前日までです。えきねっとでも購入可能ですが、指定席券売機での受け取りが必要です。
使用車両E657系の設備と座席

特急ひたち・ときわに使用されるE657系電車の設備について詳しく解説します。
E657系の基本情報
E657系は2012年に登場した常磐線特急用の車両で、最高速度130km/hを誇ります。10両編成で運行され、5号車がグリーン車、その他は普通車指定席です。
車体には「ひたちレッド」と呼ばれる赤色のラインが入り、スタイリッシュな外観が特徴です。2023年にはE653系リバイバルカラー編成も登場し、話題を集めました。
E657系は651系「スーパーひたち」の後継車両として開発されました。東日本大震災後の常磐線全線復旧を見据えて設計され、耐寒・耐雪構造を備えています。
車両は日立製作所と総合車両製作所で製造され、現在は全17編成(170両)が勝田車両センターに配置されています。常磐線特急の全列車がE657系で統一されており、安定した運行が行われています。
普通車の座席と設備
普通車は2列+2列の4列シートで、座席間隔(シートピッチ)は960mmと、在来線特急としては標準的な広さです。全席にコンセントが設置されており、スマートフォンやパソコンの充電が可能です。
リクライニング機能付きで、長距離移動でも快適に過ごせます。座席の向きは進行方向に固定されており、車窓を楽しみながら移動できます。
各車両にはトイレが設置されており、多目的トイレも完備されています。車いすスペースやベビーカー置き場もあり、バリアフリーに配慮した設計となっています。
グリーン車の座席と設備
5号車のグリーン車は、2列+2列の4列配置ですが、シートピッチは普通車より広く、ゆったりとした座席配置です。座席には龍村美術織物製のモケットが使用され、水戸偕楽園をイメージした梅の花柄が織り込まれています。
グリーン車にはフットレスト(足置き)、大型テーブル、読書灯が備わり、より快適な空間が提供されています。ヘッドレストも可動式で、頭部をしっかりサポートします。
グリーン車と先頭車にはフルアクティブサスペンションが搭載され、乗り心地の改善が図られています。これは新幹線E2系やE259系にも採用されている技術です。
ブランケットのサービスもあり、車内販売も利用できます。長距離移動を快適に過ごしたい方にはグリーン車がおすすめです。
車内販売について
特急ひたち号には車内販売があり、日本で数少ない車内販売が行われている在来線特急の一つです。ただし、いわき駅〜仙台駅間では車内販売はありません。
コーヒー、お茶、お菓子、お弁当などを購入できます。特急ときわ号でも一部列車で車内販売が実施されています。
車内販売のワゴンは、定期的に各車両を巡回します。座席で待っていれば購入できますが、グリーン車では優先的にサービスを受けられます。
常磐線の駅弁も車内販売で購入できることがあります。水戸の「印籠弁当」や、いわきの「うにめし」など、地元の名物弁当を楽しめます。ただし、在庫には限りがあるため、確実に購入したい場合は乗車前に駅で購入しておくことをおすすめします。
車内には飲料の自動販売機も設置されています。お茶やコーヒー、ジュースなどを購入できます。
座席の選び方とおすすめ座席
特急ひたち・ときわの座席選びのポイントを解説します。
座席指定券と座席未指定券
特急ひたち・ときわは全車指定席ですが、「座席指定券」と「座席未指定券」の2種類のきっぷがあります。
座席指定券は、乗車する列車と座席が決まっているきっぷです。確実に座りたい場合や、窓側・通路側などの希望がある場合は座席指定券を購入しましょう。
座席未指定券は、座席の指定を受けずに乗車し、空いている席に座れるきっぷです。料金は座席指定券と同額です。乗車する列車が決まっていない場合や、直前に予定が変わる可能性がある場合に便利です。
窓側か通路側か
座席はA席・B席・C席・D席の4列で、A席とD席が窓側、B席とC席が通路側です。車窓を楽しみたいなら窓側、頻繁に立ち歩く予定があるなら通路側がおすすめです。
常磐線は海沿いを走る区間もあり、太平洋の景色を楽しめます。特に日立駅〜いわき駅間では海が見える区間があるため、海側の座席を選ぶと良いでしょう。
下り列車(品川・上野→水戸・いわき方面)の場合、A席が海側になる区間が多いです。上り列車の場合はD席が海側になります。
