特急あずさのおすすめ座席完全ガイド|富士山が見える席・窓枠を避ける法則・日差し対策まで徹底解説

特急あずさ

特急あずさで快適な旅を楽しむなら、座席選びが重要なポイントです。E353系は全席指定席制となっており、シートピッチ960mmの広々とした空間に全席コンセント完備、高さ調節可能な可動式枕付きと設備が非常に充実しています。しかし「富士山を見たい」「日差しを避けたい」「窓枠のない席がいい」「静かな車両に乗りたい」など、旅の目的や好みによっておすすめの座席は大きく異なります。本記事では、新宿〜松本間を走る中央本線の主力特急「あずさ」の座席選びについて、車窓からの景色、日差しの当たり方、窓枠の位置という3つの観点から徹底的に解説していきます。進行方向右側のD席で雄大な富士山と南アルプスの眺望を堪能するか、それとも左側のA席で八ヶ岳連峰の独特な山容を楽しむか。さらに、上り列車と下り列車で異なる窓枠位置の法則や、えきねっとを活用した座席指定の具体的な方法、お得な割引きっぷの情報まで、特急あずさの座席選びに必要な情報を余すことなくお伝えします。信州への旅を最高の思い出にするため、ぜひ参考にしてください。

目次

特急あずさの座席配置と編成を確認しよう

特急あずさ

E353系の基本編成と号車構成

特急あずさはE353系車両で運行されており、基本編成は9両または12両です。12両編成の場合は1〜12号車、9両編成の場合は4〜12号車で運転されます。松本・南小谷方面が1号車、新宿・東京方面が12号車という配置になっています。

号車 車両タイプ 座席数 備考
1号車 普通車 46席 荷物置き場あり
2号車 普通車 64席 多機能トイレあり
3〜8号車 普通車 各64〜66席 3・5・7号車に荷物置き場
9号車 グリーン車 30席 デッキに荷物置き場・AED
10〜12号車 普通車 各64〜66席 10・12号車に荷物置き場

グリーン車は9号車のみで、座席数は30席と限られています。普通車は1両あたり46〜66席あるため、グリーン車の方が落ち着いた空間となっています。

座席番号の見方とA・B・C・D席の配置

E353系の座席は横4列で、進行方向左からA・B席(2人掛け)、通路をはさんでC・D席(2人掛け)という配置です。窓側席はA席とD席で、どちらを選ぶかで見える景色が大きく変わります。

座席配置(進行方向を向いて)
【窓】A席 – B席(通路側)|通路|C席(通路側) – D席【窓】
※A・D席が窓側、B・C席が通路側

座席番号は1番から始まり、車両によって最大17番程度まであります。1番席が車両の端、番号が大きくなるにつれてもう一方の端へ近づきます。

普通車とグリーン車の座席スペックを比較

E353系は普通車でも快適な座席設備を誇りますが、グリーン車はさらにワンランク上の空間が広がります。

項目 普通車 グリーン車
シートピッチ 960mm 1,160mm
座席配置 2+2列 2+2列
コンセント 全席あり 全席あり
可動式枕 あり あり
足置きバー なし あり
テーブル 大型(インアーム式) 大型(インアーム式)
空調 個別吹き出し 個別吹き出し

シートピッチが200mm広いグリーン車は足元にゆとりがあり、長時間の乗車でも疲れにくいのが特徴です。普通車でも960mmあり、椅子の下に足が入れられるため、見た目以上に広く感じられます。

💡 知って得する豆知識
E353系のデザインは、フェラーリのデザインで知られる奥山清行氏が担当しました。座面のブルーは北アルプス・梓川の清流をイメージしており、車内にいながら信州の自然を感じられる空間が演出されています。

富士山・南アルプス・八ヶ岳が見える座席はどっち?

