上越新幹線の全12駅を徹底解説|停車駅・乗り換え・観光スポット完全ガイド

上越新幹線

上越新幹線は東京駅から新潟駅までを結ぶJR東日本の新幹線で、全12の停車駅があります。2023年3月からは全列車がE7系に統一され、最高速度275km/hで東京〜新潟間を最速1時間29分で結んでいます。

この記事では、上越新幹線の全停車駅について、各駅の特徴・乗り換え情報・周辺観光スポットを詳しく解説します。旅行計画や出張の際の参考にしてください。

目次

上越新幹線の基本情報

上越新幹線

上越新幹線の概要
・運行区間:東京駅〜新潟駅(営業キロ333.9km)
・停車駅数:12駅(ガーラ湯沢を除く)
・列車種別:「とき」「たにがわ」
・使用車両:E7系(12両編成)
・最高速度:275km/h
・最速所要時間:1時間29分(東京〜新潟)

上越新幹線は1982年に開業し、40年以上にわたって首都圏と新潟県を結ぶ大動脈として活躍しています。正式な区間は大宮駅〜新潟駅ですが、すべての列車が東北新幹線に乗り入れて東京駅まで運行しています。

列車種別「とき」と「たにがわ」の違い

上越新幹線には2種類の列車が運行されています。

「とき」
東京〜新潟間を運行する速達列車です。停車駅は列車によって異なりますが、大宮・高崎・長岡は多くの列車が停車します。最速達の「とき311号」は大宮のみ停車で、高崎・越後湯沢・長岡などをすべて通過します。「たにがわ」
東京〜越後湯沢間を運行する各駅停車タイプの列車です。スキーシーズンや観光シーズンには越後湯沢方面への需要に対応して増発されます。

上越新幹線 全12駅の詳細ガイド

1. 東京駅

東京駅の基本情報
・ホーム:20〜23番線(上越新幹線)
・乗り換え路線:東海道新幹線、東北新幹線、北陸新幹線、在来線各線
・新潟までの所要時間:最速1時間29分
・1日平均乗車人員:約46万人(JR東日本管内)

日本の首都に位置するターミナル駅で、上越新幹線の始発駅です。東海道新幹線への乗り換えは駅構内を移動する必要があり、余裕を持って10〜15分程度みておくと安心です。

丸の内側には赤レンガの駅舎が復原されており、撮影スポットとしても人気があります。駅ナカには「グランスタ」など充実した商業施設があり、駅弁やお土産の種類も豊富です。

2. 上野駅

上野駅の基本情報
・ホーム:19〜22番線(新幹線)
・乗り換え路線:常磐線、宇都宮線、高崎線、京浜東北線、山手線、東京メトロ各線
・東京駅からの所要時間:約5分

北の玄関口として長い歴史を持つ上野駅は、新幹線開業前から東北・上越方面への出発点でした。一部の「とき」は上野駅を通過しますので、利用する際は時刻表を確認してください。

駅周辺には上野恩賜公園があり、上野動物園・国立科学博物館・東京国立博物館など多くの文化施設が集まっています。アメ横商店街も徒歩圏内で、観光の拠点としても便利です。

3. 大宮駅

大宮駅の基本情報
・ホーム:13〜18番線(新幹線)
・乗り換え路線:東北新幹線、北陸新幹線、在来線各線、東武野田線、埼玉新都市交通
・東京駅からの所要時間:約25分
・新潟駅までの所要時間:約1時間10分

大宮駅は東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線が分岐する重要なジャンクション駅です。すべての上越新幹線が停車するため、乗り換えの拠点として利用されています。

