品川駅は東海道新幹線・JR在来線・京急線が乗り入れる首都圏有数のターミナル駅ですが、「改札が多すぎてどこから出ればいいかわからない」「新幹線への乗り換え口はどっち?」と迷う方が非常に多い駅でもあります。実は品川駅にはJRの改札だけで6か所、さらに京急線との連絡改札もあり、構内図を事前に頭に入れておくかどうかで移動のスムーズさが大きく変わります。
さらに品川駅は「2番線が存在しない」「品川区ではなく港区にある」「日本で最初に開業した駅のひとつ」など、知れば知るほど面白いトリビアの宝庫でもあります。将来的にはリニア中央新幹線の始発駅にもなる予定で、駅の地下40メートルでは現在も巨大な工事が進行中です。この記事では、品川駅の構内図を改札・ホーム・出口ごとにわかりやすく解説しながら、乗り換えのコツから歴史・雑学まで徹底的にご紹介します。
📌 この記事でわかること
- 品川駅の改札口6か所の位置と使い分け方
- 全ホーム1〜15番線+21〜24番線の路線対応表
- 新幹線・京急線・在来線の乗り換えルートと所要時間
- エキュート品川やコインロッカーなど構内の便利情報
- 「2番線が消えた理由」「品川区にない品川駅」など驚きのトリビア
品川駅の全体像──改札・出口・ホームの基本構造

品川駅は「2階が改札、1階がホーム」の高架構造
品川駅の基本構造を理解する第一歩は、「2階が改札・コンコース、1階がホーム」という配置を覚えることです。多くの駅では改札が地上1階にあり、ホームが地上2階や地下にありますが、品川駅は高架駅のため、線路とホームが1階(地上レベル)に広がり、その上の2階に改札口やコンコース、商業施設が配置されています。
この構造のおかげで、すべての改札口が同じ2階フロアにあるため、改札間の移動は比較的わかりやすくなっています。ただし2階コンコースは東西に長く、端から端まで歩くと約5〜7分かかります。西側(高輪口方面)にJR中央改札と北改札、東側(港南口方面)に新幹線改札と南口改札があるため、利用する路線によって改札を使い分けることが快適な移動の鍵になります。初めて品川駅を利用する方は、まずこの「2階フロアの東西の位置関係」を頭に入れておきましょう。
2つの出口──「高輪口」と「港南口」の違い
品川駅には大きく分けて2つの出口があります。西側の「高輪口(たかなわぐち)」と東側の「港南口(こうなんぐち)」です。この2つは駅を挟んで正反対の方角にあり、周辺の雰囲気もまったく異なります。
高輪口は品川駅の「表玄関」にあたり、京急線の改札がある側です。駅前にはバスターミナルやタクシー乗り場があり、品川プリンスホテルや品川プリンスシネマなどのホテル・レジャー施設が並んでいます。一方の港南口は「裏口」と呼ばれることもありましたが、近年の再開発で大きく様変わりしました。アトレ品川が直結しており、ソニー本社やマイクロソフト日本法人などの大手企業のオフィスビルが林立するビジネス街です。高輪ゲートウェイ駅周辺の再開発「高輪ゲートウェイシティ」も進行中で、品川エリア全体が大きく変貌しつつあります。
JRの改札口は6か所──どこを使うべき?
品川駅のJR改札口は全部で6か所あり、これが初めての方を混乱させる最大の原因です。大きく分けると、在来線用の改札が2か所、新幹線用の改札が2か所、新幹線のりかえ口が2か所です。
在来線用の改札は、高輪口側にある「中央改札」と「北改札」です。中央改札は品川駅で最も利用者が多い改札で、改札前には待ち合わせスポットとして有名な「トライアングルクロック」(三面時計)が設置されています。北改札は高輪口の北端にあり、京急線への乗り換えに便利です。新幹線用の改札は港南口側にある「新幹線南口」と「新幹線北口」で、新幹線の乗車券・特急券で直接入場できます。そして在来線から新幹線に乗り換える際には、コンコース内にある「南のりかえ口」と「北のりかえ口」を利用します。
📝 品川駅の改札口まとめ
- 中央改札(高輪口側):最も利用者が多い、トライアングルクロックが目印
- 北改札(高輪口側):京急線のりかえに便利
- 新幹線南口(港南口側):新幹線専用改札
- 新幹線北口(港南口側):新幹線専用改札
- 南のりかえ口(改札内):在来線⇔新幹線の乗り換え
- 北のりかえ口(改札内):在来線⇔新幹線の乗り換え
京急線の改札は高輪口の2階にある
京急本線の品川駅は、JR品川駅の高輪口(西口)側2階に位置しています。JRとは別の鉄道会社(京浜急行電鉄)のため改札も別ですが、JR在来線との間には「京急線のりかえ専用改札」が設けられており、JRの改札内から直接京急線に乗り換えることができます。
京急線は羽田空港と品川駅を最短約11分で結ぶアクセス路線として、ビジネス客や旅行者に広く利用されています。京急品川駅は1面2線のホームで、1番線が主に羽田空港・横浜方面行き、2番線が主に泉岳寺方面(都営浅草線直通)です。ただし、京急品川駅は2025年度から大規模な改良工事が本格化しており、将来的には地上2階の高架駅から地平駅(地上1階)に変わる計画です。工事期間中はホームや改札の位置が変更される可能性があるため、利用時は最新情報の確認をおすすめします。
構内図を攻略する3つのコツ
品川駅の構内図を攻略するためには、3つのポイントを押さえておくとスムーズです。第一に、「西=高輪口=京急線」「東=港南口=新幹線」と覚えることです。京急線に乗る人は西へ、新幹線に乗る人は東へ向かえばまず間違いありません。
第二に、ホーム番号と路線の対応を把握することです。番号が小さいほど西側(高輪口寄り)、大きいほど東側(港南口寄り)という法則があります。山手線が1・3番線、京浜東北線が4・5番線、東海道線が6〜7番線、横須賀線が13〜15番線、そして新幹線が21〜24番線と、西から東へ順番に並んでいます。第三に、改札内に「エキュート品川」があることを知っておくことです。改札を出なくても買い物や食事ができるため、乗り換えの合間に利用すると便利です。改札内の商業施設が充実している駅は都内でも限られており、品川駅はその代表格と言えるでしょう。
ホーム番線ガイド──各路線は何番線?