D席から見える絶景スポット一覧

特急あずさの車窓で人気なのは圧倒的にD席側です。新宿〜松本間を走る中央本線は、富士山や南アルプス、北アルプスといった日本を代表する山々を眺められる絶景路線として知られています。

区間 D席から見える景色 見どころ
高尾〜大月 相模湖・山々 相模湖駅付近で湖面が輝く
大月〜甲府 富士山 勝沼ぶどう郷付近が絶景ポイント
甲府〜小淵沢 南アルプス 甲斐駒ヶ岳・北岳が望める
上諏訪付近 諏訪湖 湖畔の温泉街も見える
塩尻〜松本 北アルプス 常念岳・穂高連峰が圧巻

特に勝沼ぶどう郷〜塩山付近で見える富士山は、甲府盆地越しに雄大な姿を見せてくれます。晴れた日には裾野まではっきり見え、写真撮影にも最適です。

A席から見える八ヶ岳と沿線風景

A席側も見どころがないわけではありません。特に小淵沢〜茅野間では、八ヶ岳連峰の独特な山容を楽しめます。

A席のメリット
・八ヶ岳の全景が見える(小淵沢〜茅野)
・午後の下り列車では日差しを避けられる
・D席より空いていることが多い

八ヶ岳は複数の峰が連なる独特の形状で、「八つの頂」が由来とも言われています。赤岳を中心とした山々が車窓に広がる様子は、A席ならではの光景です。

上り・下りで異なる景色の見え方

同じD席でも、上り(松本→新宿)と下り(新宿→松本)では景色の見え方が異なります。進行方向との関係で、どちらの方向に座っているかによって印象が変わるからです。

📌 方向別おすすめポイント【下り列車(新宿→松本)】
進行方向右側がD席。富士山に向かって走るため、次第に富士山が大きくなる演出を楽しめます。

【上り列車(松本→新宿)】
進行方向左側がD席。富士山を背にして走るため、振り返ると富士山が見えます。北アルプスとの別れを惜しみながらの景色となります。

日差しを避けたい人向け!時間帯別おすすめ座席

午前の列車で眩しくない座席

午前中は東から太陽が昇るため、進行方向によって眩しい側が変わります。長時間日差しを浴び続けると疲労の原因にもなるため、座席選びの重要なポイントです。

時間帯 下り(新宿→松本) 上り(松本→新宿)
午前 C・D席が眩しい
→A・B席がおすすめ
A・B席が眩しい
→C・D席がおすすめ

新宿〜甲府間は概ね東西に走りますが、甲府〜松本間は南北に走ります。このため、甲府を境に日差しの当たり方が変わることも覚えておきましょう。

午後の列車で眩しくない座席

午後になると西日が強くなり、午前とは逆側が眩しくなります。特に夕方の列車では注意が必要です。

時間帯 下り(新宿→松本) 上り(松本→新宿)
午後 A・B席が眩しい
→C・D席がおすすめ
C・D席が眩しい
→A・B席がおすすめ
💡 知って得する豆知識
E353系には各席に個別の空調吹き出し口があります。日差しで暑くなっても、自分で風量や風向きを調整できるので、ある程度は対処可能です。ただし、直射日光を完全に防ぐことはできないので、座席選びが重要です。

季節ごとの日差し対策

太陽の高度は季節によって異なるため、同じ時間帯でも日差しの強さが変わります。夏は太陽が高いため直射日光が入りにくく、冬は太陽が低いため斜めから日差しが差し込みやすくなります。

季節別の注意点
・夏(6〜8月):太陽が高く、カーテンで対処しやすい
・冬(12〜2月):太陽が低く、斜めから差し込む日差しがまぶしい
・春秋:中間的な状況だが、晴天率が高く注意が必要

季節別のおすすめ座席と見どころ

中央本線は四季折々の美しい景色が楽しめる路線です。季節によって座席選びのポイントも変わってきます。

季節 見どころ おすすめ座席
春(3〜5月) 桃の花(甲府盆地)、残雪の山々 D席(南アルプスと桃畑)
夏(6〜8月) 新緑、入道雲と山々 午前はD席、午後はA席(日差し対策)
秋(9〜11月) 紅葉(勝沼〜小淵沢)、ブドウ畑 D席(紅葉と富士山の組み合わせ)
冬(12〜2月) 雪山、澄んだ空気で富士山くっきり D席(冠雪の富士山と南アルプス)