おすすめの号車
東京駅や上野駅での乗り換えを考慮すると、前方車両(1〜4号車)か後方車両(7〜10号車)がおすすめです。改札や階段の位置によって、便利な号車が変わります。
グリーン車に乗車したい場合は5号車一択です。普通車より広々とした空間で、長距離移動も快適に過ごせます。
コンセントは全席に設置されていますが、窓側席の方がコンセントに近く、使いやすい傾向があります。
混雑を避けるコツ
平日朝の下り列車や夕方の上り列車は通勤利用で混雑します。逆方向や日中の列車は比較的空いていることが多いです。
週末や祝日は観光利用で混雑することがあります。特に春の偕楽園梅まつり、秋の袋田の滝紅葉シーズンは混雑が予想されます。
えきねっとで事前に予約しておけば、座席を確保できて安心です。人気の時間帯は早めの予約をおすすめします。
金曜日の夕方や月曜日の朝は出張利用で混雑することがあります。ビジネス利用の多い時間帯を避けたい場合は、時間をずらすことを検討してみてください。
ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの大型連休は終日混雑します。この時期は特に早めの予約が必要です。えきねっとのトクだ値は早々に売り切れることが多いため、発売開始日にチェックしましょう。
座席未指定券で乗車する場合、混雑時は座れない可能性があります。確実に座りたい場合は、座席指定券を購入しておくことをおすすめします。
よく使う区間別の乗り方ガイド
目的地別に、特急ひたち・ときわの乗り方を解説します。
水戸・偕楽園へ行く場合
水戸駅へは特急ひたち・ときわのどちらでも行けます。所要時間を重視するなら特急ひたち、柏駅や土浦駅にも立ち寄る予定があるなら特急ときわがおすすめです。
偕楽園へは水戸駅からバスまたはタクシーで約10分です。梅まつりシーズン(2月〜3月)には臨時列車が増発されることもあります。梅まつり期間中の週末は混雑が予想されるため、早めの予約がおすすめです。
水戸駅周辺には、偕楽園のほかにも弘道館や千波湖、水戸芸術館などの観光スポットがあります。水戸黄門で知られる徳川光圀ゆかりの地を巡るのもおすすめです。
水戸駅ビル「エクセル」にはショッピングや飲食店が充実しており、観光の拠点として便利です。駅弁も販売されており、常磐線名物の「印籠弁当」が人気です。
日立・いわき方面へ行く場合
日立駅やいわき駅へは特急ひたちを利用しましょう。特急ときわは勝田駅または高萩駅止まりのため、いわき方面へは行けません。
日立駅は日立製作所の企業城下町として知られ、日立シビックセンターや日立駅舎の眺望が人気です。日立駅はガラス張りの近代的なデザインで、太平洋を一望できる絶景スポットとして知られています。
いわき駅周辺には、スパリゾートハワイアンズ、いわき湯本温泉、アクアマリンふくしまなど見どころが満載です。特にアクアマリンふくしまは、環境水族館として高い評価を受けており、家族連れに人気のスポットです。
いわき駅からは磐越東線で郡山方面へ、常磐線で仙台方面へアクセスできます。福島県浜通りの観光拠点として便利な駅です。
土浦・つくば方面へ行く場合
土浦駅へは特急ときわが便利です。全列車が停車するため、時間を気にせず利用できます。上野駅から土浦駅までは約45分で到着します。
土浦駅は霞ヶ浦観光の玄関口で、つちうらサイクリングターミナルからは霞ヶ浦一周サイクリングを楽しめます。土浦駅直結の「プレイアトレ土浦」には飲食店やショップが充実しています。
つくば駅へは土浦駅からバス、または秋葉原駅からつくばエクスプレスを利用するルートがあります。常磐線特急を使う場合は、土浦駅で下車してバスに乗り換えます。つくばエクスプレスの方が所要時間は短いですが、料金は常磐線経由の方が安くなる場合があります。
筑波山へは土浦駅からバスで約50分です。つくばエクスプレスのつくば駅からもバスでアクセスできます。
柏・松戸方面へ行く場合
柏駅へは特急ときわを利用しましょう。全列車が柏駅に停車します。特急ひたちは一部列車しか柏駅に停車しないため、時刻表の確認が必要です。
柏駅は上野駅から約20分で、千葉県北部の主要駅です。東武アーバンパークライン(野田線)への乗り換えも可能で、大宮方面や船橋方面へアクセスできます。