山手線は1番線と3番線──「2番線が消えた」驚きの理由
品川駅の山手線は1番線(内回り・東京方面)と3番線(外回り・渋谷・新宿方面)を使用しています。ここで多くの人が「あれ、2番線はどこ?」と疑問に思うはずです。実は品川駅には2番線が存在しません。これは欠番であり、その背景には駅の大規模改良工事があります。
かつて品川駅には1番線(山手線内回り)と2番線(山手線外回り)が同じホームにあり、3番線に京浜東北線の北行き(東京・上野方面)がありました。しかし山手線外回りと京浜東北線北行きの乗り換えには、いったん階段でコンコースに上がる必要があり、ラッシュ時は大混雑していました。そこでJR東日本は2021年12月、旧3番線を廃止してホームを拡幅し、山手線外回りの乗降を京浜東北線側のホーム(新3番線)に移す大改良を実施しました。これにより京浜東北線北行き(4番線)と山手線外回り(3番線)が同じホームで対面乗り換えできるようになり、混雑が大幅に緩和されたのです。2番線の線路は残っていますが、ホームからの乗降はなくなりました。
品川駅の2番線欠番は、実は鉄道の世界ではさほど珍しいことではありません。東京駅の中央線ホームにもかつて「0番線」がありましたし、新宿駅にも使われていない番線が存在します。駅の改良工事や路線の付け替えによってホーム配置が変わると、番号を振り直さずにそのまま欠番にすることが多いのです。鉄道ファンはこうした「欠番探し」を楽しむこともあります。
京浜東北線は4番線と5番線
京浜東北線は4番線(北行き・東京・上野・大宮方面)と5番線(南行き・横浜・大船方面)を使用しています。先述のとおり、4番線と山手線外回り(3番線)は同じホームにあるため、対面乗り換えが可能です。横浜方面から京浜東北線で来て渋谷・新宿方面の山手線に乗り換える場合、階段を使わずホームを数メートル歩くだけで乗り換えられるのは非常に便利です。
京浜東北線は日中(おおむね10時〜15時頃)は快速運転を行っており、品川駅は快速の停車駅です。ただし快速は田町・浜松町・田端〜日暮里の一部駅を通過するため、これらの駅へ行く場合は各駅停車に乗る必要があります。京浜東北線の品川駅での乗降客数は山手線に次いで多く、朝のラッシュ時は4番線・5番線とも非常に混雑します。横浜方面から品川で下車するビジネス客が多いのが特徴で、港南口のオフィス街への通勤利用が中心です。
東海道線と上野東京ラインは6〜7番線・12番線
東海道本線(上野東京ライン含む)は6番線・7番線、そして12番線を使用しています。6番線が北行き(東京・上野・宇都宮・高崎方面)、7番線が南行き(横浜・小田原・熱海方面)が基本ですが、列車によっては12番線を使うこともあるため注意が必要です。
2015年に開業した「上野東京ライン」により、品川駅は東海道線と宇都宮線・高崎線・常磐線が直通する大ジャンクションになりました。上野東京ライン開業前は、東海道線の北行きは東京駅止まりでしたが、現在は品川から上野を経由して宇都宮や高崎まで乗り換えなしで行けるようになっています。また、常磐線の特急「ひたち」「ときわ」も品川駅に乗り入れており、9番線を使用しています。水戸や仙台方面への特急が品川から発着しているのは意外と知られていない事実です。
横須賀線・総武線快速は13〜15番線
横須賀線と総武線快速は13番線・14番線・15番線を使用しています。横須賀線は品川から南下して横浜・鎌倉・久里浜方面へ向かう路線で、総武線快速は東京駅の地下ホームを経由して千葉方面へ直通します。品川駅では13番線が北行き(東京・千葉方面)、15番線が南行き(横浜・鎌倉方面)が基本パターンです。
横須賀線のホームは品川駅の東側(港南口寄り)に位置しており、高輪口から歩くと距離があります。中央改札から横須賀線ホームまでは約3〜4分かかるため、乗り換え時間には余裕を持ちましょう。また横須賀線には成田エクスプレス(N’EX)も走っており、品川駅から成田空港へのアクセスにも利用できます。成田空港まで約1時間10分で、京急線経由の羽田空港アクセスと合わせると、品川駅は2つの国際空港にアクセスできる貴重な駅のひとつです。