特に秋の紅葉シーズン(10〜11月)は車窓からの景色が格別です。勝沼ぶどう郷付近では赤や黄色に染まった山々と富士山の共演が楽しめます。この時期は混雑するため、早めの座席予約がおすすめです。

💡 知って得する豆知識
冬の晴れた日は空気が澄んでいるため、富士山や南アルプスがくっきりと見えます。特に早朝の下り列車では、朝日に照らされた雪山が美しく輝きます。防寒対策をしっかりして、冬の車窓も楽しんでみてください。

窓枠を避けて景色を楽しむ座席番号の選び方

上り列車は偶数席、下り列車は奇数席がおすすめ

E353系の窓は大きく設計されていますが、座席位置によっては窓枠(サッシ)が視界を遮ることがあります。せっかくの車窓風景を楽しむなら、窓枠のない座席を選びましょう。

列車方向 窓枠を避けるなら 窓が広い座席番号
上り(松本→新宿) 偶数席 2番、4番、6番、8番…
下り(新宿→松本) 奇数席 1番、3番、5番、7番…

この法則を覚えておけば、えきねっとや指定席券売機で座席を選ぶ際に役立ちます。窓側席(AまたはD)で偶数・奇数を意識して選びましょう。

えきねっとでの座席指定画面の見方

JR東日本のオンライン予約サービス「えきねっと」では、シートマップを見ながら座席を指定できます。画面上の座席配置図で、自分の希望する位置を選択しましょう。

📌 えきねっとでの座席指定手順1. えきねっとにログイン
2. 乗車日・区間・列車を選択
3. 「座席表から選ぶ」をタップ
4. シートマップで希望の座席をタップ
5. 座席番号(例:3番D席)を確認して決定

※画面下側がD席側(富士山・南アルプス側)

指定席券売機での座席選択のコツ

駅の指定席券売機でも座席位置を選べます。「座席位置を選ぶ」ボタンを押すと、窓側・通路側の希望や、前方・中央・後方の希望を指定できます。

ただし、細かい座席番号までは選べない場合もあるため、こだわりたい方はえきねっとでの事前予約がおすすめです。みどりの窓口であれば「〇番のD席をお願いします」と具体的にリクエストできます。

💡 知って得する豆知識
みどりの窓口が混雑している場合は、指定席券売機で「座席表から選ぶ」オプションを探してみましょう。一部の券売機では、シートマップを表示して細かい座席位置を選択できる機能があります。画面の指示に従って操作すれば、窓口と同様に希望の座席番号を指定できます。

荷物が多い人向け!荷物置き場がある号車

荷物置き場の位置一覧

スキーやスノーボード、大型スーツケースなど大きな荷物がある場合は、荷物置き場のある号車を選ぶと便利です。

号車 荷物置き場 設置場所
1号車 あり 客室内
3号車 あり 客室内
5号車 あり 客室内
7号車 あり 客室内
9号車(グリーン) あり デッキ部
10号車 あり 客室内
12号車 あり 客室内

荷物置き場は奇数号車に多く設置されています。スキー旅行で白馬方面へ向かう場合など、大きな荷物がある際は1号車や3号車を選ぶと便利です。

座席下のスペースと足元の広さ

E353系の普通車は座席下のスペースにもゆとりがあります。小さめのスーツケースやボストンバッグであれば、座席下に収納可能です。

💡 知って得する豆知識
E353系は椅子の下に足が入れられる設計になっており、シートピッチ960mmでも実際にはもっと広く感じられます。足を伸ばしたい方は、座席下のスペースを活用しましょう。