駅周辺には氷川神社や鉄道博物館があり、家族連れにも人気の観光エリアです。駅ナカの「エキュート大宮」では食事やショッピングも楽しめます。

4. 熊谷駅

熊谷駅の基本情報
・ホーム:11〜12番線(新幹線)
・乗り換え路線:高崎線、秩父鉄道
・東京駅からの所要時間:約40分

埼玉県北部の中心都市・熊谷市に位置する駅です。「暑いぞ熊谷」で知られる夏の猛暑で有名ですが、うちわ祭りや熊谷桜堤など見どころも多くあります。

秩父鉄道に乗り換えると、長瀞や秩父方面へのアクセスが可能です。「たにがわ」は全列車停車しますが、「とき」は一部通過するため注意が必要です。

5. 本庄早稲田駅

本庄早稲田駅の基本情報
・ホーム:11〜12番線(新幹線)
・乗り換え路線:なし(在来線接続なし)
・東京駅からの所要時間:約50分

2004年に開業した比較的新しい駅で、早稲田大学本庄キャンパスが近くにあることから駅名に「早稲田」が含まれています。周辺にはアウトレットモールもあり、買い物目的での利用も増えています。

在来線との接続がないため、停車する列車は限られています。利用する際は事前に時刻表で停車を確認してください。

6. 高崎駅

高崎駅の基本情報
・ホーム:11〜14番線(新幹線)
・乗り換え路線:北陸新幹線、高崎線、上越線、信越本線、両毛線、吾妻線、上信電鉄
・東京駅からの所要時間:約50分
・新潟駅までの所要時間:約50分

高崎駅は上越新幹線と北陸新幹線の分岐点となる重要なターミナル駅です。9路線が乗り入れる北関東有数の駅で、ほぼすべての上越新幹線が停車します。

新潟方面の列車は12番ホーム、金沢・敦賀方面の北陸新幹線は13番ホームに発着します。新幹線同士の乗り換えは階段を降りてコンコースを経由するだけで簡単です。

高崎駅周辺の観光スポット

少林山達磨寺
縁起だるま発祥の地として有名な古刹です。毎年1月6日・7日の「七草大祭だるま市」には多くの参拝者が訪れます。駅からバスで約20分。白衣大観音
高崎市のシンボルとして知られる高さ41.8メートルの観音像です。胎内には20体の仏像が安置され、肩の位置まで登ることができます。

榛名山・榛名湖
上毛三山の一つで、榛名湖周辺はハイキングや季節の花々を楽しめるスポットです。冬にはワカサギ釣りも人気があります。

高崎名物の「だるま弁当」は駅弁として有名で、陶器製の容器は持ち帰って貯金箱にできます。

7. 上毛高原駅

上毛高原駅の基本情報
・ホーム:11〜12番線(新幹線)
・乗り換え路線:関越交通バス(水上温泉・谷川岳方面)
・東京駅からの所要時間:約1時間10分

群馬県みなかみ町に位置する駅で、在来線との接続はありません。水上温泉や谷川岳へのアクセス拠点として利用されています。

駅からバスで約25分で水上温泉郷に到着します。谷川岳ロープウェイ乗り場へもバスで約45分でアクセス可能です。アウトドアスポーツやスキーのシーズンには多くの観光客が利用します。

8. 越後湯沢駅

越後湯沢駅の基本情報
・ホーム:11〜14番線(新幹線)
・乗り換え路線:上越線、北越急行ほくほく線
・東京駅からの所要時間:約1時間20分
・新潟駅までの所要時間:約40分

川端康成の小説『雪国』の舞台として知られる越後湯沢は、開湯900年以上の歴史を持つ温泉地です。東京から最短約1時間20分、新潟からは最短約40分でアクセスできる好立地にあります。

越後湯沢駅周辺のスキー場

GALA湯沢スキー場
「ガーラ湯沢駅」に直結したスキー場で、新幹線を降りてすぐにゲレンデへアクセスできます。初心者から上級者まで楽しめるコースが揃っています。湯沢高原スキー場
越後湯沢駅から徒歩8分のロープウェイで山頂へ。雲上のリゾートとして知られ、2025年12月14日にシーズンオープンしました。

神立スノーリゾート
湯沢ICから約1kmの好アクセス。上級者向けの急斜面からツリーランコースまでバラエティ豊かです。温泉施設「神の湯」も併設されています。

駅構内にある「ぽんしゅ館」では、新潟県内の酒蔵の代表銘柄を利き酒できます。500円でメダル5枚を購入し、約100種類の日本酒から好みのものを試飲できる人気スポットです。酒風呂やお土産コーナーも充実しています。