新幹線は21〜24番線──在来線とは番号が飛ぶ理由
東海道新幹線は21番線・22番線・23番線・24番線を使用しています。在来線の15番線から一気に21番線に飛ぶのは、新幹線がJR東海の管轄であり、在来線(JR東日本)とは別の番号体系を使っているためです。東海道新幹線の品川駅は2面4線の構造で、2本のホームにそれぞれ2線ずつ配置されています。
21〜22番線のホームと23〜24番線のホームがあり、上り(東京方面)と下り(名古屋・新大阪方面)の列車がどちらのホームにも入ります。つまり、同じ方向の列車でもホームが異なる場合があるのです。電光掲示板で乗車するホームを確認してから移動しましょう。品川駅の新幹線ホームは2003年10月1日に開業しました。東海道新幹線の開業(1964年)から実に39年後のことで、この新駅の誕生が「のぞみ」の大増発を可能にし、東海道新幹線のダイヤを大きく変えた歴史的な出来事でした。
| 番線 | 路線 | 方面 |
|---|---|---|
| 1番線 | 山手線(内回り) | 東京・上野・池袋方面 |
| 2番線 | (欠番) | ホームなし |
| 3番線 | 山手線(外回り) | 渋谷・新宿・池袋方面 |
| 4番線 | 京浜東北線(北行き) | 東京・上野・大宮方面 |
| 5番線 | 京浜東北線(南行き) | 横浜・大船方面 |
| 6〜7番線 | 東海道線・上野東京ライン | 東京・上野 / 横浜・小田原方面 |
| 9番線 | 常磐線特急(ひたち・ときわ) | 水戸・いわき方面 |
| 12番線 | 東海道線(一部列車) | 横浜・小田原方面 |
| 13〜15番線 | 横須賀線・総武線快速 | 東京・千葉 / 横浜・鎌倉方面 |
| 21〜24番線 | 東海道新幹線 | 名古屋・京都・新大阪方面 |
新幹線エリアの構内図と乗り換え方法

新幹線改札は「南口」「北口」の2か所
品川駅の新幹線専用改札は、港南口(東口)側に「新幹線南口」と「新幹線北口」の2か所あります。どちらの改札からも新幹線ホーム(21〜24番線)に入れますが、乗車する号車によって使い分けると便利です。新幹線南口は1号車(博多方面先頭)寄り、新幹線北口は16号車(東京方面先頭)寄りのエスカレーターに近い位置にあります。
新幹線の改札を通る際には、乗車券と特急券の2枚を自動改札機に通す必要があります(EXカードやスマートEXを使う場合は交通系ICカードをタッチ)。品川駅の新幹線改札付近にはJR東海のきっぷ売り場と指定席券売機があり、当日の切符購入や座席変更も可能です。改札内にはお土産ショップやコンビニもあるため、乗車前の買い物にも困りません。なお、品川駅は東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」の全列車が停車するため、列車選びの幅が広いのも大きなメリットです。
在来線から新幹線への乗り換えは「のりかえ口」を使う
山手線や京浜東北線などの在来線から東海道新幹線に乗り換える場合は、改札内にある「南のりかえ口」または「北のりかえ口」を利用します。在来線の改札を出てから新幹線改札に入り直す必要はなく、改札内のまま直接乗り換えが可能です。
乗り換えの所要時間の目安は、山手線ホーム(1・3番線)からで約8〜10分、京浜東北線ホーム(4・5番線)からで約8〜10分、東海道線ホーム(6・7番線)からで約5〜8分、横須賀線ホーム(13〜15番線)からで約5分です。横須賀線ホームは港南口側にあるため新幹線に最も近く、逆に山手線ホームは高輪口側にあるため距離があります。初めての方は10分以上の乗り換え時間を確保しておくのが安心です。コンコースには案内表示が豊富に設置されていますが、ラッシュ時は人の流れに逆らって歩くことになる場合もあるため、時間には余裕を持ちましょう。
品川駅に新幹線駅が作られた「本当の理由」