柏駅周辺には柏高島屋やららぽーと柏の葉などの商業施設があり、買い物にも便利です。柏レイソルのホームスタジアム「三協フロンテア柏スタジアム」も近くにあります。
松戸駅には特急ひたち・ときわは停車しません。松戸駅へは快速列車を利用してください。上野駅から松戸駅までは常磐線快速で約20分です。
仙台方面へ行く場合
仙台駅へ向かう場合は、品川駅発の特急ひたち(仙台行き)を利用します。所要時間は約4時間30分〜5時間です。1日3往復程度の運行で、本数は限られています。
東北新幹線を利用すれば約1時間30分で到着しますが、常磐線経由は沿線の風景を楽しめるのが魅力です。特に海沿いの区間や、復興が進む福島県沿岸部の景色は一見の価値があります。
常磐線は2011年の東日本大震災で大きな被害を受け、2020年3月に全線復旧しました。特急ひたちは震災復興のシンボルとして、再び品川駅と仙台駅を結ぶようになりました。
沿線には双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館や、相馬市の相馬野馬追で知られる地域があります。復興の歩みを感じながらの列車旅は、特急ひたちならではの体験です。
仙台駅からは東北新幹線や仙台空港アクセス線、仙石線など多くの路線に乗り換えられます。東北観光の拠点として便利な駅です。
まとめ
特急ひたちと特急ときわの違いについて解説しました。両者は同じE657系車両を使用し、料金も同額ですが、運行区間と停車駅に大きな違いがあります。
特急ひたちは速達タイプで、上野駅から水戸駅までノンストップで運行する列車も多く、いわき駅や仙台駅まで長距離を走ります。遠方への移動や、時間を節約したい場合におすすめです。
特急ときわは各停タイプで、柏駅、土浦駅、石岡駅、友部駅など茨城県内の各駅に停車します。特に石岡駅と友部駅は特急ときわのみ停車するため、これらの駅を利用する場合は必ずときわ号を選びましょう。
料金は両列車とも同じで、上野〜水戸間は片道3,890円(乗車券2,310円+特急料金1,580円)です。えきねっとのトクだ値を利用すれば、最大35%割引で乗車できます。
目的地に合わせて、特急ひたちと特急ときわを使い分けて、快適な常磐線の旅をお楽しみください。茨城や福島の魅力を発見する素敵な列車旅になることでしょう。
よくある質問(FAQ)
特急ひたちと特急ときわはどちらが速いですか?
特急ひたちの方が速達性があります。日中の特急ひたちは上野駅から水戸駅までノンストップで運行することが多く、上野〜水戸間を最速約65分で結びます。特急ときわは途中駅に多く停車するため、75〜85分程度かかります。
料金に違いはありますか?
料金は同じです。同じ区間を乗車する場合、特急ひたちでも特急ときわでも運賃・特急料金は変わりません。どちらもE657系車両を使用し、同じ料金体系が適用されます。
自由席はありますか?
特急ひたち・ときわには自由席はありません。全車指定席です。ただし、「座席未指定券」を購入すれば、座席の指定を受けずに乗車し、空いている席に座ることができます。料金は座席指定券と同額です。
石岡駅に停車する特急はどちらですか?
特急ときわのみ石岡駅に停車します。特急ひたちは全列車が石岡駅を通過するため、石岡駅を利用する場合は必ず特急ときわに乗車してください。
いわき駅へ行くにはどちらに乗ればいいですか?
いわき駅へは特急ひたちに乗車してください。特急ときわは最長でも高萩駅までの運行で、いわき駅まで行く列車はありません。
グリーン車はどの号車ですか?
グリーン車は5号車です。特急ひたち・ときわともに、10両編成の5号車がグリーン車となっています。普通車より広い座席や、フットレスト、大型テーブルなどが備わり、より快適な空間で移動できます。
車内にコンセントはありますか?
はい、全席にコンセントが設置されています。普通車・グリーン車ともに、座席の肘掛け部分にコンセントがあり、スマートフォンやパソコンの充電が可能です。
柏駅に停車するのはどちらですか?
特急ときわは全列車が柏駅に停車します。特急ひたちは一部の列車のみ柏駅に停車するため、柏駅を利用する場合は時刻表を確認するか、確実に停車する特急ときわを選ぶことをおすすめします。

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