9. 浦佐駅

浦佐駅の基本情報
・ホーム:11〜12番線(新幹線)
・乗り換え路線:上越線
・東京駅からの所要時間:約1時間30分

新潟県南魚沼市に位置する浦佐駅は、毎年3月3日に行われる「浦佐毘沙門堂裸押合大祭」で有名です。日本三大奇祭の一つに数えられ、多くの観光客が訪れます。

周辺には八海山があり、登山やトレッキングの拠点としても利用されています。魚沼産コシヒカリの産地でもあり、地元のお米を使った料理が楽しめます。

10. 長岡駅

長岡駅の基本情報
・ホーム:11〜14番線(新幹線)
・乗り換え路線:信越本線、上越線
・東京駅からの所要時間:約1時間30分
・新潟駅までの所要時間:約20分

新潟県第二の都市・長岡市の玄関口です。日本三大花火大会の一つ「長岡まつり大花火大会」の最寄り駅として、毎年8月2日・3日には多くの観光客で賑わいます。

長岡まつり大花火大会へのアクセス

花火大会当日は臨時新幹線が増発されます。駅から会場の信濃川河川敷までは徒歩約30分です。大勢の人で混雑するため、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。帰りは混雑を避けるため、在来線で一駅隣の「宮内駅」や「北長岡駅」まで移動してから乗車する方法も有効です。ICカードへの事前チャージは必須です。

長岡駅周辺の観光スポット

道の駅「ながおか花火館」
長岡花火を通年で楽しめる施設です。ドームシアターでは花火を音と映像で体験でき、フードコートやレストラン、特産品販売コーナーも充実しています。摂田屋地区
江戸時代から続く醸造文化が残るエリアです。味噌・醤油・日本酒の蔵が点在し、「吉乃川酒ミュージアム醸蔵」では酒造りの歴史を学べます。長岡駅から信越本線で「宮内駅」へ行き、徒歩約10分です。

11. 燕三条駅

燕三条駅の基本情報
・ホーム:11〜12番線(新幹線)
・乗り換え路線:弥彦線
・東京駅からの所要時間:約1時間45分

燕市と三条市の境界に位置し、両市の名前を合わせた駅名となっています。金属加工業で有名な地域で、洋食器やキッチン用品の産地として知られています。

駅構内の「燕三条Wing」では、地元の職人が作った包丁やカトラリーなどを購入できます。工場見学や体験工房も周辺にあり、ものづくりに興味がある方におすすめのエリアです。

弥彦線に乗り換えると、越後一宮として知られる弥彦神社へアクセスできます。パワースポットとして人気があり、弥彦山からは日本海を一望できます。

12. 新潟駅

新潟駅の基本情報
・ホーム:11〜14番線(新幹線)
・乗り換え路線:信越本線、白新線、越後線、羽越本線
・東京駅からの所要時間:最速1時間29分

上越新幹線の終着駅であり、新潟県の県庁所在地・新潟市の玄関口です。日本海側最大の都市として、ビジネスから観光まで幅広い利用があります。

新潟駅周辺のグルメ

タレかつ丼
新潟でカツ丼といえば卵でとじない「タレかつ丼」が定番です。昭和40年創業の「とんかつ政ちゃん」は、タレかつ丼を全国に広めた名店として知られています。へぎそば
布海苔をつなぎに使ったコシの強い蕎麦で、ツルツルとした食感が特徴です。駅周辺に専門店が多数あります。

バスセンターのカレー
万代シテイバスセンター内にある「万代そば」の名物カレーは、黄色いルーが特徴の新潟B級グルメです。駅から徒歩約15分のバスセンター内で味わえます。

新潟駅構内・周辺のおすすめスポット

ぽんしゅ館 新潟驛店
新潟県内の地酒約100種類以上を試飲できる人気施設です。乗り換え時間にも気軽に立ち寄れ、お土産購入にも便利です。萬代橋
信濃川にかかる新潟市のシンボル的な橋で、国の重要文化財に指定されています。駅から徒歩約15分で、夜はライトアップも行われます。