品川駅の東海道新幹線ホームが開業したのは2003年10月1日です。東海道新幹線の歴史の中では比較的新しい駅ですが、この駅の誕生は新幹線のダイヤを革命的に変えた出来事でした。
品川駅が建設された最大の理由は、東京駅の折り返し能力の限界を解消することでした。東海道新幹線の列車は東京駅で折り返す際、一度品川の南にある大井車両基地に回送される必要がありました。この回送列車が東京〜品川間の線路を占有するため、ダイヤに制約が生じていたのです。品川駅ができたことで、一部の列車が品川で折り返せるようになり、東京駅の折り返しと品川駅の折り返しを組み合わせることで、「のぞみ」の最大運行本数が1時間あたり3本から12本に増加しました。この「のぞみ大増発」は品川駅なしには実現できなかったのです。
品川駅の新幹線ホーム建設にまつわる逸話として有名なのが、JR東海の葛西敬之元会長(当時社長)が「秘密裏に」計画を進めたというエピソードです。当時、JR東日本との関係や運輸省(現・国土交通省)との調整が複雑だったため、葛西氏は極秘裏に品川駅建設の検討を開始し、後に公式に発表したと伝えられています。この「ゲリラ的」な計画推進がなければ、品川駅新幹線ホームの実現はもっと遅れていたかもしれません。
新幹線ホームから見える「リニア工事」の現場
品川駅の新幹線ホームに立つと、足元の遥か下で進行中のリニア中央新幹線の建設工事の存在を感じることができます。リニア品川駅は、現在の東海道新幹線ホームの地下約40メートルに建設される計画で、延長約1km、幅約60メートルという巨大な地下空間に2面4線のホームが設けられます。
リニア中央新幹線が開業すれば、品川〜名古屋間をわずか約40分で結ぶことになります。当初は2027年の開業が目標でしたが、静岡県内の工事が難航しており、2034年以降に延期される見通しとなっています。しかし品川駅の工事は着実に進んでおり、地下では掘削作業が続いています。将来的に品川駅は、東海道新幹線とリニア中央新幹線の2つの高速鉄道の始発駅という、日本唯一の巨大ターミナルになる予定です。
京急線との乗り換えと羽田空港アクセス

JR在来線から京急線への最速乗り換えルート
JR在来線から京急線に乗り換える場合、最も効率的なのはJR北改札を出て京急の改札に向かうルートです。北改札を出ると目の前に京急品川駅の改札があるため、所要時間はわずか約2〜3分です。
もうひとつの方法として、JRの改札内にある「京急線のりかえ専用改札」を使う方法もあります。この専用改札はJR中央改札の近くに設置されており、JRの改札を出ることなく直接京急線のホームに移動できます。ただし、この乗り換え改札を利用するには交通系ICカード(SuicaやPASMO)での乗車が必要で、紙のきっぷでは通過できない場合があります。羽田空港へ向かう旅行者は大きな荷物を持っていることが多いため、エスカレーターやエレベーターの位置を事前に確認しておくと安心です。京急品川駅のホームにはエレベーターが設置されています。
新幹線から京急線(羽田空港)への乗り換え
地方から新幹線で品川駅に到着し、京急線に乗り換えて羽田空港へ向かう──このルートは国内出張や旅行者にとって非常に多いパターンです。新幹線ホーム(21〜24番線)から京急線ホームまでは、駅の東端から西端への横断になるため、所要時間は約12〜15分を見込んでおきましょう。
具体的なルートは、新幹線ホームのエスカレーターで2階コンコースに上がり、「南のりかえ口」または「北のりかえ口」からJR在来線エリアに入ります(新幹線の乗車券にJR在来線区間が含まれている場合はそのまま通過可能)。その後、JR在来線コンコースを高輪口方面に進み、京急のりかえ改札を通って京急品川駅ホームに到着します。品川から羽田空港第1・第2ターミナル駅までは京急エアポート快特で約11分、国際線ターミナル(第3ターミナル)駅までは約13分です。新幹線との乗り継ぎを考慮すると、品川は東京駅よりも羽田空港に格段にアクセスしやすい新幹線駅と言えるでしょう。
品川駅から羽田空港──京急とバスどちらが便利?