大型スーツケースの収納場所

海外からの観光客も多い特急あずさ。大型スーツケース(機内持ち込みサイズ以上)を持っている場合は、荷物置き場のある号車の座席を取り、乗車後すぐに荷物置き場を確保するのがおすすめです。混雑時は荷物置き場が埋まることもあるため、早めの乗車を心がけましょう。

トイレ・洗面台の位置と設備

トイレの設置号車一覧

E353系にはすべての号車にトイレが設置されているわけではありません。長距離乗車の場合は、トイレの位置も考慮して座席を選ぶと安心です。

号車 トイレ種類 洗面台
2号車 多機能トイレ(バリアフリー対応) あり
4号車 標準トイレ あり
6号車 標準トイレ あり
8号車 標準トイレ あり
9号車(グリーン車) 多機能トイレ(バリアフリー対応) あり
11号車 標準トイレ あり

多機能トイレの特徴

2号車と9号車に設置されている多機能トイレは、車いすでも利用できる広いスペースがあります。おむつ替えシートも設置されているため、小さなお子さん連れにも便利です。ベビーカーで移動する場合は、2号車付近の座席を取ると移動距離が短くなります。

📌 トイレ利用時のポイント・トイレは偶数号車に集中(2・4・6・8号車と9・11号車)
・混雑時は空いているトイレを探して移動する必要あり
・甲府〜松本間はトンネルが多くデッキが揺れるため注意
・洗面台は各トイレ横に設置

特急あずさの主要区間料金表

新宿〜松本間の料金

特急あずさは全車指定席のため、乗車券と指定席特急券が必要です。自由席はありませんが、座席未指定券を購入すれば空いている席に座ることも可能です(料金は指定席と同額)。

区間 乗車券 指定席特急券 合計
新宿〜甲府 2,310円 1,580円 3,890円
新宿〜上諏訪 3,740円 2,240円 5,980円
新宿〜松本 4,070円 2,550円 6,620円

特急あずさの料金は通年同額で、繁忙期・閑散期の料金差はありません。車内で特急券を購入する場合は、上記料金に260円が加算されます。

グリーン車利用時の料金

グリーン車を利用する場合は、乗車券と指定席特急券に加えてグリーン料金が必要です。

区間 グリーン料金 普通車との差額
新宿〜甲府 +2,270円 合計6,160円
新宿〜上諏訪 +2,270円 合計8,250円
新宿〜松本 +3,660円 合計10,280円

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特急あずさの停車駅と所要時間

主要停車駅一覧

特急あずさは新宿〜松本間を結ぶ中央本線の主力特急です。一部列車は東京・千葉発着や、松本から先の南小谷・白馬方面まで延長運転されることもあります。

駅名 新宿からの所要時間 停車パターン
新宿 全列車停車
立川 約25分 全列車停車
八王子 約35分 全列車停車
大月 約55分 一部通過
甲府 約1時間30分 全列車停車
茅野 約2時間 全列車停車
上諏訪 約2時間5分 多くの列車が停車
塩尻 約2時間20分 全列車停車
松本 約2時間30分〜3時間 全列車停車

列車によって停車駅数が異なるため、所要時間にも幅があります。急ぐ場合は停車駅の少ない列車を選びましょう。

景色を楽しむなら停車駅の多い列車を

車窓からの景色を楽しみたい場合は、あえて停車駅の多い列車を選ぶのも一つの方法です。駅に停車すると列車の揺れがなくなり、写真撮影がしやすくなります。

撮影におすすめの駅
・勝沼ぶどう郷駅:富士山の絶景ポイント
・小淵沢駅:八ヶ岳と南アルプスの分岐点
・上諏訪駅:諏訪湖を望む温泉地

かいじ号・富士回遊との違い

中央本線には「あずさ」のほかに「かいじ」「富士回遊」といった特急も走っています。いずれもE353系を使用しており、座席設備に違いはありません。

列車名 運行区間 特徴
あずさ 新宿〜松本・南小谷 信州方面への主力特急
かいじ 新宿〜甲府・竜王 山梨方面へのアクセス特急
富士回遊 新宿〜河口湖 富士山・富士五湖方面への観光特急
💡 知って得する豆知識
富士回遊は大月駅で「あずさ」や「かいじ」から分離・併結する列車です。河口湖方面に行く場合は、乗り間違えないよう号車番号に注意しましょう。富士回遊は1〜3号車です。