マリンピア日本海
日本海側最大級の水族館で、イルカショーやペンギンの展示が人気です。駅からバスで約15分。

E7系車両の特徴と設備

E7系の車両概要
・編成:12両編成
・定員:924名(グランクラス18名、グリーン車63名、普通車843名)
・最高速度:275km/h(上越新幹線区間)
・全座席にコンセント設置
・照明:オールLED

2023年3月18日のダイヤ改正で、上越新幹線の全列車がE7系に統一されました。これにより最高速度が従来の240km/hから275km/hにアップし、東京〜新潟間の所要時間が短縮されています。

E7系の特徴として、全ての座席にコンセントが設置されている点が挙げられます。従来のE2系では窓側座席のみだったため、ビジネス利用や長時間移動での快適性が大幅に向上しました。

座席クラスの違い

普通車(1〜10号車)
3列+2列の5アブレスト配置で、シートピッチは1,040mmです。窓側・通路側ともにコンセントが利用でき、足元も広々としています。グリーン車(11号車)
2列+2列の4アブレスト配置で、座席幅・シートピッチともに普通車より広くなっています。レッグレスト、フットレスト付きのリクライニングシートで、長時間の移動も快適です。

グランクラス(12号車)
2列+1列の3アブレスト配置で、国内の鉄道では最上級のサービスを提供。専任アテンダントによる飲み物・軽食サービス(一部列車を除く)があり、贅沢な移動時間を楽しめます。

上越新幹線の予約方法

上越新幹線

えきねっとでの予約

JR東日本の予約サイト「えきねっと」を利用すると、乗車1ヶ月前の10時から指定席を予約できます。「えきねっとトクだ値」を利用すれば、通常より10〜35%オフの割引運賃で乗車可能です。

えきねっと予約のメリット
・24時間いつでも予約可能
・座席指定がシートマップで視覚的に選べる
・チケットレスサービス対応(Suicaで乗車可能)
・早期購入割引「トクだ値」が利用可能

お得なきっぷ・フリーパス

キュンパス
平日限定で新幹線乗り放題のお得なきっぷです。2024年に初登場し、2025年には2日間用(1万8千円)も新設されました。週末パス
土日の連続2日間、関東・甲信越・南東北エリアの普通列車自由席が乗り放題になるフリーパスです。別途特急券を購入すれば新幹線も利用可能です。

上越新幹線沿線の季節ごとの楽しみ方

春(3月〜5月)

高崎では榛名梅林や箕郷梅林で梅の花が楽しめます。越後湯沢周辺では残雪の中で春スキーができ、GW頃まで滑走可能なスキー場もあります。

夏(6月〜8月)

8月2日・3日の長岡まつり大花火大会は必見です。越後湯沢ではトレッキングやラフティングなどのアウトドアアクティビティが楽しめます。新潟市内では日本海の海の幸を堪能できます。

秋(9月〜11月)

谷川岳や苗場高原の紅葉は10月中旬〜下旬が見頃です。新潟では新米の季節を迎え、魚沼産コシヒカリをはじめとする美味しいお米が楽しめます。

冬(12月〜2月)