品川駅から羽田空港へのアクセス手段は、京急線とリムジンバスの2つがあります。結論から言えば、所要時間と運行頻度では京急線が圧倒的に有利ですが、荷物が多い場合はバスにもメリットがあります。
京急線は品川〜羽田空港間を最短約11分、運賃は約300円で結びます。エアポート快特は約10分間隔で運行しており、本数も豊富です。一方、リムジンバスは品川駅港南口(品川バスターミナル)から出発し、所要時間は約25〜40分(道路状況による)、運賃は約650円です。バスの利点は大型スーツケースをトランクに預けられることで、階段やエスカレーターでの移動が不要な点にあります。電車の乗り降りが大変な大型荷物を持つ旅行者や、小さなお子さま連れのファミリーにはバスの方が楽な場合もあります。ただし、渋滞リスクがあるため飛行機の出発時間に余裕がないときは京急線が確実です。
京急品川駅の大改良工事と将来の姿
京急品川駅は今後数年間で大きく姿を変える予定です。現在の京急品川駅は高架2階にある1面2線の小さなホームですが、将来的には地平(地上1階)に移設され、2面4線の大きな駅に生まれ変わる計画です。
この改良工事は、リニア中央新幹線の開業や高輪ゲートウェイシティの開発と連動した品川エリア全体の再開発の一環です。現在の京急品川駅は折り返し設備がないため、すべての列車が品川を通過する形でダイヤが組まれていますが、2面4線化により品川始発・終着の列車が設定可能になります。また、JR品川駅との乗り換え動線も改善され、現在よりもスムーズに乗り換えができるようになる見込みです。工事期間中は仮設ホームの使用や改札位置の変更が発生する可能性があるため、京急の公式サイトで最新情報を確認してから訪れることをおすすめします。
改札口別・出口別の使い分けガイド
高輪口(西口)──ホテル・レジャー施設へはこちら
高輪口は品川駅の西側に位置する「正面玄関」です。JR中央改札または北改札を出ると高輪口に出られます。駅前にはロータリーがあり、バス停やタクシー乗り場が整備されています。
高輪口周辺のランドマークといえば、なんといっても品川プリンスホテルです。駅の目の前にそびえる巨大ホテルで、水族館「マクセル アクアパーク品川」や映画館「品川プリンスシネマ」も併設されています。アクアパーク品川は「都会の水族館」として人気で、幻想的なイルカショーは特に評判です。また、高輪口から徒歩約15分の場所には高輪ゲートウェイ駅と大規模複合施設「高輪ゲートウェイシティ」があり、2025年に一部が開業しました。高輪口はさらに、第一京浜(国道15号)に面しており、五反田や泉岳寺方面へのバスもここから乗車できます。
港南口(東口)──オフィス街・アトレ品川へはこちら
港南口は品川駅の東側の出口で、新幹線改札のすぐ近くにあります。かつては「裏口」と呼ばれた港南口ですが、2000年代以降の大規模再開発により近代的なオフィス街に生まれ変わりました。
港南口を出ると直結しているのが「アトレ品川」です。ファッション・雑貨・レストランが揃うショッピングモールで、出張帰りの買い物や食事に便利です。さらに港南口から続くペデストリアンデッキ(歩行者専用通路)を進むと、品川インターシティや品川グランドコモンズといった大型オフィスビル群に到着します。ソニーグループ本社、大林組本社、日本マイクロソフトなどの大手企業が入居しており、平日の朝夕はスーツ姿のビジネスパーソンで溢れかえります。港南口にはタクシー乗り場やバスターミナルもあり、お台場方面への都バスも発着しています。
目的別のおすすめ改札と最短ルート
品川駅を効率的に利用するために、目的別の最適な改札を一覧にまとめました。間違った改札から出てしまうと駅の反対側に回り込む必要があり、5分以上のロスになることがあります。
京急線・羽田空港に行く場合は「北改札」から高輪口に出るのが最短です。新幹線に乗る場合は在来線からなら「南のりかえ口」か「北のりかえ口」を、直接入場するなら「新幹線南口」か「新幹線北口」を利用します。品川プリンスホテル・水族館に行く場合は「中央改札」から高輪口へ。アトレ品川で買い物するなら新幹線改札側の港南口が直結です。お台場方面のバスは港南口のバスターミナルから出発します。迷ったときはコンコースの天井に設置されている案内サインを確認しましょう。高輪口方面は青色、港南口方面はオレンジ色で色分けされていることが多く、色を頼りに歩くと迷いにくくなります。
🔵 高輪口(西口)方面
京急線・羽田空港、品川プリンスホテル、アクアパーク品川、高輪ゲートウェイ方面
🟡 港南口(東口)方面
新幹線、アトレ品川、品川インターシティ、お台場方面バス、リムジンバス
バリアフリールートとエレベーターの位置
品川駅は大規模な駅ですが、バリアフリー設備は比較的充実しています。すべてのホームにエレベーターが設置されており、車いすやベビーカー利用者も各ホームからコンコース階(2階)に移動できます。