目的別おすすめ座席早見表

景色重視派へのおすすめ

富士山や南アルプスの車窓を楽しみたい方は、迷わずD席を選びましょう。特に下り列車(新宿→松本)では進行方向右側となり、富士山に向かって走る感覚を味わえます。

見たい景色 おすすめ座席 ベスト区間
富士山 D席 大月〜甲府
南アルプス D席 甲府〜小淵沢
八ヶ岳 A席 小淵沢〜茅野
諏訪湖 D席 上諏訪付近
北アルプス D席 塩尻〜松本

仕事・作業派へのおすすめ

パソコン作業やリモートワークをしたい方は、日差しと揺れの少なさを重視しましょう。

仕事・作業派におすすめの条件
・午前の下り列車:A・B席(日差しを避ける)
・午後の上り列車:A・B席(日差しを避ける)
・中間車両(5〜7号車):揺れが少ない
・全席コンセント完備なので電源は心配不要

E353系は大型テーブルを全席に装備しており、15インチのノートパソコンも余裕で置けます。コンセントは窓側・通路側どちらにもあるため、電源の心配はありません。

静かに過ごしたい派へのおすすめ

静かに過ごしたい方は、車両の端の座席やグリーン車がおすすめです。

こだわりポイント おすすめ座席 理由
人の往来が少ない 車両端(1番席) 通路を歩く人が少ない
落ち着いた空間 グリーン車(9号車) 座席数が少なく静か
子連れ客が少ない 1号車または12号車 編成端で移動が少ない

カップル・友人旅行でのおすすめ

2人での旅行なら、隣り合わせで座れる窓側と通路側の組み合わせがおすすめです。たとえばD席(窓側)とC席(通路側)を並んで取れば、2人で富士山の景色を共有できます。

2人旅行の座席パターン
・景色重視:D席+C席(富士山側)
・日差し回避優先:A席+B席(午後の下り列車)
・ゆったり派:グリーン車の隣り合わせ席

えきねっとでは隣り合わせの2席を一度に指定できるため、別々に予約するよりも確実です。繁忙期は早めの予約をおすすめします。

スキー・登山客へのおすすめ

大きな荷物を持っている場合は、荷物置き場のある号車を優先しましょう。特に1号車や3号車は松本・白馬方面に近く、到着後の移動もスムーズです。

目的地 おすすめ号車 理由
白馬・大町方面 1〜3号車 松本駅での乗り換えに近い
蓼科・車山高原 5〜7号車 茅野駅での下車に便利
上高地 1〜3号車 松本駅でのバス乗り換えに便利
💡 知って得する豆知識
スキー板やスノーボードは荷物置き場に立てかけて収納できます。ただし混雑時は早い者勝ちになるため、発車時刻より余裕を持ってホームに到着しておきましょう。新宿駅では発車の15分前から乗車できることが多いです。

よくある質問(FAQ)

特急あずさの座席は自由に選べますか?

はい、えきねっとや指定席券売機、みどりの窓口で座席を指定できます。えきねっとではシートマップから視覚的に座席を選べるため、細かい位置までこだわりたい方におすすめです。座席未指定券を購入した場合は空いている席に座れますが、混雑時は立ったままになる可能性もあります。

特急あずさに自由席はありますか?

いいえ、特急あずさは全車指定席です。ただし「座席未指定券」を購入すれば、座席の指定を受けずに乗車可能です。料金は指定席と同額のため、確実に座りたい場合は座席を指定しておくことをおすすめします。

富士山が見える座席はどっち側ですか?