越後湯沢を中心にスキーシーズンが本格化します。GALA湯沢は新幹線駅直結で、東京から日帰りスキーも可能です。各地の温泉で雪見風呂を楽しむのもおすすめです。

よくある質問

Q. 上越新幹線と北陸新幹線の違いは?

A. 上越新幹線は東京〜新潟間を結ぶ路線で、高崎駅から北陸新幹線と分岐します。北陸新幹線は高崎駅から長野・金沢・敦賀方面へ向かいます。両路線とも東京〜高崎間は同じ線路を走行します。

Q. 自由席はありますか?

A. はい、1〜5号車が自由席として設定されている列車が多いです。ただし、繁忙期は全車指定席となる場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。

Q. ガーラ湯沢駅はいつ営業していますか?

A. ガーラ湯沢駅はスキー場営業期間(例年12月〜5月上旬)のみ営業する臨時駅です。スキーシーズン以外は列車が停車しません。

Q. 大宮駅での乗り換え時間はどのくらい必要ですか?

A. 新幹線同士の乗り換えであれば、同一ホームまたは階段移動のみで済むため5〜10分程度で可能です。在来線への乗り換えは改札を通る必要があるため、10〜15分程度みておくと安心です。

上越新幹線の歴史と今後の展望

上越新幹線の開業と発展の歴史

上越新幹線は1982年11月15日に大宮〜新潟間で開業しました。東北新幹線と同日の開業で、当時は大宮駅が始発駅でした。1985年3月14日には上野駅まで延伸され、1991年6月20日に東京駅への乗り入れが開始されました。

上越新幹線の主な歴史
・1982年11月:大宮〜新潟間開業
・1985年3月:上野駅まで延伸
・1990年12月:ガーラ湯沢駅開業
・1991年6月:東京駅乗り入れ開始
・2004年3月:本庄早稲田駅開業
・2023年3月:全列車E7系に統一

開業当初は200系車両が使用されていましたが、時代とともにE1系・E2系・E4系(2階建て)などが投入され、2023年からは最新のE7系に統一されています。

上越新幹線と北陸新幹線の関係

1997年に北陸新幹線が高崎〜長野間で開業したことで、高崎駅は2つの新幹線路線の分岐点となりました。2015年には北陸新幹線が金沢まで延伸、2024年には敦賀まで延伸されています。

東京〜高崎間は上越新幹線と北陸新幹線が共用しているため、両方面への列車が高頻度で運行されており、利便性が高くなっています。

上越新幹線の車窓から見える風景

トンネル区間と平野区間の特徴

上越新幹線の特徴の一つは、群馬・新潟県境の大清水トンネル(22.2km)をはじめとする長大トンネルが多いことです。高崎〜越後湯沢間の約50kmはほとんどがトンネル区間となっています。

おすすめの車窓ポイント大宮〜熊谷間
関東平野を走る区間で、天気の良い日には秩父連山や富士山が見えることもあります。

越後湯沢周辺
トンネルを抜けると突然雪景色が広がる冬の車窓は圧巻です。川端康成の『雪国』の冒頭を彷彿とさせる風景が楽しめます。

長岡〜新潟間
越後平野を走る区間で、田園風景が広がります。稲穂が黄金色に輝く秋は特に美しい景色が見られます。

座席選びのコツ

上越新幹線での車窓を楽しむなら、A席(3列側窓側)とE席(2列側窓側)どちらがおすすめかは区間によって異なります。

越後平野を走る区間では、晴れた日にはE席から弥彦山や佐渡島方面の眺望が楽しめます。ただし、高崎以南はトンネル区間が少なく開けた景色が続くため、どちら側でも車窓は楽しめます。

上越新幹線でのビジネス利用ガイド

仕事をしながら移動するためのポイント

モバイルワークに適した座席E7系は全座席にコンセントが設置されているため、パソコンやスマートフォンの充電を気にせず仕事ができます。テーブルも十分な広さがあり、ノートパソコンを開いて作業することも可能です。

静かに仕事をしたい場合は、グリーン車の利用がおすすめです。普通車より座席間隔が広く、ビジネス客が多いため落ち着いた雰囲気で移動できます。

Wi-Fi環境について

E7系では車内Wi-Fiサービスが提供されています。JR東日本の無料Wi-Fi「JR-EAST FREE Wi-Fi」を利用でき、メールチェックや軽いウェブ閲覧程度であれば問題なく利用できます。

ただし、トンネル区間では電波が不安定になることがあります。重要なオンライン会議や大容量ファイルの送受信は、できるだけ避けた方が無難です。

上越新幹線と他の交通手段との比較

東京〜新潟間の移動手段比較

上越新幹線
・所要時間:約1時間29分〜2時間
・料金:指定席10,760円、自由席10,230円
・本数:1時間に1〜3本程度
・メリット:速い・本数が多い・天候に左右されにくい高速バス
・所要時間:約5時間30分〜6時間
・料金:3,000円〜6,000円程度
・本数:1日10〜20便程度
・メリット:料金が安い・夜行便あり