ただし注意すべきなのは、エレベーターの位置がホームによって異なることです。山手線(1番線)のエレベーターはホームの南端付近にあり、京浜東北線(4・5番線)はホーム中央付近にあります。新幹線ホーム(21〜24番線)にもエレベーターがあり、コンコースと新幹線ホームの間を車いすやベビーカーで移動できます。コンコース階はフラットなため、同じ階での移動は問題ありません。改札内のエキュート品川にも段差なくアクセスできます。JR東日本の公式サイトでは品川駅のバリアフリーマップが公開されており、エレベーター・多機能トイレ・車いす対応改札の位置を事前に確認できます。
構内の商業施設・コインロッカー・便利情報

エキュート品川──改札を出ずに買い物と食事ができる
品川駅の改札内にある「エキュート品川」は、JR東日本が運営する駅ナカ商業施設です。改札の中にあるため、乗り換えの合間に買い物や食事が楽しめるのが最大の魅力です。スイーツ・お弁当・お土産・カフェなどの店舗が集まっており、出張のお土産選びや待ち時間の活用に最適です。
エキュート品川の場所は、中央改札を入ってすぐのコンコース中央部です。通路の両側に店舗が並んでおり、歩きながらウィンドウショッピングを楽しめます。人気店としては、「マーケットスクエア」(デリ&惣菜)、「ペック」(イタリアンベーカリー)などがあります。営業時間は店舗によって異なりますが、多くの店舗が朝7〜8時から夜22時頃まで営業しているため、早朝や夜間の利用も可能です。ちなみに「エキュート」の名前は、「駅」と英語の「cute(かわいい)」を掛け合わせた造語で、「ecute=えきゅーと=駅ーと」という意味が込められています。
コインロッカーの場所と料金──改札内と改札外
品川駅のコインロッカーは改札内と改札外の両方に設置されています。合計すると約1,000個以上のロッカーがあり、都内の主要駅の中でも比較的多い方です。料金は小型(300円台〜400円)、中型(500円〜600円)、大型(600円〜700円)が一般的で、交通系ICカード対応のものと現金のみのものがあります。
改札内では、中央改札を入って南側の通路沿いに5か所、北改札付近に5か所、エキュート品川の近くにも設置されています。改札外では、高輪口の階段下と港南口のタクシー乗り場付近にまとまった数のロッカーがあります。特に穴場なのが港南口のバスターミナル付近のロッカーで、高輪口側と比べて利用率が低いため、混雑時でも空いている確率が高いのです。新幹線利用者は改札外の港南口付近のロッカーが最も近くて便利です。ロッカーの空き状況はスマートフォンで検索できるサービスもあるため、事前にチェックしておくと安心です。
待ち合わせスポットの定番「トライアングルクロック」
品川駅での待ち合わせといえば、中央改札前のトライアングルクロックが定番です。3面の時計が三角柱のように組み合わされた独特のデザインで、どの方向からでも時刻が確認できるため、「3面時計の前で」と言えば品川駅を知る人なら誰でもわかる目印です。
中央改札は品川駅で最も人通りが多いエリアですが、トライアングルクロックの周辺には少しスペースがあるため、待ち合わせには適しています。このほかにも、港南口側にある新幹線北口改札前は比較的人が少なく、新幹線利用者同士の待ち合わせには便利です。改札の外で待ち合わせる場合は、高輪口のバスターミナル付近や港南口のペデストリアンデッキ上が視界が開けていてわかりやすいでしょう。品川駅はターミナル駅の中では比較的コンパクトなため、待ち合わせに大きく苦労することは少ないですが、「高輪口なのか港南口なのか」を事前に確認しておくことが重要です。
品川駅で買えるおすすめ駅弁・お土産
品川駅は東海道新幹線の停車駅であるため、新幹線旅行のお供となる駅弁やお土産が充実しています。改札内の「エキュート品川」や新幹線改札付近の「GRAND KIOSK」では、東京の定番土産から品川限定商品まで幅広いラインナップが揃います。
駅弁は新幹線改札内の売店で購入でき、崎陽軒のシウマイ弁当や、東京駅でも人気のチキン弁当が定番です。お土産としては、エキュート品川限定の和洋菓子が人気で、特に「ガトーフェスタ ハラダ」のラスクや「銀のぶどう」のシュガーバターの木が売れ筋です。また、出張帰りのビジネスパーソンに喜ばれるのが、品川駅の構内にある地酒やクラフトビールの専門店です。新幹線の車内で楽しむ一杯を購入して乗車する──そんな大人の楽しみ方ができるのも品川駅ならではの魅力です。営業時間は店舗により異なりますが、新幹線改札付近の売店は始発から最終列車まで営業しているものがほとんどです。
品川駅の歴史──日本最古級の駅からリニアの未来へ
1872年開業──品川駅は日本で最初に営業を始めた駅のひとつ
品川駅は1872年(明治5年)6月12日に仮開業した、日本で最も古い鉄道駅のひとつです。日本の鉄道開業日として知られる1872年10月14日の約4か月前に、品川〜横浜間で先行的に旅客営業が始まっていたのです。つまり品川駅は、新橋駅よりも先に開業した「日本初の鉄道営業駅」なのです。