D席側(進行方向に向かって右側)から富士山が見えます。特に大月〜甲府間、勝沼ぶどう郷付近が絶景ポイントです。ただし天候や時間帯によって見えないこともあります。

窓枠のない座席を選ぶにはどうすればいいですか?

上り列車(松本→新宿)は偶数番号の座席、下り列車(新宿→松本)は奇数番号の座席を選ぶと、窓枠を避けられます。えきねっとでシートマップを見ながら選ぶのがおすすめです。

特急あずさのコンセントはどこにありますか?

E353系は全席にコンセントが設置されています。窓側席は窓下、通路側席は肘掛け部分にあります。パソコンやスマートフォンの充電に便利です。

グリーン車と普通車の違いは何ですか?

主な違いはシートピッチで、普通車960mmに対しグリーン車は1,160mmです。またグリーン車には足置きバーがあり、座席数も30席と少ないため落ち着いた空間です。コンセントや可動式枕は普通車にもあります。

荷物置き場がある号車はどこですか?

1号車・3号車・5号車・7号車・10号車・12号車の客室内、および9号車(グリーン車)のデッキ部に荷物置き場があります。スキーや大型スーツケースを持っている場合は、これらの号車の座席を取ると便利です。

特急あずさの所要時間はどのくらいですか?

新宿〜松本間は約2時間30分〜3時間です。停車駅数によって所要時間が異なります。新宿〜甲府間は約1時間30分、新宿〜上諏訪間は約2時間です。

特急あずさの混雑する時間帯はいつですか?

平日は朝の下り(8〜9時台)と夕方の上り(17〜19時台)がビジネス利用で混雑します。土日祝日は行楽シーズンの午前の下りと夕方の上りが混み合います。特にスキーシーズンの冬季週末、紅葉シーズンの10〜11月は座席が取りにくくなるため、早めの予約がおすすめです。

子連れ旅行でおすすめの座席はどこですか?

子連れの場合は多機能トイレのある2号車や9号車付近がおすすめです。おむつ替えや着替えがしやすく、デッキも広いため気分転換に出やすいです。また、車両の端の座席を選ぶと、周囲への気遣いが少なくて済みます。

車いすでも乗車できますか?

はい、E353系には車いす対応座席があります。2号車と9号車(グリーン車)に設置されており、多機能トイレも車いすで利用可能な広さがあります。車いす対応座席はえきねっとからは予約できないため、みどりの窓口や電話で申し込む必要があります。

ペットは乗車できますか?

犬・猫・小鳥などの小動物は、専用のケース(縦・横・高さの合計が120cm以内)に入れれば乗車可能です。ケース込みで10kg以内という制限があります。手回り品として持ち込む形となり、座席の足元に置きます。

乗車前に知っておきたい準備とサービス

新宿駅での乗車方法とホームの場所

特急あずさは新宿駅の9・10番線(特急ホーム)から発車します。JR新宿駅は広いため、改札からホームまでの移動時間を考慮して余裕を持って到着しましょう。指定席を持っている場合でも、荷物置き場を確保したい方は発車15分前には乗車しておくことをおすすめします。

新宿駅での乗車ポイント
・特急ホームは9・10番線(改札から徒歩3〜5分)
・発車15分前から乗車可能な列車が多い
・ホーム上に号車番号の案内表示あり
・1号車は松本寄り、12号車は新宿寄りに停車

車内Wi-Fiと充電設備の使い方

E353系では無料Wi-Fi「JR-EAST FREE Wi-Fi」が利用できます。スマートフォンやパソコンでメールアドレスを登録するだけで、インターネットに接続可能です。ただし、山間部ではトンネルが多いため、接続が不安定になることがあります。

コンセントは全席に設置されています。窓側席は窓下の壁面、通路側席は前の座席の肘掛け付近にあります。AC100Vで、パソコンやスマートフォンの充電器をそのまま使用できます。

車内販売とお弁当の準備

E353系では車内販売サービスは行っていません。飲み物や食べ物は乗車前に購入しておく必要があります。新宿駅には駅弁売り場やコンビニが充実しているため、出発前に調達しておきましょう。