自動車(関越自動車道)
・所要時間:約4時間〜5時間(渋滞なしの場合)
・高速料金:約7,500円(通常料金)
・メリット:荷物が多くても便利・現地での移動に便利

時間重視なら新幹線、費用重視なら高速バス、現地での行動範囲を広げたいなら自動車と、目的に応じて使い分けるのがおすすめです。

スキー旅行での交通手段選び

越後湯沢方面へのスキー旅行では、新幹線の利便性が際立ちます。特にGALA湯沢スキー場は新幹線駅直結で、東京から約80分でゲレンデに到着できます。

自動車の場合、関越自動車道の関越トンネル付近で渋滞が発生しやすく、特に日曜日の帰りは数時間の渋滞になることも珍しくありません。日帰りスキーなら新幹線の方が時間を有効に使えます。

上越新幹線沿線の温泉ガイド

各駅からアクセスできる温泉地

上毛高原駅周辺
・水上温泉郷:駅からバスで約25分。渓流沿いの温泉街で、利根川の源流に近い自然豊かな環境が魅力。
・谷川温泉:水上温泉からさらに奥に位置し、静かな雰囲気が特徴。谷川岳登山の拠点としても利用される。越後湯沢駅周辺
・越後湯沢温泉:駅から徒歩圏内に多くの旅館があり、アクセス抜群。開湯900年以上の歴史を持つ。
・岩原温泉:スキー場に近く、冬はスキー客で賑わう。

浦佐駅周辺
・六日町温泉:浦佐駅から在来線で一駅の六日町駅下車。魚沼の山々に囲まれた温泉地。

日帰り温泉のおすすめ

日帰り温泉を楽しみたい場合、越後湯沢駅周辺が便利です。駅から徒歩圏内に日帰り入浴可能な施設が複数あり、新幹線の待ち時間を利用して温泉を楽しむこともできます。

駅構内のぽんしゅ館には「酒風呂」があり、日本酒を贅沢に使った入浴体験ができます。ただし、利用後の飲酒には注意が必要です。

上越新幹線利用時の便利なサービス

荷物預かり・宅配サービス

スキー板やスノーボードなど大きな荷物がある場合は、事前に宅配便で送る方法がおすすめです。各スキー場や宿泊施設では荷物の受け取りサービスを実施しており、手ぶらでスキーを楽しめます。主要駅にはコインロッカーも充実していますが、スキーシーズンは混雑するため早めの確保が必要です。

グリーン車・グランクラスの特典

グリーン車やグランクラスを利用すると、専用の待合室が利用できる駅があります。東京駅では「ビューゴールドラウンジ」、新潟駅では「新幹線グリーン車ラウンジ」が設置されており、出発前にくつろいだ時間を過ごせます。

上越新幹線でのお子様連れ旅行ガイド

子供と一緒に楽しむポイント

おすすめの座席選びお子様連れの場合、最後尾座席(各号車の20番A〜E席付近)がおすすめです。背もたれの後ろにベビーカーを置くスペースがあり、後ろを気にせずリクライニングができます。

多目的室は11号車付近に設置されており、授乳や着替えに利用できます。利用する際は車掌に申し出てください。

子供が喜ぶ沿線スポット

鉄道博物館(大宮駅)
大宮駅からニューシャトルで一駅の「鉄道博物館駅」下車すぐ。実物の車両展示やミニ運転列車、シミュレーターなど子供も大人も楽しめる施設です。新幹線の歴史も学べます。マリンピア日本海(新潟駅)
日本海側最大級の水族館で、約500種2万点の生き物を展示。イルカショーやペンギンの餌やり体験が人気です。駅からバスで約15分。

GALA湯沢(ガーラ湯沢駅)
冬はスキーですが、夏は「ガーラサマーパーク」としてアスレチックやバブルボールなどのアクティビティを楽しめます。新幹線駅直結で移動が楽なのも魅力です。

子供料金について

新幹線の子供料金は、小学生が大人の半額、未就学児(幼児・乳児)は大人1人につき2人まで無料です。ただし、幼児でも指定席を1人で使用する場合は子供料金がかかります。