初代の品川駅は現在の場所から約300メートル南の「八ツ山下」と呼ばれる場所にありました。当時の品川駅周辺は海沿いで、線路は海上に造った堤防の上を走っていました。これは沿線の土地所有者からの反対を避けるための苦肉の策で、明治政府で鉄道建設を推進した大隈重信が、陸上に線路を通せないなら海上に堤を築いてその上に線路を敷くというアイデアを出したとされています。1896年に現在の場所に移転し、以後130年以上にわたって東京の南の玄関口として機能し続けています。
東海道の宿場町「品川宿」と駅名の由来
「品川」という名前は、東海道五十三次の第一宿「品川宿」に由来します。品川宿は日本橋から約8kmの場所にあり、江戸を出て最初に到着する宿場町として旅人で賑わいました。しかし現在の品川駅は品川宿の場所とは離れた北側に位置しています。
品川宿の住民たちが鉄道建設に強く反対したことが、駅の位置がずれた理由のひとつとされています。宿場町では旅人相手の商売が経済の中心であり、鉄道が通れば客足が途絶えると恐れたのです。結果として品川駅は品川宿から約1km北の場所に建設されました。この歴史が、「品川」の名前に関する最も有名なトリビアの伏線になっています。なお「品川」の語源には諸説あり、目黒川の河口が「品(しな)のよい川」と呼ばれていたという説や、周辺の地形が「品(しな=段)」のようになっていたという説があります。
2003年の新幹線駅開業が「のぞみ革命」を起こした
2003年10月1日、東海道新幹線品川駅が開業しました。東海道新幹線にとって1964年の開業以来初めての新駅であり(暫定開業の品川は除く)、この駅の誕生は新幹線のダイヤ体系を根本から変えました。
品川駅開業前の東海道新幹線は、「ひかり」が主力で「のぞみ」は1時間に最大3本しか運行できませんでした。それが品川駅の折り返し能力が加わったことで、「のぞみ」中心のダイヤに大転換し、2003年のダイヤ改正では「のぞみ」が1時間に最大7本に増発されました。その後も増発は続き、2020年3月のダイヤ改正では「のぞみ」が1時間に最大12本という驚異的な本数を実現しています。この「のぞみ12本ダイヤ」は、品川駅の存在なくしては成り立たないものです。品川駅の新幹線開業は、単に「駅がひとつ増えた」のではなく、東海道新幹線の輸送力を飛躍的に向上させた「革命」だったのです。
高輪ゲートウェイと品川エリアの大変貌
品川駅の隣に2020年3月14日に開業した高輪ゲートウェイ駅は、山手線としては49年ぶりの新駅です。駅名は公募で決まりましたが、「ゲートウェイ」というカタカナ名に賛否両論が巻き起こったことでも話題になりました。
高輪ゲートウェイ駅の周辺では「高輪ゲートウェイシティ」という大規模再開発が進行中です。2025年3月にはツインタワー「THE LINKPILLAR 1」が開業し、JWマリオット・ホテル東京も同年10月にオープンしました。2026年春にはさらに複合棟やイベントホール、住宅棟が完成する予定です。この再開発は、品川駅周辺のエリアを「国際交流拠点」として生まれ変わらせるプロジェクトで、完成すれば品川駅の「街としての顔」も大きく変わることになります。品川駅とは歩行者デッキで結ばれるため、将来的には品川駅の「第三の出口」のような位置づけになる可能性もあります。
リニア中央新幹線の始発駅──品川が選ばれた理由
リニア中央新幹線の首都圏側の始発駅に品川駅が選ばれたのは2011年6月のことです。多くの人は「始発駅は東京駅では?」と予想していましたが、品川駅が選ばれたのにはいくつかの合理的な理由がありました。
最大の理由は「地下空間の確保」です。東京駅の地下はすでに多数の地下鉄路線や地下通路が入り組んでおり、新たにリニアの巨大な駅(延長約1km、幅約60m)を建設する空間がありませんでした。一方、品川駅の地下にはまだ開発の余地があり、東海道新幹線の直下に建設することが技術的に可能だったのです。さらに品川駅は東海道新幹線・JR各線・京急線が集まる交通結節点であり、羽田空港へのアクセスも良好なことから、国際的な玄関口としてのポテンシャルも評価されました。リニアが開業すれば、品川〜名古屋間が約40分、品川〜大阪間が約67分で結ばれ、品川駅は日本の「超高速交通のハブ」に進化することになります。
品川駅にまつわるトリビアと知って得する雑学

「品川駅は品川区にない」──住所は港区高輪
品川駅にまつわる最も有名なトリビアが、「品川駅は品川区ではなく港区にある」という事実です。品川駅の正式な住所は「東京都港区高輪三丁目」で、品川区との境界線からは約1km離れています。
これは品川駅の歴史に起因します。前述のとおり、品川駅は品川宿(現在の品川区北品川付近)の反対運動を受けて北側にずれた場所に建設されました。開業当時の1872年は「品川県」という行政区画に属していたため「品川駅」と名付けられましたが、その後の区画整理で駅の所在地が港区に編入されたのです。一方「品川区」は品川宿のあった南側のエリアを中心に設定されたため、駅と区がずれる結果になりました。さらに面白いことに、京急品川駅から1駅南に行くと「北品川駅」がありますが、こちらは品川駅の南側に位置しています。「品川より南にあるのに北品川」──これは品川宿の北側にある駅という意味で、品川駅との位置関係ではなく品川宿を基準にした命名なのです。