📌 乗車前の準備リスト・飲み物・軽食(車内販売なし)
・充電器(コンセントあり)
・イヤホン(周囲への配慮)
・上着(車内空調対策)
・カメラ(車窓撮影用)

特急あずさの歴史と名前の由来

1966年の登場から現在まで

特急「あずさ」は1966年12月に誕生しました。新宿〜松本間を結ぶ特急として登場し、50年以上の歴史を持つ伝統ある列車です。当初は181系気動車で運行され、その後183系・189系電車、E351系「スーパーあずさ」を経て、現在のE353系へと進化してきました。

💡 知って得する豆知識
「あずさ」の名前は、上高地を流れる梓川に由来しています。北アルプスの山々から流れ出る清流で、信州を代表する川です。E353系の座席の青色は、この梓川をイメージしてデザインされました。

E353系への統一と現在の運行体制

2019年3月のダイヤ改正で、中央本線の特急はすべてE353系に統一されました。それまで活躍していたE351系「スーパーあずさ」やE257系「あずさ」「かいじ」は引退し、E353系による新時代が始まりました。

現在、特急「あずさ」は1日18往復程度が運行されています。一部列車は千葉・東京始発や、松本から大糸線の南小谷・白馬方面まで延長運転されます。信州への観光はもちろん、ビジネスや帰省など幅広い用途で利用されています。

車両デザインと設備の特徴

E353系は世界的なカーデザイナー・奥山清行氏がエクステリアデザインを担当しました。先頭車両の流線型のフォルムは、スピード感と信州の山々を表現しています。白を基調とした車体に、紫色のラインが映えるデザインは、中央本線の風景に溶け込みながらも存在感を放っています。

📌 E353系の先進的な設備・全席コンセント完備(AC100V)
・可動式枕(普通車・グリーン車とも)
・大型テーブル(パソコン作業に最適)
・個別空調吹き出し口
・車内Wi-Fi(JR-EAST FREE Wi-Fi)
・空気清浄機搭載

まとめ

特急あずさの座席選びは、旅の目的や好みによっておすすめが大きく変わります。この記事の内容を簡潔に振り返りましょう。

📌 座席選びのまとめ景色を楽しむなら
・富士山・南アルプス・北アルプス → D席
・八ヶ岳 → A席

日差しを避けるなら
・午前の下り列車 → A・B席
・午後の上り列車 → A・B席

窓枠を避けるなら
・上り列車(松本→新宿)→ 偶数席
・下り列車(新宿→松本)→ 奇数席

E353系は2019年から中央本線の特急を統一した最新車両で、全席コンセント完備、シートピッチ960mm(グリーン車は1,160mm)と設備面も非常に充実しています。可動式枕や個別空調など、長時間の乗車でも快適に過ごせる工夫が随所にされています。

座席の予約はえきねっとを活用するのがおすすめです。シートマップから細かい座席位置を選べるだけでなく、チケットレス特急券(トク割)を利用すれば35%割引が適用されます。繁忙期は早めに座席を確保して、最高の車窓とともに信州への旅をお楽しみください。新宿から約2時間30分、E353系の快適な座席に身を委ねれば、あっという間に松本に到着します。

富士山、南アルプス、八ヶ岳、諏訪湖、北アルプス…中央本線は日本を代表する山岳風景を車窓から楽しめる絶景路線です。座席選びを工夫することで、その感動は何倍にもなります。ぜひこの記事を参考にして、思い出に残る信州旅行にしてください。

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この記事を書いた人

旅と食の疑問を解決する「たびちえ」です。新幹線や旅館のマナー、ご当地グルメの歴史、スーツケースのトラブル など、旅行者が抱える「なぜ?」を「完全ガイド」で徹底解説。読者の不安に寄り添い、「焦らないでください」のメッセージとともに、あなたの旅を快適にサポートします。

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