混雑時は自由席が満席になることもあるため、小さなお子様連れの場合は指定席の事前予約がおすすめです。

上越新幹線を使った1泊2日モデルコース

越後湯沢温泉とスキーを満喫するコース

1日目
・東京駅 8:00発 → 越後湯沢駅 9:20着
・午前:GALA湯沢スキー場でスキー
・昼食:ゲレンデ内レストランで新潟名物「タレかつ丼」
・午後:引き続きスキーを楽しむ
・夕方:越後湯沢温泉の旅館にチェックイン
・夜:温泉と地酒を堪能2日目
・午前:ぽんしゅ館で利き酒体験とお土産購入
・昼食:へぎそばを賞味
・越後湯沢駅 13:00発 → 東京駅 14:20着

新潟グルメと歴史を楽しむコース

1日目
・東京駅 9:00発 → 新潟駅 10:40着
・午前:萬代橋散策、信濃川沿いを歩く
・昼食:「バスセンターのカレー」で腹ごしらえ
・午後:マリンピア日本海で海の生き物を鑑賞
・夕方:古町エリアの老舗割烹で新潟の海の幸を堪能
・宿泊:新潟駅周辺のホテル2日目
・午前:朝市で新鮮な魚介類を見学
・新潟駅 → 燕三条駅(約15分)
・燕三条地場産業振興センターで金属加工製品の見学と購入
・昼食:燕三条名物「背脂ラーメン」
・燕三条駅 14:00発 → 東京駅 15:50着

長岡花火観賞コース(8月2日・3日限定)

日本三大花火大会の一つである長岡まつり大花火大会を観賞するなら、日帰りではなく宿泊がおすすめです。花火終了後は駅が非常に混雑するため、長岡市内または周辺の宿に泊まり、翌日ゆっくり帰るのが賢明です。

宿泊施設は半年以上前から予約が埋まることも多いため、観覧を計画している方は早めの予約が必須です。

上越新幹線の安全対策と運行管理

地震・災害対策

上越新幹線は2004年の新潟県中越地震で脱線事故を経験しましたが、それ以降、地震対策が大幅に強化されています。・早期地震検知システム「ユレダス」による自動停止
・橋脚や高架橋の耐震補強工事の実施
・レール脱線防止ガードの設置
・緊急地震速報との連携による減速制御

これらの対策により、乗客の安全が守られています。

大雪時の運行

上越新幹線は豪雪地帯を走る路線ですが、トンネル区間が多いことや除雪体制が整っていることから、在来線や高速道路と比べて雪の影響を受けにくい特徴があります。

ただし、大雪警報級の降雪時には速度制限がかかり、所要時間が延びることがあります。冬季の利用時は運行情報を事前に確認することをおすすめします。

まとめ

上越新幹線は東京駅から新潟駅まで全12駅を結び、ビジネスから観光まで幅広いニーズに対応しています。2023年からE7系に統一されたことで、全座席コンセント完備・最高速度275km/hと快適性・利便性が向上しました。

各駅にはそれぞれの魅力があり、高崎のだるまや温泉、越後湯沢のスキーと日本酒、長岡の花火大会、新潟のグルメなど、沿線には多彩な観光資源が揃っています。「えきねっと」の早期購入割引を活用すれば、お得に旅行を楽しむことも可能です。

季節ごとに異なる魅力を持つ上越新幹線沿線の旅は格別です。春は梅や桜、夏は花火大会やアウトドア、秋は紅葉と新米、冬はスキーと温泉と、一年を通じて楽しみが尽きません。

この記事を参考に、上越新幹線での快適な新潟への旅をお楽しみください。次の旅行では、ぜひ途中下車をして沿線の豊かな魅力を存分に堪能してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

旅と食の疑問を解決する「たびちえ」です。新幹線や旅館のマナー、ご当地グルメの歴史、スーツケースのトラブル など、旅行者が抱える「なぜ?」を「完全ガイド」で徹底解説。読者の不安に寄り添い、「焦らないでください」のメッセージとともに、あなたの旅を快適にサポートします。

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