「駅名と所在地の区名が一致しない」例は品川駅だけではありません。東京都内では目黒駅が品川区にあり(目黒区にはない)、新宿駅の一部は渋谷区に属しています。こうした「ねじれ」は、駅名が地域名に基づいて付けられた後、行政区画が変更されたことで生じたものです。品川駅はその最も有名な例と言えるでしょう。
品川駅は海の上に建てられた?──埋め立ての歴史
現在の品川駅周辺は完全な陸地ですが、150年前はここが海だったという事実は驚くべきことです。1872年の鉄道開業時、品川〜横浜間の線路の一部は海上に築いた堤防の上を走っていました。品川駅の南側、現在の「北品川」付近から田町にかけての海岸線に石垣の堤防を築き、その上に線路を敷設したのです。
この堤防は「高輪築堤」と呼ばれ、2019年の高輪ゲートウェイ駅の建設工事中に約1.3kmにわたる遺構が発見されました。明治時代の鉄道遺産として極めて貴重であり、一部は国の史跡に指定されています。つまり品川駅の歴史は、文字どおり「海の中から始まった」のです。高輪ゲートウェイシティの開発地区内に遺構の一部が保存・展示される計画があり、将来的には実物の高輪築堤を見学できるようになる予定です。150年前の海岸線と現在の街並みの対比は、東京がいかに大きく姿を変えてきたかを実感させてくれます。
1日の乗降客数は約37万人──JR東日本の駅で第5位
品川駅のJR東日本部分だけでも、1日あたりの乗降客数は約37万人(2023年度)を数え、JR東日本の駅の中で新宿・池袋・東京・横浜に次ぐ第5位にランクインしています。これに京急線やJR東海(新幹線)の利用者を合わせると、実際に品川駅を利用する人の総数はさらに多くなります。
品川駅の利用者数は年々増加傾向にあり、特に2003年の新幹線駅開業と2015年の上野東京ライン開業をきっかけに大きく跳ね上がりました。上野東京ラインにより、常磐線沿線や宇都宮線沿線から品川駅への直通アクセスが実現し、港南口のオフィス街への通勤需要がさらに増えたのです。ラッシュ時の品川駅コンコースはまさに「人の川」状態で、特に朝8時台の港南口方面への流れは圧巻です。しかし2021年のホーム改良工事による対面乗り換えの実現で、駅構内の混雑は以前よりも改善されています。
品川駅から10分以内で行ける意外な観光スポット
品川駅は「ビジネスの駅」という印象が強いかもしれませんが、実は徒歩10分以内の圏内に意外な観光スポットがいくつも存在します。乗り換えの待ち時間に少し足を延ばすだけで楽しめるスポットをご紹介しましょう。
高輪口から徒歩約2分の「マクセル アクアパーク品川」は、品川プリンスホテル内にある都市型水族館です。音と光の演出を取り入れたイルカショーが特に人気で、季節ごとにテーマが変わる幻想的な空間です。高輪口から徒歩約10分の「泉岳寺」は、赤穂浪士(忠臣蔵)の墓所がある歴史的な寺院で、大石内蔵助をはじめとする四十七士の墓が並んでいます。港南口から徒歩約5分の品川セントラルガーデンは、オフィスビルに囲まれた緑豊かな散歩道で、ランチタイムにはベンチでくつろぐビジネスパーソンの姿が見られます。さらに高輪口から徒歩約15分の高輪ゲートウェイシティは、最新の商業施設やアート空間が楽しめる注目のスポットです。
まとめ
品川駅は在来線6路線、東海道新幹線、京急線が乗り入れる首都圏有数のターミナル駅です。構内図を理解するためのポイントを振り返りましょう。
✅ 押さえておきたいポイント
✓ 構造は「2階が改札、1階がホーム」── 出口は西の高輪口と東の港南口
✓ JR改札は6か所── 中央改札・北改札(在来線)+新幹線南口・北口+のりかえ口2か所
✓ ホームは1〜15番線(在来線)+21〜24番線(新幹線)── 2番線は欠番
✓ 京急線は高輪口側、新幹線は港南口側── 「西=京急、東=新幹線」が鉄則
✓ 新幹線⇔京急線の乗り換えは約12〜15分── 余裕のあるスケジュールを
✓ 改札内にエキュート品川あり── 乗り換えの合間に買い物や食事が可能
✓ 品川駅は港区にある── 品川区ではないのが有名なトリビア
品川駅は1872年の開業以来150年以上の歴史を持つ日本最古級の駅のひとつであり、2003年の新幹線駅開業で「のぞみ」の大増発を実現し、将来的にはリニア中央新幹線の始発駅にもなる──まさに「過去・現在・未来」のすべてが凝縮された駅です。
構内は改札が多く一見複雑ですが、「西=京急・高輪口」「東=新幹線・港南口」というシンプルな法則さえ覚えておけば迷うことはありません。高輪ゲートウェイシティの開発やリニア工事の進行で、品川駅の姿はこれからも変わり続けます。日本の鉄道史の「始まりの駅」であり、未来の超高速交通の「始発駅」でもある品川駅。次に訪れるときは、そんな歴史と未来に思いを馳せながら構内を歩いてみてはいかがでしょうか。

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